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変えの効かない存在

というと、唯一無二の存在ということだ。
母親もしかり、我が子も然り。
母乳が出ると、授乳からは逃げられない。
すぐ仕事復帰するわけでもなければ、育休中は母乳をあげられる時はあえて胸も張るしミルクにする事はない。
愛着形成のためにというか、赤ちゃんも落ち着いてくれるし母の体温、匂いも感じているのだろうか。
休みたい時はミルクで混合、それもありだと思う。むしろ出ない人はミルクだけの人もいる。
すぐ働きに戻る人もそうだ。
ただ、寝れない!しんどい!逃げたいと思ったのは産後1週間は特に強かった。なぜなら睡眠不足と身体中の痛みと、乳首が痛かったから。
それも落ち着いてくると、お乳を求めて泣いてくれる、一生懸命腕の中で飲んでいる姿、むせながらも飲んだ後大人みたいなゲップをする姿とか今しか見れないと思うと勿体無くて、時間が過ぎるのが早くて可愛さ倍増する。

幸せな事だ。
こんな赤ちゃんと関わることができるのは。
そう思うと今のこの瞬間を大切にしたいと強く思う。
夜泣きで抱っこしていないと寝ないのも、いつかは終わりがくる。
1ヶ月検診で先生も言っていた。一生この生活が続くわけではないと。
夜泣きに苦しむ気持ちもわかるが、抱っこしてニッコリ笑ってくれたり、それで穏やかに寝てる我が子の温もりを感じるこの時間は今しかない。

そう思うと自然と苦痛も軽減していた。

焦る気持ち、戸惑う気持ち、困惑、イライラ、色んな感情が一気に押し寄せてくるけど、愛しい小さい目の前の赤ちゃんを目に焼き付けて忘れないようにしっかり逃げずに関わっていこう。

母の体温、匂い、鼓動、声、、全部覚えていてね。

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