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ネタ人生6~大学生編~


1:はじめに

いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本日も自伝を書いていこうと思います。
今回は6回目、大学生編です。
今回お話したいのは以下の通りです。

  • 大学はいいところに行く方が良いに決まってる

  • 氷河期世代の気持ちをわかってほしい

2:何とかFランク大学に入学

早稲田大学にどうしても通いたいという夢ははかなくも消え、宅浪ではどうしても限界がある中で札幌の某私立Fランク大学に何とか進学できました。
入学当初は仮面浪人して来年早稲田大学を受けなおそうと思っていましたが、大学の勉強との両立はどうしても難しいところがありました。
当時は1990年代で、なぜか「Fランク大学進学は悪くないんだ!」とかいうサヨクの負け犬どもが叫んでいた時代があったと記憶しています。
自分はまんまと騙された格好となってしまいました。
大学の勉強自体は、自分が望んでいたこともあって楽しかったです。
しかし、北教組に支配されているところらしく反日教育は大学内でも盛んでした。
ふざけんなてめーら、と思いながらもなんとか単位を取った記憶があります。
当時は小林よしのり氏のゴーマニズム宣言・戦争論が出た当時でした。
自分はこのゴー宣の読者です。
脱正義論から戦争論、AKB48論から愛子天皇論まですべて読んでいます。
ゴー宣DOJOも定期的に通っています。
その戦争論の影響からかサヨクどものイライラが伝わってきているように感じられました。
さて、自分は経営学部経営学科に進学しました。この進学がのちの運命を大きく決めること、また辛い人生になることとなるのです。

3:ゲームクリエイターになる夢

子供のころから慣れ親しんでいたゲームを自分も作ってみたいと思いながら人生を過ごしていました。
大学出てゲーム会社に就職すればゲームが作れるんだ。
私立文系Fランク大学の人間がこんなことを妄想していたのです。
実際、ゲームクリエイターになるにはプログラミングか音楽か絵ができないとなれません。
そんなことも知らずにゲームプランナーになりたいと強い妄想を続けるのです。
よく「ケーキが好きな人がケーキ屋さんにはなれない。これと同じようにゲームが好きな人はゲームを作る人にはなれない」と言われています。
この格言は正しかったのです。
後述しますがゲームクリエイターの道ははかなくも閉ざされることになります。

4:簿記との出会い

4-1:簿記を勉強してみて

経営学部では簿記論の単位が必修となっていました。
日商簿記3級程度の勉強をする必要がありました。
日商3級は過去問の解きこみだけで簡単に合格できました。
この経験がある資格取得へのきっかけになっています。
また、別の授業では会計公準という会計学では古典的な内容の授業がありました。
大学の先生は授業でなくてもいいから単位あげます、という優しい先生でした。
ですが、授業を聞くと結構楽しく、出なくてもよい授業をすべて出ました。
会計学とは(腐れ?)縁があるのではないかと今となって思うことです。

4-2:大学選びの重要性

Fランク大学とはいえ、大学の勉強は同じです。
どこでどのように将来へ影響を与えるのかわからないのが現実です。
なんとなく、行くところなかったからなどのような受け身で学部を選んだ人は多いでしょう。
意外と人生に影響を与えることは多いです。
とりあえずでもいいので大学卒業まで頑張ってみてはいかがでしょうか。
自分は幸か不幸か、大学の勉強が役に立っているので、大学選びは学部選びの方を優先した方が良いかと思います。
子供のころからなりたい仕事がある、という強い目標がある人はともかく、目標がない人でも楽しそうだなという軽い気持ちで選んでも良いです。
今後の人生のターニングポイントにもなる大事な選択です。
某学歴厨Youtuberが「Fランやないか」とか抜かしているようです。
学歴主義から学校主義・大学学部主義に陥っている現象があるように個人的には見えます。
有名大学に行くことは、就職にとても有利に働くのでその点は有名大学に行くことが大事です。
しかし「勉強をする」という観点だけで見るとどこの大学でも同じ勉強ができます。
いい大学行ったところで勉強できるか、というと疑問が残る人が多いことも確かです。
自分は私立文系Fランク大学を出たので就職はとても難しかったです。当時の時代もあるのですが。

4-3:ゼミの先生がすごい人だった

大学3年になるとゼミに入る必要がありました。
ゼミの先生は、のちに副学長に昇進する人でしたが、経歴を聞いてビックリしました。
なんとMIT・マサチューセッツ工科大学で博士号を取った人だったのです。
なぜそんなすごい人がこんなFランク大学に?と当時は驚いたものです。
意外なところに意外な先生はいます。他の先生との競争を避けてまったりと自分の研究に集中したい先生もいるでしょう。
入学する前にどんな先生がいるか、簡単でいいので調べてみてはいかがでしょうか?意外な先生がいるかもしれませんよ。

5:氷河期世代って何?おいしいの?

5-1:就職先がないって聞いてないよ?

