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超90歳のドライアイ

色んなニュースを観ていると、90歳に達する前に亡くなって行く人達も結構居るね、特に男性は。

でも、今では90歳を超えて元気な人たちも、またそれなりに存在するのだろう、当然その人たちについては訃報も報じられない訳だから。

そこで、90歳を超えてもナンとか頑張っている人間は、その存在を自ら発信してアピールするしか無いね。

ところで、今年は特に暑い、季節外れの異常気象が長く続いた。熱中症の話題が多かったようだが、私自身が経験したトラブルはこうだ。

それはドライアイの話なのだ。高齢化すると、特に当然起こり得るように見聞きしていたので、この夏自分が経験した、夕方くらいから就寝するまでの間、目が赤くなり、オーバーに言えば、痛みさえ感ずるようになり、その上目やにがやたらに出てきて睫に付着すると、その一部が固まって視野を遮るようになり、夜の食事の前後にわたる国際ニュースやらドキュメンタリー、専ら海外ドラマなどの視聴がとても困難で、観難(みにく)くなって往生していた。

目薬も通常のシンプルなものも、ドライアイ専用のものも試してみたが、ほとんどナンの効果も認められ無い。

その内、眼科の診療も受けねばならないだろうと思いながら、自家用車も手許に無い現状では、この暑さの中バス停まで歩いて外出するのもまた、90歳の身にはそれなりの負担となる。

というようなエクスキューズの下グズグズしている内に、はや10月の声を聴くことになり、さすがに朝晩はかなり凌ぎやすくなって来た。

すると、どうだろう。気が付いてみると、夜かなり遅い時間までテレビを観たり、iPADをチェックしていても眼に特別の違和感は無くなっていた。まあ、多少赤みを帯びていることもあるが。

つまり、このドライアイ・トラブル解消についての私の推論の結果はこうだ。

異常気象による高温状態が不自然に継続して、ヒトの眼球を覆っている水分までを不自然に蒸発させていたという異常現象が発生していたのだろう。

無論、これは高齢者特有の問題だったのかも知れない。若い人たちもこうなったということは格別見聞きしたことも無いから。

90年も生きていると、色んなことを体験するものだ、戦争もその一つだが。

だから、ダサいと言われることがあっても、書いてみて余り関心を惹かれなかったとしても、私は粛々と書き留めて記録して行くまでだ。

1945年3月10日東京大空襲(死者約10万人)

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