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成果と評価を連動させる。従業員が自走できる主体性の集合する組織へ

経営者やマネージャーの仕事は、
「組織成果を出すこと」

マネージャーは成果に対して評価をします。
この成果と評価を連動させることが大切です。

例えば、
売上拡大が見込める事業セグメントがある場合、
そのセグメントの売上を伸ばすために
インテンティブを支給するなどの連動です。
(ばらまき型のインセンティブ支給にしない)

・従業員を指導する/勉強会を開く
・従業員の業務をサポートする
・従業員のモチベーションを上げる

などは全て手段になりますので、
注力しすぎると本末転倒になります。

マネージャーは、
従業員本人が「自発的に」自走できる
心理的柔軟性が高い環境を作る関わりが大切です。

マネージャーは、
従業員のスキル、能力などの人的リソース、
カネ、モノ、情報、時間を最適化し、
組織成果を出すことが求められます。

【マネージャーの評価面談は】
適切で公正な処遇実現を前提に、

従業員に対して、一方的に目標や期待、
仕事の理由を伝えるのではなく、

上下ではない横の信頼関係で
ねぎらいと感謝を伝えて話を聞く。

※話をしない傾向の人には傾聴し、
 本人に合った仕事を見つける。

マネージャーは、従業員との双方かつ
日常の加点式コミュニケーションが大切です。

・理解/納得/賛同/共感する
・機会均等に仕事を与える
・チャレンジできる環境を用意する
 (レベルの低い仕事ばかり与えない)
・周囲の評判に流されず事実に立つ
・己を磨く

【従業員の目標設定は】

・目的 何のために     例)企業理念
・目標 何を(内容/項目) 例)営業範囲
・手段 どのように      例)キーマン商談
・期限 いつまでに      例)3ヶ月以内
・結果 どれだけ       例)昨対超え


※マネージャーの評価ヒヤリハット※
・自己の価値基準で評価してしまう
・従業員に合わせて評価基準を調整してしまう
・相対評価してしまう

特にありがちな傾向は、
・中央化傾向 
 部下の能力や実績を的確に
 把握していないため標準値に集中する

・逆算化傾向
 評価者が求める結果になるように
 評価基準を決める

・期末効果
 評価を行う近い時点での事実が
 強く印象に残り影響力が大きくなる

※従業員の目標設定ヒヤリハット※
・努力目標を匂わせる
 徹底する/頑張る/強化する/目指す

・他力本願になりがち
 支援/助言/協力/調整/管理

・目標範囲が曖昧
 等/etc

・不明瞭な表現
 極力/可能な限り/必要に応じて/なるべく

・達成度が曖昧
 積極的に/臨機応変に/迅速に/協調して

・具体性が乏しい
 ミス根絶/業務の円滑な遂行

・目標ではなく手段
 会議に出席する/知識を上げる

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上手くいかない時に、
従業員はマネージャーのせいしてはいけません。

お互いの問題であり、
お互いに改善の余地があります。

マネージャーは、成果と評価を連動させ、
心理的柔軟性が高い環境を作る。

従業員が自走して成果を作れる
主体性の集合体となることで
組織成果が出るようになります。

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