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悩み苦しみ、もがくあなたへ

【心の病気から学んだこと】

悩み・ストレス・心の病気を治すための方法は
どれだけ自分をメタ認知できるかどうかだと
思っています。

考え方の思考の癖を分析し、それに応じて認知行動療法を行う。そうすることで、自分の思い込みや決めつけという【認知の歪み】に気づくことができる。

僕は毎朝、朝日記を書き続けていました。
その300ページ越えのおかげで、元々メタ認知する能力は高かったと思います。

そして全ての不安は、【未来をコントロールしようとする】から生まれるのだと思っています。

健康診断に引っかかった時、何か大きな病気だったらどうしよう、そうじゃない未来にしたいな…と思うから、不安が増大していくんです。

自分でコントロールできることと、自分ではコントロールできないことの区別を自分で線引きする。

周りの評価を気にしながら生きる、空気を読むというのは自分ではコントロールするのがとても難しいことです。

だからこそ、そこは相手に委ねる。どんなに好かれようとしても、相性が合わない人はいて当たり前です。

そこをどうにかしようとするから、苦しくなる。

【みんなに違ってみんないい】

まさに、この言葉に尽きると思います。
何をしてもいいんです。自分の心に正直にー。

前向きになれない日があっても当然だし、そういう時は全て吐き出せばいい。

そして、吐き出してスッキリしたり、その吐き出したことの中に、認知の歪みがないかどうか分析していく。

そうすることで、
なんで自分だけが…自分は嫌われた…
自分は能力がない…今日は幸せなことがない…
と言ったネガティブな方向の考えをしていることに気づくことができると思っています。

自分だけじゃない、同じように苦労している人はいると言った仲間意識や、五体満足である幸せ、服が着れる幸せ、朝昼夜ご飯が食べられる幸せ、寝る場所が、休める家がある幸せー。

たくさんの幸せだらけなんですよね。
当たり前なんですけど、そうじゃない経験をして、死にそうな時期を乗り越えたからこそ、今はそう力強く思えます。

これは当事者にしかわからない辛さですが、僕の病気の辛さは、言ってみれば100階だてのビルの屋上の柵を乗り越え、飛び降りるそうなものと同じです。そんなこと、頭の中ではありえないと思っていても、そう頭が錯覚してしまう。それが僕の発症した【強迫性障害】というものです。

でも、見た目じゃわからないんですよね。普通の人のように見える。心の病気って、治ってるかどうかもわからないし、周りの人も気持ちを汲み取りにくいし、そもそも病人だって思ってもらいにくい。

でも当事者からしてみれば、それすらもかなり辛いことで…【心の体力メーター】みたいなのがあればいいのになって思ったりします。

でも、これを乗り越えつつある今、分かったことはたくさんありました。

自分がいかに恵まれて、幸せな環境にいるかということ。

自分はとても素敵な人間で、素晴らしいということ。

そして、誰よりも人の心の痛みに寄り添える引き出しを手に入れることができました。

考え方の癖を治していかなければ、心の病気は治りません。薬はビルの高さを下げるだけで、実際に柵を越えて飛び降りるのは自分自身なので。

だからこそ、今年は人生が一周回って、まさに自分の人生の第2章が始まったような気がします。

自分に優しく、自分を愛して、人生一度きりなんだからやりたいことを好きなようにやろうって。

幸せはやっぱり、求めるものではなく、【気づく】ものなんだなと思います。

わかる、理解するよりも最も難しい。
知識として頭に入れても、体験しなければ何の意味もない。経験がものをいう。

だから、辛い経験はしたくないけど、しないとわからないことがたくさんあるし、他人事でしか理解できないんですよね。

僕は、そんな人の心に寄り添える人間になりたい。それがどんな仕事で、どんな形でなのかはわからないですが、今の僕には先生として子どもに寄り添うことなんだと思う。

特別支援の教育を学んで、特支の子どもに誰よりも寄り添える、そんな気がしています。

また、夢はラジオパーソナリティなので、こういった考えを執筆する活動を続けながら、ラジオ配信も続けて、いつか自分のラジオ番組を持つのが夢です。独立して働いていくのが、やっぱり面白い。

最近、同じ病気の友達(というより病友?笑)が、自分でフィナンシェのお店を開くという話を聞きました。

すごいなって思ったし、自分ももっとやりたいことに貪欲に、夢を追いかけたい。

海外にもっと携わって、日本人学校で働くのも夢だし、ラジオパーソナリティに転職して携わるのも夢。人の悩みを聞いてあげられる相談機関や、そんなカフェを作るのも夢。夢だけはいくつあってもいいし、口に出すことで現実になると思ってます。

採用試験も、JICAの試験も、どっちも合格できたのも、口に出して言い続けてきたから。

だから、僕は幸せのためだけに生きていく。
人のため、世のためよりも、まずは自分。
周りも過去も、そんなの何も関係ない。
生きているだけで十分幸せなのだからー。

少しずつ、体力も回復してきているので、無理しない程度に、夢は大きくコツコツと行動し続けていきます。

認知行動療法については、思考日記というアプリがとても便利です。以下の項目に当てはまっていたら、その考えって役に立たないところはないのかな?と、自分の歪んだ考えを疑って、受け止めていく。

人生、なるようにしかならない時もある。
まぁ、仕方ない、しょーがないや。

こういう感覚を大切に、軽やかに人生を生きられるように。

もうそろそろ2月も終わり、3月が来る。
この耐え抜いた冬、雪が溶けて春が来る。

4月から心機一転、再スタートを切れるように、体調第一優先でゆっくり進めていきます。

皆様も、今ある幸せに目を向けて、自分を追い込みすぎず、少しテキトーに人の考えを受け流して、気楽に生きていって下さいね。

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