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本屋大賞受賞作品『成瀬は天下を取りにいく』読んでみて

2024年本屋大賞で大賞にノミネートされた『成瀬は天下を取りにいく』

気になったのでさっそく読んでみました!

本の詳細やあらすじ、私の読んでみた感想を紹介していきます。
読むか悩んでいるなら参考にしていただけたらと思います。




本の詳細

  • 著者:宮島未奈

  • 出版日:2023年3月17日

  • 出版社:新潮社


成瀬は天下を取りにいく


あらすじ

中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない!

新潮社https://www.shinchosha.co.jp/book/354951/(2024・4参照)

目次

  1. ありがとう西武大津店

  2. 膳所から来ました

  3. 階段は走らない

  4. 線がつながる

  5. レッツゴーミシガン

  6. ときめき江州音頭

感想

 

 この本は一人の少女成瀬の成長を見ることが出来て、読み切った後改めて振り返ったときに面白かったと思えました。
 コロナ中をポジティブに動く成瀬。
 人と違うことを平気でする成瀬。
 自分を応援してくれる友達がいることで人らしくなる成瀬。


 コロナの中、学生は学校行事がほとんどつぶれてしまって、周りとはソーシャルディスタンスを保ち、楽しめることが限られていたと思います。
 コロナは私が大学4年生のときにやってきました。これから就活で大勢で行う合同説明会や卒論発表会もあるし、何より海外への卒業旅行がしたいと思っていました。
 しかし、合同説明会は全部中止。代わりにオンラインで動画を見ながら行うよく分からない説明会になり、ごはんもパネルが設置され会話がとてもしにくい状態に。海外旅行なんてもってのほか。。、
 私の最後の学生生活、全然楽しめへんやん!って思ってました。

 それに比べて成瀬は近所のモールが閉店で注目されるということに目をつけて毎日テレビに映りこむという面白いことを始めました。 
 それが楽しいかはさておき、自分はそれを「やってみたい」「面白そう」と思える人間です。
 
 人生の楽しみ方って色々ありますよね。というか人生なんて自分が楽しいと思えたら、それはもう楽しい人生ですよね。

  今、自分が社会人なので、大人になった成瀬がどんな人生を生きるのか気になります。

 と思ってたら、まだ成瀬を見届けれるようです! 
 2024年1月24日に新たに発行されていました!!


成瀬は信じた道をいく


 早く手に入れたいと思います
ではではヽ(^。^)ノ



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