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作家の酒見賢一さん死去(令和5年11月7日) 「後宮小説」で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞

Wikipediaページを閲覧していてちょうど6ヶ月前にお亡くなりになられていたことを知りました。ご冥福をお祈りいたします。


ニュース記事は昨年11月15~17日に発表されていたものでした。
その頃私は何をしていた?
11月5日に阪神タイガースが日本一になり、30日にその記事を書いた。
ちょうど忙しかった頃です。

雲のように風のように

平成2年3月21日に日本テレビ系で途中にCM を一切挟まずに放送されました。後述する小説「後宮小説」がアニメ化されたものです。アニメの方を先に視てしまったわけです。

後宮小説

こちらは平成元年発売のハードブックと5年発売の文庫版の両方を所持しております。文庫版にのみあとがきが収録されており、「雲のように風のように」を視た酒見先生より、登場人物(王斉美、菊凶)へ対してのメッセージがありました。

アニメと原作の違い

平日午後にアニメスペシャルとして放送されることを新聞広告面にて知りました。主人公銀河役の佐野量子さんが出演されていたTBS東京放送ラジオからの情報ではなかった記憶があります。後日にアフレコがどんな感じだったかを量子さん本人が仰っていたかと存じます。

つまり、全年齢向けのアニメスペシャルとして映像化。
原作を忠実にアニメ化するなら深夜時間帯しか無理でしょう。何せ、書き出しがいきなり「腹上死」。アニメの方は前帝が崩御されたと思われる寝台の天蓋が2組閉じられる表現をしています。

昨年、夏から冬の始まりにかけて後宮小説も読んでいた

新美南吉童話集を買って読んでました。「手ぶくろを買いに」とか、冬の始まりから春の訪れまでの季節が多いですね。読みながら「手ぶくろを買いに行けるような寒さが全然来ないよ」と思ってました。

後宮小説の方は「崩御」「宮女狩り」「入宮」「双槐樹」「仮宮」を読んでました。

今の中国と中華民国がある場所に「素乾」なんて王朝が存在したことはありませんよ

はい、「素乾書」、「乾史」、「素乾通鑑」という歴史書を図書検索したことがあります。ファンタジー上の書物な訳ですから現実世界の図書検索で見つかる筈がありません。
また、宮下あきら作「魁!!男塾」に登場する「民明書房」も途中まで信じておりました。
作者が創造した世界を舞台に作品が作られる、それがファンタジー。



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