見出し画像

【#138】冷静な自分を取り戻すコツは「把握→評価→分解→決断」の流れにあり

最近、やりたいことが多いのになかなか時間が取れないと感じることが増えてきました。気候も暖かくなり、花粉も段々と落ち着いてくる頃、フルマラソンに向けたトレーニングを本格的にスタートすべく走る時間を作りたい。ジブン株式会社の経営のために自分時間でインプット&アウトプットに集中して向き合いたい。家族との時間を充実させるために一緒に過ごす時間をたくさん作りたい等。

とはいえ、精神と時の部屋に篭れるわけでもなく、皆平等に与えられる24時間なのでその中でなんとかやりくりしないといけませんよね。

ここは一つ冷静に、しっかりと自分の過ごす「時間」に向き合い、何にどれだけ時間を配分するのかということをより強く意識して過ごすべく振り返りを行おうと思います。

何度か読んでいる「やめる時間術」 著:尾石晴さんの書籍を読み直しながら、改めて自分時間を取り戻すためのポイントをおさらいしました。

この本は著者の尾石晴さんが外資系企業に勤める中で子育てと仕事の両立をすべく、実際にいろんな工夫をしてきた実践が書かれています。

書籍の中でも書かれていますが、巷に溢れる時間術の本は24時間を自分のために使える人に向けた本が多いなあという印象があり、子供の送り迎えや食事、お風呂、寝かしつけ等育児に携わるパパママにはあまり実践的ではない気がしてます。

この本は外資で激務の中で管理職やりながら家庭をやりくりされている実体験に基づいて書かれているので、全部一気にというのはハードルが高くてもつまみ食いして少しずつ実践ができる書籍ですので、おすすめです。

さて、早速ですが再度読み直し、改めてめっちゃ大事だなあと思うことがありましたのでご紹介します。

それは、把握→評価→分解→(やめる)決断という一連のプロセスを愚直にやるという話。自分が何にどのくらいの時間を使っているのか把握をして、それを記録する。その記録した時間の使い方は自分の中での評価軸で考えて良い使い方なのか、悪い使い方なのか、ジャッジする。悪い時間の使い方だと思った場合は、どこが悪いのか考える。そのためには、時間の使い方を状態で捉えずに、アクションにして細かく分解してみる。例えばソファに座ってくつろぐ時間が×なら、「ソファに座ってくつろぐ」を、①コーヒーをいれるために青いカップを手に取り、②コーヒーを入れて、③足をクッションの上に置き、④ソファに座り、⑤SNSを見る。アクションに細分化したことで、実は自分がやめたい時間は「⑤SNSを見る」であると気づく(実は休めてなかった)。そこで、ソファに座っても「⑤SNSを見る」はしないと決めることで、自己評価は×から○に変わる。

時間がないと思っている時ほど、冷静に自分を見つめることってできてないなーと本を読み直して改めて思い返しました。

なんか振り回されてバタバタしたまま1日が終わる日が続くと、生きてる感じがしなくなってきますからね。仕事も仕事外も、時間に追われていると感じる時ほどまずは現状把握から。しっかり記録して見える化することで、自分時間を取り戻していこうと思います。それでは!


この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,516件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?