学校が息苦しいと感じる君に!
あなたは、学校が、教室が、部活動が息苦しいと感じることはありませんか?
あなたにとって、今の学校が合わないと感じていませんか?
無理に、周りに合わせようとはしていませんか?
もしかすると、
その学校は、あなたの本当の居場所ではないかもしれません。
私の体験を少しだけ、お話しましょう。
小学校を卒業し、自宅近くの中学校に進学しました。
地元の公立中学校に行くことに、その当時は何の疑問も感じていませんでした。
1年生の時の担任は理科の先生でした。
朝のHR、「今月の歌」と称して、クラス全員で、ラジカセに併せて、大声で合唱していました。「青春時代」「なごり雪」、先生の選曲だったり、生徒のリクエストだったりしたのでしょう。
何となく、クラスの皆も穏やかで、フワッとした1年間、そんなクラスの雰囲気でした。
2年生になると、担任が、女性の英語の先生に替わりました。
授業は熱心にされるけど、クラスづくりには、あまり関心がない様でした。
先生は、夏休みには、海外の研修に参加するなど、ご自分のキャリアアップには大変熱心でしたが、・・・。
中2の連休明け頃から、だんだんとクラスの雰囲気が、楽しくなくなってきました。加えて、学年集会では、いつも生徒指導に関するお説教ばかりされるようになりました。遅刻が多い、自転車の並行走行など。
数年前までは、学校が荒れていましたが、その当時はとても落ち着いた学校になっていました。マナーの悪い生徒がいるとのことでしたが、大部分の生徒には全く関係のないこと。次第に、放課後にも、たびたび、理由をつけて残されました。
学校立て直して、その中学校に集められた強面中学校教員にとって、活躍の場面がなくなる不安を感じて、生徒に対しては、厳しく接していたのかもしれません。
中1の頃と比べて、1学期の終わりには、学校があまり楽しくなくなってしまいました。
夏休みのある日、母親に、「今の学校はあまり楽しくない!」「中学を受験して、私立にでも行けばよかったかも・・・。」とこぼしたことがありました。
その翌日、母が、「2学期から入れる私立の中学校があるけで、試験を受けてみない?」と、・・・。
そして、その翌日には、編入試験を受験していました。
試験後すぐに、合格が発表になり、2学期から新しい学校へ通うことが決まりました。
新しい学校は、ミッション系の中学校でした。
当時、その県内の公立中学校の中には、荒れているところもあり、多くの生徒がその中学校から「避難している」そんな感じもありました。
また、地元の公立中学校が、男子生徒は坊主という校則が残っていて、その中学校を積極的に選ぶという事例も少なくありませんでした。
男子校ということもあり、女子の目を気にすることもありません。
ミッション系ということもあるのかもしれませんが、当時、同調圧力がほとんど感じられませんでした。
(私が、まわりの空気を読むのが、少し苦手だったからかもしれませんが、、、。)
クラスには、いろいろのオタクがいました。
森村誠一オタクは、授業中も、その小説を読んでいましたが、特に注意をされることはありませんでした。
鉄道オタクは、文化祭の時に、教室一杯のジオラマを作成し、自慢顔でした。
古代史オタクは、地元古墳の発掘現場になんども足を運び、精密な調査報告を作成していました。文化財保護課もびっくりな出来でした。
日本軍オタクは、第2次大戦の主要な戦局を、地図上に正確に再現していました。そして、日本軍が勝つ、作戦を見事に考案していました。
TVゲームオタクは、すべてのステージの攻略法を、ノートに書き留めていました。 などなど・・・・。
この中学校では、人とは違っていること、極端な程に、のめり込める分野を持っていることが、価値あることで、他人に同調することは、レベルが低いことだと思われていました。
個性的であること、人とは違うことが、ごくごく普通なこと。
そんな雰囲気でした。
そんな学校だったから、私は楽しく、毎日の中学校生活を送ることができました。
学校って、こんなに違うもんか・・・。
正直なところ、当時の私が感じたことです。
学校が自分にあっていなければ、自分を無理に合わせるのではなく、
自分に合った学校をさがして、そこに、転校するのも悪くないのでは、・・・。
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