出張だって楽しみたい。真冬の金沢ホテルステイ
毎回仕事で訪れる金沢。
もう5回目というのに、かの有名な兼六園にもひがし茶屋街にも足を運んだことがありません。
今回も例に漏れず出張なわけですが、お気に入りホテルに宿泊したので
出張だって少しは楽しむ金沢をお送りします。
鮨 歴々 金沢駅店
私はお寿司が好きです。
金沢では以前来た時にも美味しいお寿司をいただいたのですが、今回は立て込んでいてディナーに出かける時間がない。
それでもどうしてもお寿司を食べたい・・・ということでランチタイムに金沢駅ビル内にある鮨 歴々さんへ伺いました。
鮨セット(8貫+巻物)2,200円+770円で名物ののどぐろ手巻きに変更
さらに追加海老!!
ランチタイムのお寿司はあっという間で食べ足りず・・・
「あとで夕飯用にテイクアウトしに来たい…」とぶつぶつ言っていると
「今ランチで食べたものと違う種類で準備しておきますよ(ニコッ)」
ありがたくミーティング終わりの時間に予約し、取りに行きました。
でーーーーーーーん
よく考えたら自分だけのために寿司のテイクアウトは初めてでした。
サラリーマンの気分。
15分もかからず完食してしまいました。なんて美味しいんだろう。
テイクアウトでも十分すぎるほど美味しかったです。仕事で疲れ切った心に元気をくれました。
最近飲み始めたアルティメットリカバリーMAXよりも効果を実感したのでした。
ハイアットハウス金沢
昨年までメインカードがSPGアメックスだったため、いつでもどこでもマリオット族でしたが、今年からは色々宿泊したいと思っています。
ハイアットハウス金沢は2度目の宿泊。
お隣のハイアットセントリック金沢は広々としたお部屋とハイアットらしいスタイリッシュさ、随所に散りばめられた金沢のアートが素晴らしかったですし
兼六園口からすぐのホテル日航金沢も部屋が広く夜景もバッチリ。そして朝食が美味しいのですが
ハイアットハウス金沢は良い意味でシンプルでカジュアル。
ロビーにコワーキングスペースがあるので出張での滞在にはすごく便利ですし、明るい木目調の館内はリラックスでき、とても居心地がよくお気に入りになりました。
そして何より自然環境保護の取り組みをしているということが魅力です。
部屋には缶タイプの水が2本置いてあり、なくなったら各フロアにあるウォーターサーバーで補充します。シャワーの水圧が下げてあったり、アメニティの素材がエコフレンドリーであったり。
こういったホテルを利用することが自然環境保護に繋がると思い、微力ながら同僚や友人にも勧めています。
金沢駅西口より入口まで
さてホテルまでの道のりですが、金沢駅西口を出ましたら右へ進みます。
クロスゲート金沢が見えたら、ビル沿いをさらに進みます。
少し歩くと看板が見えてきました。
ロビーフロア
エレベーターを降りるとすぐ目の前に通路があります。
この優しい色味の木目が大好きで、早速ホッとします。
ロビーに到着すると吹き抜けの天井と明るく広々としたソーシャルスペースが現れます。
HERALBONYのアートプロダクトが飾られていました。
恥ずかしながらこちらのブランドを存じ上げなかったのですが、とても素敵だなと思い調べたところ、他の作品もすごく美しかったです。
展示会やポップアップを行うことがあるようなので、チェックしたいと思います。
部屋にあらかじめ置いてあるアメニティはシャンプー・コンディショナー・ボディーソープのみです。フロントの隣にはアメニティ―メニューのアイテムが置いてあるので必要なものだけを持って行きます。無駄がないですね。
部屋(デンキング)
エレベーターでカードキーをかざすと宿泊フロアに行くことができます。
ちなみにWORLD OF HYATT会員アプリのデジタルキーは使えませんでした。(うまく使いこなせなかっただけかもしれないのですが)
さて、部屋に入りまして
すぐ左にはトイレ。圧迫感なく十分な広さです。
右手にはお風呂、洗面台
広々クローゼット
上の引き出しにはスリッパ
クローゼットの隣には電子レンジとお水が2本
上の段にはグラスやコップ、カトラリー
コーヒーいただきましたが結構美味しかったです。
左側にはコーヒーメーカーとアイスペール
右下には冷蔵庫が入っていました。(中身は特になし)
大きいテレビと、シンプルなデスク&チェア
反対側には広々キングサイズのベッド
ベッド上にも金沢らしいアートが
ベッドの脇にはベンチソファ(こういうの使いこなせたことがないですが)
ジム
筋トレ好きの「出張先ホテルにジム設備はあるのか、近くにゴールドジムはないか」調べるというルーティーンはお馴染みかと思いますが、安心してください。
定員は4、5名だったかと思いますが貸し切りでした。
スミスマシンもあります。
ダンベルは2kgごとです。
ランニングマシンのほか、バイク、そして大好きなエリプティカルマシンがありました。出張でも旅行でもホテルに泊まると必ず早朝に目が覚めてしまうので、ジムに直行して有酸素運動30分→シャワーを浴びて→朝食をいただきます。突然起き上がって無表情のまま着替えて部屋を出ていくので、同行者がいると驚かれます。
朝食
2023年2月時点、宿泊者全員、朝食はハイアットセントリックのレストランを利用します。
テラスは雪が積もっていますが、少しの距離なので上着を着なくても大丈夫。清々しいくらいです。
朝食はビュッフェスタイルで、それと別に1品卵料理を選ぶことができます。今回はオムレツ クラシックセレクション ハム以外すべての具材を入れていただきました。
ビュッフェは和~洋まで幅広く、品数も多くて良かったです。
朝の日光が差し込むレストランで美味しい朝食、最高でした。
次回もハイアットハウス金沢を利用しようと思います!
