小説を書くときのプロット紹介
紹介とか公開とか言われましても雪猫は有名人でも何でもないので困っちゃいますよね。でもご紹介します。よかったら覗いてやって下さい。
もしかしたら、文字書きさんからすると「え、当然過ぎね？」と思うかもしれませんが、そのときは（生）温かい目で見てやって下さい。
本日のご挨拶
おはようございます雪猫なえです。
最近は溜まっていく下書きを消化したい欲求が強くて、とりあえず下書き保存を覗くところからネタの選定が始まります。眠い。（知らん）
スマホ内のメモ帳と何が違うのかというところですが、何も変わりません（笑）執筆中に突然思い立ってメモしたネタがサイト内に保存されているだけです。（要するに、早くスマホにまとめ直せ。複数の場所にメモするな）
さてさて朝のルーティーンを確立したいのに全然決まった行動をとれないので諦めた今日この頃です。おおまかな流れはあるので、それが決まっているのなら別にいいかなと思い始めました。あとはその流れの効率を以下に挙げていくかの実験を繰り返すのみです。
あ、近々また新シリーズを始めようと思っています。ノート紹介シリーズです。新たにマガジンを作る事はせず、「創作論」のマガジンにまとめる予定です。よろしくお願いします。
昨日のうちに一番腰が重かった仕事を終わらせたので今日は結構気分がいいです。それでは本題に入りましょうか。
プロットの項目
今回は漫画ではなく小説のプロットについて紹介します。大差はないのですが漫画の場合はイラストもつくので手描きが好ましく、あまりwordを起動しません。漫画はストーリーのイメージができたら早速ネームに入りがちですしね。
正直wordをそのまま乗っけてもいいんでしょうけど（笑）めちゃめちゃ味気ないですね。
今回は、最近公開した読み切り小説「来い、恋、好意」と現在手直しの末後期予定の読み切り「まっしろなキャンバス」を使って紹介を進めていきます。
前者に関して、タイトルは語感が個人的に気に入っています。いいですよね。いいんですよ。（圧）
と、押し売りはこの辺にして、この記事を読む方は小説を読む方だと期待して、よかったら読んで下さいー！って宣伝をさせて頂きます（笑）
文末にリンクを貼っておきます。
ちなみに上記作品で初めて今回紹介するプロットの形が確立されました。つまり、以前は別にこんな感じではプロット作っていませんでした。なので未だ模索中ではあるんですけどね。
以下、項目です。引用を用いて紹介していきますね。本編ネタバレや一部伏せて紹介します。うぁ、この小説引っ張り出してくるとまた感情動きそうで怖いです（苦笑）
・あらすじ
・この小説で言いたいこと
・起承転結
・時系列
・登場人物の変化
・書きたい描写・エピソード
・登場人物
・あらすじ
「来い、恋、好意」
考案開始：2022/07/14
【あらすじ】
安 宗孝（やす むねたか）のことが好きだ、と戸田 鞠花（とだ まりか）が確信した3月の終わり、彼女は彼に告白した。
「好きとか、よくわかんなくて」
思わぬ返答、いや、少し、ほんの少し予想していた。彼には「その気」がないこと。
好意は絶対にある、でもそれは自分のものとは一致してくれない。
恋心がわからない彼の振り向かせ方？
そんなもの、誰が知ってるの。
まっしろなキャンバス
【あらすじ】
青井一真が密かに創作活動をしながら平々凡々な高校生活を送る中、突然の来客があった。それは 隣のクラスの黄瀬水希で、一緒に共作タッグ組まないかと一真を誘うのだった。
面倒な奴が現れたと察知した一真は即座に依頼を断るものの、水希の粘りに一真が降参し、二人は共に創作活動をすることになった。
この「あらすじ」の部分は、ネットにアップする際にそのまま使うつもりで書きます。だからちょっとクサくかっこつけた感じの文章になります（笑）
・この小説で言いたいこと
【この小説で言いたいこと】
違う人とどう関わるか。自分の殻だけに閉じこもっているのはどうなのか。
これを主軸に忠実に書いているかときかれると正直そこまで厳密になぞってはいないのですが、これを決めておかないとブレていって脱線の修復に悩みます。
・起承転結
【起承転結の構成】
起…鞠花が宗孝に恋している描写。宗孝の不思議な雰囲気と、鞠花の生真面目で息苦しい性格を描写できれば。
承…インターンシップ（仮）で、鞠花が宗孝に惹かれていく過程の描写。細かなエピソードを複数詰め込む予定。（中略）鞠花の考え方が変わっていくのもこの過程。
転…鞠花が宗孝への恋愛的好意を自覚。迷った挙げ句、告白を決意する。（以下略）
