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2024.04.30

こんにちは。
最初にnoteを更新して1年が経過したらしいんですが、なかなか言葉を残すまもなく気づいたら2024年も4月を終えようとしているわけであります。
びゅんびゅんと過ぎていく時の速さには、いつも驚かされます。

さて、気の向くままにnoteを作った2023年の私、そして2024年いまの私とを比較すると、それはそれは劇的!ビフォーアフター的な変貌を遂げております。
そもそも私は、社会人としてバリバリ働いていたある日、突然「役者になろう」という降って湧いた考えに従い、3年前に脱サラして上京してきた人間です。一般的にやばめに変人と思われる行為ですが、まあ役者らしいといえば役者らしい道の逸れ方であります。人生の一番の転換期が、役者にシフトチェンジしようとしたその時であることは間違いないのですが、それ以上のイベントは起こらないだろうと思っていたというのに、私は懲りることなく、現在進行形で想定外の人生を送りつつあります。
まったく、人生って、ほんと面白いですね。

今の私のことを、簡潔に自己紹介するなら、以下の通りになります。

・スーツケースとアパレルブランドを運営する会社の会社員であり
・溝ノ口劇場の副支配人であり
・舞台役者である

最初の「会社員」という肩書は、役者を目指しても、捨てられなかったものでもあります。一度は思い切って捨てることも考えた道でしたが、結局のところ、私は大きな会社というチームの中で働くことにこの上なくやりがいを感じていた人間なのでありました。
今勤めている会社が売っているスーツケースや服たちは、心から素敵だと思えてとてもやりがいがあります。なによりも、会社に勤めながら役者がやりたいというわがままに理解を示してくれた、懐の広い素敵な会社です。感謝でいっぱいです。許される限り、「ここで働かせてください」とどこかの千尋みたいに元気に言い続けたいと思います。

続いて、2番目の「溝ノ口劇場の副支配人」という肩書・・・これが、自分でもいまだに信じられない(笑)
事の発端は、昨年の夏に「100年越しの初恋 vol.3」という作品に出演させていただいたのですが、会場が溝ノ口劇場だったことが運命の出会いでした。私は作品の脚本家であり演出家の山本さんのもとで、演出助手として公演の制作周りなどのお手伝いもしていて、そこで劇場オーナーのシゲさんと仲良くなったわけなんですが・・・まさかその約1か月後、「いっしょに劇場で働こう」とお声がけいただけるなんて誰が想像したでしょう。
「なんで わたしが 溝劇に?」と、某予備校っぽいキャッチコピーがすぐに頭をよぎりましたが、さっきも書いた通り、私はチーム戦が大好きで、何より夢を持っている人を支えることに生きがいを感じる人間です。「一緒に劇場を盛り上げるのを手伝ってほしい」というプロポーズを受けて、喜ばないわけがありません。「やったりましょう」と答えました。
まあそれですぐ「副支配人」という大層な肩書を賜るとは思っていませんでしたが(笑)、劇場をちょっと明るくできるマスコットというか、招き猫的な・・・【福】支配人にでもなれたらいいな、と思っています。
日々、演劇にライブにダンスにお笑いに忘年会にマジックに振袖の展示にとめまぐるしくイベントが繰り広げられる劇場では、毎日が誰かにとって「ハレの日」。その1日を手伝えることがすごく光栄です。
溝の口の近くに来たら、ぜひ劇場に気軽に遊びに来てくださいね。

そして3つ目。舞台役者。
舞台に立ったのは、それこそまさに、昨年の「100年越しの初恋 vol.3」からだったわけなのですが、あそこで舞台で演じることの「生感」の虜になりました。その一瞬一瞬でしか作られない、決して繰り返せない時間とか空気を作りだす舞台って、リアルタイムに命削ってる感じがしてめちゃくちゃ怖いけど、同時にとてつもなく魅力的で、中毒的で、楽しくてたまらないことを知ってしまったのです。(そんな自分だからこそ劇場スタッフという仕事は意外と天職だったのかもしれません)
まだまだ駆け出しの身ではありますが、これから先も、もっと舞台の奥深さを学んで、良い作品を作っていけたらなと思っています。
3月からは、念願かなって山本さん主催のとなりのパンダsという団体の正式メンバーに加えてもらえたので、裏からも表からも良い作品を届けるために精進していきます!

そんな、3つのわらじを履いて毎日忙しく、かつ楽しく活動していけているのは、家族や仲間、周りにいるたくさんの人たちのおかげだってことを、これからも忘れずに生きていこうと思います。

そんな明日が誕生日です。時の流れ、ちょっと速すぎやしないかい。
ともあれおめでとう私。これからも楽しく生きていこうね。

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