金沢駅
チェックアウト後に仕事をし、時間が空きました。
昼間5℃にも満たない極寒のこの日、それでも金沢駅は大混雑。
兼六園口付近のコインロッカーはまったく空いていませんでした。
急がない方はホテルに一度預けに行くか、後々教えてもらいましたが少し離れた赤丸のコインロッカーが空いているそうです。
しかし私にはロッカーを探す余裕がなかった。なぜなら1時間半後にWeb会議があるからね!
ということでスーツケースを持ったままタクシー乗り場へ向かいました。
兼六園口にある鼓門(つづみもん)ともてなしドーム。金沢駅は世界で最も美しい駅14駅の1つに選出されているそうです。
前の週の積雪により、街中そこかしこに雪が残っていました。
兼六園
タクシーに飛び乗り「兼六園の一番有名な入口までお願いします!」とお伝えしたところ、桂坂口に到着。かなりスムーズで10分くらいでつきました。
帰りもタクシーならここが一番良いとのことでした。
タクシー代は1,260円。(現金)
支払いに現金しか使えないタクシーも多いそうなので気をつけたいところです。
スーツケースをコロコロしながら少しだけ園内を散策しようと軽く考えていましたが、雪の積もり方を見て断念。
桂坂口の左手脇の道路沿いにロッカーがあったので、こちらを利用しました。
ロッカーは(小)300円と(大)400円
奥行きがあまりなく、機内持ち込みサイズのスーツケースが300円の方はギリギリ入らないので400円かかりました。小銭必須です。
兼六園にスーツケースを持って行く人はそんなにいないとは思いますが、ご参考になれば幸いです。(実際ほとんど空いていました)
荷物を預けた私は「こうなったら全制覇しよう」と庭園内を競歩くらいの速度でまわりました。ちなみに入場料は320円で、各種クレジットカード、PayPayも使えます。
霞ヶ池の北側にある徽軫灯籠(ことじとうろう)。兼六園といえばの景色ですね。
ここからは美しい冬の兼六園各所を写真でお届けします。
私は唐崎松(からさきのまつ)が一番好きでした。
北陸地方ならではの文化、雪吊。金沢に来たなぁと実感させてくれる美しい光景でした。
エアマックスによる競歩により30分で桂坂口まで戻ってこれました。
寒すぎて手が凍えそうでした。冬の兼六園では手袋必携です。周りの観光客の皆さんも結構な早歩きをしていました。
見城亭
冷え切った体を温めるため、桂坂口の茶店通りにある見城亭さんへ
予約していませんでしたが、カウンター席ならとすぐ座れました。
シックで美しい空間が素敵だったこちらのお店、隈研吾氏が設計したそうです。
金箔のパフェが1番人気とのことでしたが、寒すぎたので能登あずき栗ぜんざいにしました。
コインロッカーから荷物を取り出し、目の前のタクシーに乗り込み金沢駅へ戻りました。(戻りは1,580円かかりました)
滞在時間は短かったですが、居心地の良いホテルで過ごし、美味しい寿司を2度いただき、日本三名園の1つを訪れることができました。
ひがし茶屋街にも行ってみたい。暖かい季節の兼六園にもまた。久しぶりに美術館巡りもしないと。
次回こそは旅行で訪れたいと思います!
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