「1日に二リットル水を飲むといい」と聞きます。 その水分は食事の中に含まれている水分を含んでの量なので水として飲む量は必ずしも二リットルとは限りません。 食事の際に汁物を必ず入れている方とそうでない方では水として飲む量に違いが出てきます。 また、利尿作用のあるものをとっていると少し水分補給の量を増やした方が良い場合もあります。 食生活によってそれぞれがとる水分量も変化していきますし一度に飲む水分もあまり多くては体に負担になってしまいます。 一回で大量に水を飲むと身体の中の
鍼灸や他の医療関係の機関でも通う頻度や期間について疑問に思うこともあるのではないでしょうか? 鍼灸は鍼やお灸をしてからしばらくの間ツボの効果が持続します。 鍼は皮膚や筋肉に微細な傷を作りその傷を治すために血液が刺した部分に集まり修復が完了するまでツボの働きが続くと考えられますのでおよそ二、三日は持続する場合が多いです。 例外もありますが不調の改善というのであれば週に一回程度を目安として考えていただければいいです。 人間は急な変化に対してストレスを感じやすくなっているので急
日本の冬の空気は乾燥していることが多く喉の粘膜もそれによって乾燥してしまうことがあります。 喉がイガイガしている、痒いような感覚があるのは粘膜が乾燥していたり炎症が起きている時に多いです。 喉の粘膜は菌やウイルスに対する防衛のためにも必要なので乾燥してくると体に菌、ウイルスが侵入してくることにもつながります。 冬も夏場と同様にこまめに水分補給をして喉の乾燥を予防することが大切になってきます。 また、暖房器具を使っていると知らず知らずに汗が出ています。 乾燥した冬場には汗が出
姿勢を見ると腰痛になりやすいタイプがよくわかります。 立ってもらって正面から見た時に手の甲が見えていると腰への負担が大きく腰痛を持っている可能性があります。 手の甲が見えているということは腕が内側に回旋しているので肩が内に巻いてしまい背中が丸く猫背になりやすくなっています。 そうすると腹筋がうまく使えず腰の筋肉だけを使って体幹を支えようとしてしまうので腰の筋肉に大きな負担がかかってしまい腰痛となることがあります。 体幹は腰の筋肉と腹筋の双方で支えていることで筋肉の負担が分
冷たい空気は下に溜まりやすいですから足元から冷えてきやすくなります。 末端冷え性の方には辛い季節かと思います。 手首や足首など動脈が皮膚の近くを通っている部分が冷えると体全体が冷えやすくなるので冷えにくいように服装などで注意していただければと思います。 筋肉が冷えると動きが鈍くなり腰痛や肩こりにも影響しやすくなります。 体を効率良く温めるのは大きな血管のある部分を温めるのがいいです。 お臍のあたりや背中など大きな血管がある部分の血液を温めることで温かい血液が全身に巡るので
東洋医学では落ちる枕と書いて「落枕(らくちん)」と言われることもあります。 急性期の痛みになるので痛みがでてから早めに対処すると回復が早い症状でもあります。 寝違えの時には痛みのでている場所から離れた場所にあるツボを使います。 痛みが出ている部分に炎症が起こっている可能性が高いため痛みのある部分に何かをすると痛みが悪化することが多いため少し離れた部分からアプローチするのがいいとされています。 なので寝違えて痛みが出ている時に自分で首に何かをするのは控えていただきたいです。
意外と日本の諺などに鍼灸にかかわるものが多いです。 病膏肓にいる これも東洋医学に関わるもので膏肓という名前のツボがあります。 読み方は『こうこう』になるんですが背中にあるツボで東洋医学でもこの膏肓というツボから邪気と呼ばれる外からの刺激が入り込んで体に不調が現れ全身に波及すると膏肓に再び戻ってきて心臓に悪影響を与えると言われています。 膏肓というツボのケアをしっかりとしておくだけで邪気が体に入りにくくなり病にかかりにくい強い体になると言われています。 ツボの取り方はち
何書いていいやらと思いつつ考え中です
