見出し画像

部活に入らないといけないという考えを持っている人が多い【いまこそ意識改革の時】

高校だと部活に入っていない人もそれなりにいたため、部活に入っているからいいとか入ってないから悪いといった空気はなかったのですが、中学校ではほとんどの人が何らかの部活に所属していたため、

何も入っていない奴=悪というふうに思っている人が結構いました。
中学時代にそういった会話を耳にしたことが何度もありました。

後、親でも中学生になったら入るのが当たり前という考えを持っている人が結構います。

でも思うのですが、入りたい部活がない人はどうすればいいのですか?

無理矢理どっかに入れというのですか?

もし、興味のない部活に入ってしまうと、練習へのモチベーションが全くなく、練習を適当にやってしまうことにもつながります。

もちろん入ったからには頑張るぞ!となれる人だったらいいのですが、みんながそういった感じでやる気になれるわけではないのです。自分は確実に興味のないことにはやる気が出ないタイプです。

そうなったら同じ部活内の人から良く思われず、人間関係が壊れてしまいます。こうなると、普段の学校生活にも支障が出てしまうことになり、最悪3年間ずっと嫌な思いをして過ごすことになるのです。

部活というのは本来入りたい人が入る場所なのです。学校で1日長い時間を過ごして疲れがたまった後にやるものですから、自分がやりたいと思うようなものじゃないと到底続かないです。

明らかに部活は強制していいものではありません。これはジャイアンリサイタルを聞くことを強制されているのと同じだと思っています。

興味がある部がないからという理由以外にも、家に帰って勉強したいという人や学校終わりは遊びに費やしたいから入らないという人は当然います。

こういうと必ず言ってくる人がいるのですが、
「部活を言い訳にするな!部活に入っていても成績が良い人なんていっぱいいるぞ!だからごちゃごちゃ言ってないでどっかに入れ!」と

確かに部活から帰った後に勉強をすれば成績を上げられることは可能です。だから間違ってはいないです。

しかし、そういうふうに全員ができるわけではないです。6時間授業を受けた後に、さらに部活もすると大変疲れるのです。いくら自分の好きな部に入っていてもやっぱり疲れてしまうことは事実です。

勉強に専念するために部活に入らない人で、こういう意見を持っている人がいるとしましょう。

俺は文武両道できるほどの体力がない。だから部活には入らず勉強に集中したい。

ちなみにこれは逃げでは全くないです。自分の特徴を捉えてその上で考えて行動しているだけです。

もっと色々な選択肢があっていいと思います。

まとめとして、部活は入りたい人だけが入るものであり、入らない人=悪という風潮は今後無くしていく必要があるということです。

ただこれはかなり難しいことなんですよね。なぜかというと、悪とか良いというのは人々の意識の問題なので、法律や制度を整えてもどうにもならないです。

こういう考えはすでに人々の間に根付いているものですから、意識改革というものが必要なのですが、具体的な案は何一つ思いつかないのが現状です。

いずれは部活に入っても入らなくても、他の人から変な目を向けられないような学校が理想ですね。

ではまた


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?