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西九州旅行記①(長崎編)

拙僧は大学生の間に九州を6回訪れているのだが、旅行のメインとなる県が毎回異なっている(宮崎がメインの回だけない。宮崎県民の皆さんごめんなさい。)。

前回(2021年11月)九州を訪れたときは、福岡県がメインであった(下記のnote参照)。今回の旅行では長崎県がメインとなる。

2022年9月23日に西九州新幹線が開業するというわけで、開業前に長崎に行っておきたいという精神から今回の旅行を実行するに至った。
普通は新幹線が開業してから行くというものだが、拙僧のような変な人たちは、開業後に色々と変化するのを惜しいと思って(長崎本線の電化設備撤去など)、開業前に行きたくなるものである。現に、拙僧の友達数人もこの時期に長崎を訪れていた。

なお、2022年9月の九州は台風ラッシュで、拙僧が九州を旅行した直前には台風11号、直後には台風14号が上陸していた。
その間をくぐり抜ける感じで、九州に滞在した4日間は天候に恵まれたので、相当運が良かったのだと思う。

以下、2022年9月10日〜9月13日にした、3泊4日の西九州旅行を記録していく。

ちなみに、1日目は青春18きっぷ、2〜4日目は旅名人の九州満喫きっぷを使っての移動となった。
旅名人の九州満喫きっぷは中々に便利で、私鉄を含め九州の全ての鉄道路線に乗ることができる。西九州地域は私鉄も多いので、このきっぷがかなり役に立った。

4日間の旅行を2分割し、このnoteでは前半の1日目と2日目の行程をまとめることにする。

1日目


18きっぷの利用期間最終日ということもあって、この日のほとんどは移動に費やした。

とりあえず、岡山からひたすら普通列車を乗り継いで、佐賀駅まで行った。
さらっと一言でまとめているのだが、岡山以西の普通列車のみでの移動はかなり疲れる。
特に山口区間なんて、もはや新幹線に課金しないかどうかの我慢対決である。個人的には静岡区間よりよっぽどキツい()

佐賀駅には初めて来たのだが、割と小さくてビックリした。県の代表駅の中では、山口駅、大津駅、津駅に次ぐショボさな気がする。

それから、佐賀市内を色々と散策してみた。

鍋島直正像
佐賀城

この日は佐賀市内に宿泊したため、これで終了である。2日目以降の前座という形になった。

2日目


まず、佐賀駅から唐津線に乗って西唐津駅まで行き、そのまま折り返して筑肥線・松浦鉄道線を経由し、佐世保駅まで行った。ここら辺はほとんど未乗路線だったので、とにかくたくさんの路線に乗れる経路で移動した。

途中、本土最西端の駅や鉄道線で最も駅間距離が短い区間を通ったりした。

本土最西端のたびら平戸口駅

佐世保駅では乗り換え待ち時間があったので、駅周辺を少し散策してみた。

佐世保港町
佐世保港

それから、大村線・長崎本線を経由して浦上駅まで行き、路面電車に乗り換え、平和公園を訪れた。

大村線は海の近くを走る区間が多く、車窓を楽しめた。

原子爆弾落下中心地碑
平和祈念像

広島の平和記念公園は8ヶ月前に訪れており(その時のnoteは下記参照)、ここでも同様に恒久の平和を祈ってきた。

次に、浦上天主堂まで歩いて行った。
中にはタダで入ることができたので、天主堂内も見学してみた。

浦上天主堂

遠足かなんかだったのか、小学生が大量にいた。拙僧はそれに紛れる感じで、この付近を移動した記憶がある。

その後、長崎市電の各路線を乗り潰しつつ、グラバー園を訪れた。大浦天主堂もすぐそばにあったのだが、入場料が高かったので入るのを諦めた。

大浦天主堂
グラバー園①
グラバー園②

それなりに広く、おしゃれな庭園であった。また、海外の文化にもふれることができ、面白かった。

その後、オランダ坂や長崎水辺の森公園、めがね橋などを訪れたりした。

オランダ坂
長崎水辺の森公園
めがね橋

この日は気温がかなり高く、長崎は坂が多いこともあって、途中からかなり疲弊してきた記憶がある。

それでも、最後に長崎ロープウェイに乗って、稲佐山展望台を訪れた。

稲佐山からの夜景

稲佐山からの長崎市街の夜景は大変美しかった。2週間前に函館にいた時(その時のnoteは下記参照)も同じことを思った気がするのだが、一人で見るにはもったいない程であった。

この日は長崎市内に宿泊したため、稲佐山から下山して終了である(続きは下記のnote参照)。

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