夏から秋に変わる時期にも鬱のような症状が出やすくなっています。 自律神経が乱れやすかったり夏場の疲労が残っていたりすると出やすい傾向にあると思います。 自律神経に問題がある場合には朝方や食後など自律神経が切り替わる時間帯にうつうつとしてしまうことが多いです。 血液が脳に向かいにくくなってくることが原因の一つとも言われるので脱水であったり首こりでも鬱々としてしまいやすいのでもともと首こりがあったり水分をあまり取る習慣がないとさらに鬱の上場が出やすいです。 ストレッチや水分補
掌、足底の火照り、胸がもやもやして落ち着かない状態を東洋医学で五心煩熱(ごしんはんねつ)と言っています。 水分不足やホルモンのバランスがくずれていると起きやすい症状です。 のぼせも一緒に起こっている場合もありますのでぼーっとしてしまったりイライラと気持ちが落ち着かない場合もあります。 交感神経が強く働いている状態とも言えます。 なので副交感神経が働きやすいようにすることで症状が落ち着く場合があります。 お風呂や散歩、ストレッチなど副交感神経が働きやすいことをするのをお勧
喉に梅の種のような塊がつっかえているような感覚があるけど水を飲んでもとれず、吐き出すこともできない。 検査では何もつっかえているものはなく特に異常が出ないものを梅核気と読んでいます。 現代医学では喉の感覚異常やストレスによって起こっていると言われるようです。 東洋医学では気が滞っているという状態と言えます。 一度咳払いをしても良くならない場合はそれ以上咳払いをしないほうがいいです。 咳払い自体で喉に負担がかかって炎症を起こす場合があります。 喉の症状ですが喉自体に何か
いつの間にやら月が変わって九月になってました。 どうでもいいようなお話しですが東洋医学では数字にも陰陽が割り振られてます。 奇数が陽、偶数が陰となっています。 1から9までの数字で9が陽の性質のある数字で一番大きい数字となります。 9月には重陽の節句というのがあります。 9月9日で先ほど書いたように9は陽のなかで一番大きな数字が二つかさなっていることから陽が重複している重陽と呼ばれるようになったとか 一年の中で一番陽の力が大きくなる日がこの重陽の節句だそうです。 鍼灸の
人間の体はいろんな情報を発信しています。 指先一つとってもいろんなことを教えてくれます。 例えば逆剥けが多いと指先まで血液がしっかりと行き渡っていないことで起こっている可能性があります。 心肺機能が低下しているのか、血液が粘性を帯びていて流れにくくなっているのか そういう可能性を考えることができます。 他にも爪の色をみて白っぽくなっていると貧血気味であるかもしれないと考えます。これも指先まで血液が行き渡っていないことで赤みが薄れてしまっています。 東洋医学的にはより細か
無花果でジャム作りました。 自分で作ると砂糖の量を調整できるのでいいですね。 砂糖少なめなのであまり日持ちはしないですがすぐ無くなりそうです。
鍼灸院でもお灸をしている所としていない所があります。 お灸は火を使うこともあってつきっきりで施術する必要があるのでどうしても人手が取られるのと鍼に比べると時間もかかってしまう場合が多いので鍼だけの鍼灸院も多いです。 鍼とお灸の両方をやっているのは個人でやっている鍼灸院ばかりになってきました。 個人的にはお灸が好きなのでちょっと寂しいです。 お灸は熱めの刺激とぽかぽか温かい刺激のものがあります。 ツンと熱めのお灸をすると交感神経がぽかぽか温かいものだと副交感神経が働いてく
日本は四季があるので4回気候の変化が起きやすい時期があります。 自律神経失調症には辛い時期でもありますね。 それぞれの変化が起きやすい時期には次の季節に向けて身体を合わせる為に体質も変わりやすい時期といえます。 そう言う時期に体調を崩してしまうと季節の間は体調管理に追われることも多いです。 季節が変わる時期ほど無理せず少しでも不調を感じるなら早めに対処することをお勧めしています。 夏から秋への変化では冬に向けて食欲が増えて脂肪をつけようとする場合が多いです。 夏の暑さに