結…その後も相変わらず仲の良い二人。宗孝からの告白はないものの、鞠花が居なくなったら嫌だ、そう思うのは本心だ。（以下略）
承と転は１，２と番号が振られることもあります。
その場合、承１転１、承２転２と進んでいきます。
・時系列
【時系列】
高校入学
４月
・水希、一真が小悦を書いていることを知る。（友人のところへ遊びに来ている内に気付いた）一真の初期作品を漁る。
６月
・一真の趣味が一部に漏れたことをきっかけに水希が一真に話しかける。タッグを組むまで漕ぎ着ける。
（以下７月～と続く）
時系列は一番はっきり詰め込むところです。文章に寄ったりキャラが動くまま野放しにしているとどんどん脱線していったりもします（笑）
また、伏線を作りたいときも、ここがかっちりしていないとややこしいことになるので、ここで時系列は確定させます。
・登場人物の変化
【水希と一真の変化】
・一真
作品を積極的に世に出すようになった。
自分に以前よりは自信を持ち、やりたいことをやれる、心の自由さを手に入れた。
・水希
自分勝手さが軽減した。相手との相違を考慮した上で仕事効率を上げるように考える癖がついた。
創作についてのやるせなさが消えた。
今では普通の社会人として働くことにそこまで不満はない。
「来い、恋、好意」ではこの項目はなかったです。作品ごとに項目が微変するのも面白いことです。
実体験をもとにした小説を書くときには、「実際のエピソード」と「エピソードの加工」、「実際の時系列」と「小説内の時系列」のように項目が結構増えていました。
・書きたい描写・エピソード
【書きたい描写・エピソード】
・電車や一緒に歩いているとき（＝移動中）の様子。
・鞠花が宗孝から受けた数々の良い影響。
・仲が良いのは間違いない。でも絶対に届かないってはっきりわかる。でも淡い期待をしてしまうよ。
「このシーンは書きたい！」「このシーンが描きたい！」
創作者なら一度はこういうこと思ったことあるのではないでしょうか。忘れないためのメモがここという感じです。入れ忘れたことに後から気付いたときは、そのシーンだけ別に作って埋め込む形にします。この際、矛盾点がないように、一度余分に通読しなくてはいけなくなりますが（苦笑）
・登場人物
【登場人物】
・青井 一真（あおい かずま）１６歳 俺
出身地：（雪猫の出身地）（要するに私が一番知っている町）
学校：県立高校 （実際の高校名）辺りの学力 成績はくらい １年１組
部活：PC
誕生日：2006年4月16日
星座：牡羊座
血液型：A
好きな色：黒
辛いもの：普通だが嫌い
占い：信じてしまうからこそ見ない
趣味：創作（文字書き）
将来の夢：公務員と漠然と思っている
部屋：小綺麗
言いたいことは言う性格。喧嘩腰がデフォルト。思春期反抗期真っ只中で、典型的な男の子。真っ直ぐな猪突猛進型なので、正面からぶつかる。
モットーは「当たって砕けろ」
水希の猛プッシュに負けて共作タッグを組む。水希のイラストに関しては、可もなく不可もなく、という感じ。
形から入って自分を追い込むタイプで、内容練り込み型の水希とは何かと反りが合わない。が、その内慣れる。
好きな食べ物は焼き肉。好き嫌いが激しく、出してもらった料理にもしょっちゅう文句を言う。（それでよく母親に「食べなくていいわぁ！」と怒られ、飯抜きになる。）
チープな恋愛、青春物語でも泣く。
【身体的特徴】
肌：普通/夏場は少々日焼け
体型：細身
身長：平均
顔つき：キリッとしている/目つきが悪い/への字口が癖
眼鏡：なし/夜PCを使うときにたまに使ったりする
帽子：よく使う
髪型：黒髪（青）/目に掛からない程度の前髪/ツンツンめ
こんな感じで大まかに決めていきます。ともすればなんかキャラブレ・キャラ変が起きていることもあるので適宜確認します（笑）
このような感じでプロットを決めたら原稿にゴーします。
はい、ここまで決まったら結構走れるものです。プロットは適宜修正します。
↓↓↓上記小説が読めるサイト↓↓↓
雪猫なえ（@Hosiyukinyannko） - カクヨム (kakuyomu.jp)
↓↓↓「来い、恋、好意」↓↓↓
来い、恋、好意（雪猫なえ） - カクヨム (kakuyomu.jp)
↓↓↓「まっしろなキャンバス」↓↓↓
（公開後追記予定）
終わり
はい、読んで頂きありがとうございます。お疲れ様でした。
小説に関しても、偉そうにプロットなんて公開できる身ではありませんが（笑）
それでは今日はこの辺で。また。
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