自律神経失調症の鍼灸師です。

僕自身、自律神経失調症の診断を受けています。
手の震えやめまい、動悸などの症状は頻繁にありました。

鍼灸で症状自体は治っていることが多いです。
自律神経が一度乱れると基本的に完治することはありませんが自己管理をすることで日常生活も問題なく生活できる時間が格段に増えてきます。

僕は鍼灸師ということもあり自分でツボを刺激することをして体調管理をしています。
よく使っているツボは合谷と太衝というツボです。

合谷は手の甲にあり、中手骨という骨の親指側にあります。
範囲は広く押してみてズーンと気持ちよくなる場所が合谷です。
東洋医学的に気を動かす作用があり自律神経症状によく使われるツボです。

合谷

太衝は足の甲にあり、こちらも合谷と似たような場所に取ります。
こちらは足の人差し指と親指の間から骨に沿って足首側に指を沿って指が止まるところに取るのがいいです。
東洋医学では血を動かす作用があるツボとされていて自律神経のほか血流に関わるツボでもあります。

太衝

合谷と太衝は二つを合わせて自律神経を整えるツボどして使うことが多い場所です。自律神経が乱れている場合にまず使うことが多い組み合わせです。
軽い不調であればこの二つだけでも十分効果があるので指で5秒から10秒ほど押して体調を管理するのもいいかと思います。

和歌山の鍼灸院 睦月

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