さて、大学4年生になり就活が始まることになります。
しかし、卒業時が1994年であり、今でいう就職氷河期真っただ中になってしまいました。
ゲーム会社へ履歴書を書いては送り、書いては送りの毎日を過ごしていました。
ゲームプログラミングができないとゲーム会社へ入れないことは大学4年生になってから初めて知ることになります。
プログラミング専門学校に通うべきだったのかなと反省します。
また、プログラムを勉強する理系の学部へそもそも進学するべきだったのです。
高校3年生で理系から文系へ変えてしまったこと自体が間違いだったのです。
就職課の人に、自分の大学から初めてNECのシステムエンジニアとして新卒で入れた人にお世話になりました。
話を聞くと、ゲームクリエイターはシステムエンジニアと同じだから、一旦はシステムエンジニア目指してみろ、ということでした。
半信半疑でしたが、SEも目指してみました。
しかし、面接で何を言っていいのか分からず時を過ごすことになります。

5-2:「メンタツ」を読んでお祈りたくさんもらう

当時は面接の達人が大ヒットしており、自分も3種類買って熟読してからなんとか面接にこぎつけられたところに面接を受けました。
ですが、全くと言っていいほど受かりません。
大学時代は135社、今までの人生累計で500社ほど落ちています。
「メンタツ」の人もこんな人間がいることは想定していなかったことでしょう。
何とか内定が欲しい、という気持ちでしかなかったことが一番大きな不採用理由だったと今となっては思います。
相手は「この人の人となりが知りたい」と思っているのに、自分は何とかごまかして大きく見せようとしていたのだと思っています。

5-3:「メンタツ」の真意

メンタツは結局何が言いたかったのでしょうか?
帯には「やりたい仕事をやるために」という見出しが載っていたことを記憶しています。
自分はゲームクリエイターがやりたいからどうしたらいいのか、という思いで本を入手しました。
今となっては、メンタツが言いたかったことは次のようなものだと思いました。

  • やりたい仕事で仕事を探してはいけない

  • 職場に合う環境・人で仕事を選ぶべきなのだ

ということです。
自分の人生振り返ると、確かに職場に合う環境のところはストレスフリーで仕事ができていたなと感じます。
一方、合わないところは本当にやる気をなくします。自分で会社立ち上げた方が早いんじゃないのかと思うくらいです。
このことを早く気付くべきでした。
ゲームクリエイターが向いていないのではない、ゲーム業界に向いていなかったのだということに。
今となってはメンタツに感謝しています。
ただ
「メンタツを読んで500社落ちました!」
は事実ですので強く主張しておきます。

6:大学卒業後

結局、仕事は見つからず、2年ほどニートとなってしまいました。
仕事は探していたのですが氷河期世代はとても厳しく今も自分の人生の尾を引いているものです。
就職難世代は戦後初だったかと思います。
周りの人たち、親からはかなり厳しく言われたことを覚えています。
就職しろ!と言われても就職してやるから就職先紹介しろよ!としか返せなかったです。
仕事はしたかったですけれども仕事先はありませんでした。
とてももどかしい毎日でしたね。
色々と道を模索する中で、大学院という道もいいのではないかと考えるようになりました。
当時はアカウンティングスクールが出来ており、CPAを増やそうという金融庁の妄言方針が出ていたので、会計は大学の時楽しかったし、目指してみようかと一念発起します。
この選択が運命を決めるのです。
それは今後のネタ人生シリーズで語りますので是非続けてごらんください!

7:(毎度ながら)カンパのお知らせ

恥ずかしながら2024年2月6日現在でまだカンパがいただけておりません…。
100円で結構ですので是非カンパをいただけますととてもうれしいです。

8:まとめ

今回のまとめです。

  • 大学はいいところに行く方が良いに決まってる

→意外な先生・いい先生はどこの大学にも多くいることは明らかです。
 酷い先生もいますけど東大京大でもいるんじゃないでしょうか。
 ですが、就職を考えると、世間はどうしても有名大学や東大京大が目に入ります。
 実際に大学レベルの高いところから就職が決まることも事実です。
 いい大学行ったところでそれだけでは就職できない可能性も残ります。
 某学歴厨Youtuber=京都大学とか抜かしながら実際は中退しているので高卒の肥満野郎みたいにはならないでほしいです。
 ネタとして楽しむ分にはいいんですけどね…。

  • 氷河期世代の気持ちをわかってほしい

→就職が簡単だった世代は氷河期世代以降何年かあったと思います。
 仮に就職が簡単だったからといって、氷河期世代を馬鹿にすることはやめてほしいです。
 今の価値観で昔を批判することは極めてナンセンスで、当時の人の気持ちを逆なでする行為です。
 当時の人の気持ちに立ちながら、自分が同じ立場だったらどう立ち振る舞っていたか、ということを強く認識し行動してください。

以上となります。
では次回のネタ人生でお会いしましょう!

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