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お客様相談室の『春の風物詩』への対応

昨日は
お客様相談室ならではの
『春の風物詩』=変質者 
への対応についてご紹介しました

前回はコチラ↓

今回はその続きです

変質者から電話を受けた場合に
どのように対応したら良いか

一緒に見てまいりましょう!!



②架電者の性的指向ではない人に代わる

例えば…
電話をかけてきた方が
女性をいたずらのターゲットにしていた場合
男性に対応を代わる
 という感じです

架電者の性的指向の範囲が広く
誰が対応してもターゲットに
なってしまう場合は

「商品以外のお話はできない」とお伝えし
そのまま切電
していただけたらと存じます


実際私もいたずらに遭った経験があり
男性上司に代わってもらったところ

「チッ‼男かよ‼」と言って
あっさりガチャ切り
という事がありました(^_^;)\

いたずら電話の架電者が
「この会社にいたずらしてもムダだ」
「つまらない」
諦めるように
仕向けていくのが大切だと思います

ただ
「性的ないたずら電話かどうか
 判断がつきにくい場合」もありますよね

私個人としては
扱っていた商品の特性上
「デリケートゾーンにも使えるか?」
というご質問を頂く事もよくあったので

まずは丁寧にお答えし
話が商品から離れ
性的なものになった時点


「商品以外に関することは
 伺えません・回答できません」


などとお伝えして切電していました

「私は自社商品の事を
 お答えするために居る存在ですよ」


という立場をお示しするのが
分かりやすくて良いと思います


もし男性からのお電話で
デリケートゾーンに関する
詳しいご説明が必要な場合は

「詳しい者に代わります」
男性に対応を交代してもらう
こともありました

男女は体の構造が異なるので
こういうケースの場合
同性の方が話が通じやすいからです

いたずら目的の場合は
ここで電話が切れちゃうんですけどね
(´∀`*)ウフフ


③架電者の言葉を復唱する

例えば電話をかけてきた方が
「あなたの下着の色を教えて」と
発言なさったら

「えっ⁉今『私の下着の色を教えて』
 とおっしゃいましたか?」
などと復唱する方法です

復唱によって

①周囲にいる方が異変に気付いてくれる
②「マズい事を言ってしまったかも…」
 と架電者自身が気付く可能性がある 


という利点があります

ただ
口に出すのもはばかられるような言葉を
投げかけられることもあって(>_<)
復唱するのが難しい場合があります

また
周囲の方にも破廉恥な話が広がるので
架電者が「恥をかかされた‼」と
逆上する可能性も否定できません

お相手の感情をあおって
良かった事はない
ので

なるべくなら
「商品以外の事はお答えできません」と
断って切電するか

架電者の性的指向に該当しない
対応者に電話を代わってもらう など

架電者の気持ちが萎える対応
おすすめします


ちなみに
お相手が興奮している時は
電話越しにも「ハアハア」という
荒い息遣いが聞こえてきます

直接言葉を交わす前に
お相手の異変に気付いた事もありますので

お電話対応をなさる際は
息遣いにも注目していただくと
良いかもしれません

皆さまが無礼な振る舞いに
出遭わないことを心より祈っております

万一遭遇してしまった場合
とてもショックだと思いますが
「受け入れない態度」を崩さず
毅然と切電
していただけたらと存じます

お釈迦様の言葉に
「悪口は受け取らなければ
 相手の元に戻る」

というものがありますが

このような
いたずら電話にも言えるのではないか
と思っています

「破廉恥な言葉は受け入れません!!
 そのまま持って帰って!!」
という感じですかね(笑)

※元々お釈迦さまは
「もし他人に贈り物をしようとして 
 その相手が受け取らなかった時 
 その贈り物は一体誰のものだろうか」

と仰ったようです

本日もご覧くださり
ありがとうございました‼

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