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【言葉】きっと、あなたの右手にスマートフォン

ウバといいます。
訪ねていただきありがとうございます。



娘さんは、最近プリンにくびったけである。わたしが買い物に行くと必ずついてきて、カゴの中にプリンを入れてくる。3個セットのやつだ。4人家族で喧嘩になるアレだ。

ところが我が家では喧嘩にならない。娘さんが3個とも食べるからだ。わたしよりプリンが好きそうだから、わたしはプリンがキライだ。



さて、そろそろ本題に入ろう。このくだりは本文にまったく関係がない。ほんとうに申し訳ない。娘さんが可愛すぎてつい……ここから先も読んでくださいね?


さっ、本文!


わたしは普段から言葉つかいには気をつけて生きている。とはいえ、正しい言葉を使ってるわけでもない。間違いだらけだろう。

敬語とか尊敬語と呼ばれる言葉たちも、わたしは勉強してこなかった。そのため、相手が先輩だろうが後輩だろうが丁寧な言葉(自称)で会話している。

略語というものがある。代表されるのが、チョベリバだ。もちろん知ってますよね?チョベリバ。超ベリーバッドの略語である。

1990年代後半に流行した言葉だ。小学生だったわたしもよく使っていた。チョベリグ(超ベリーグッド)もセットだ。

おそらくどちらも略語の代表ではないし、死語である。だが、このように昔から略語というものは、生活に浸透している。

そして現在。おそらく毎日みみにする略語がスマホだろう。スマートフォンの略だ。ほんとうに聞かない日はないし、触らない日もない。

わたしには、このスマホという言葉にどうしても違和感がある。その違和感の正体はスマホ問題だ。

この、はどこから来た?正しく略すならスマフォだろ!と、いいたい。いや、じっさい嫁さんには言った。スマフォだろう?と。

スマホより、スマフォのほうが、なんかネイティブやん?ネイティブな気するやん?と言ってやった。イヤなおとこだ。

「そもそもネイティブってなに?」と聞かれたが、そこはわたしもよくわからない。少し濁して誤魔化したが、スマフォと言うべきだと力説した。

「ならあんたはプリンはどう呼ぶのん?」と言われて困る。たしかに、スマフォが正しいと言うのなら、プリンプディンだ。正式名称、カスタードプディングなのだもの。

引き下がれないわたしは、そこからしばらくプディンとよぶ生活をした。スマフォで近所の美味しいプディンを調べる。プッチンプディン

そして嫁さん謝った。「スマフォスマホですし、プディンプリンでした。すみませんでした」と。言いにくいったらありゃしない。

先人たちの"言いにくいったらありゃしない"が、使いやすく滑らかな略語を作ってきたのだ。そんな先人たちに感謝しながら、わたしは今日も略語をつかう。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
プリンのことは、ほんとうは大好きです


それでは、佐世保の隅っこからウバでした。


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