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教室が変わる!子どもが変わる!「リエゾン学級経営」

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個別最適な学び・協働的な学びの実現の障壁となる課題が2つあります。 ①特別支援教育のスキルアップ。 ②多数派と少数派が互いに寄り添いあい、共感しながら学び合うことのできる学級づく…
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#小学校

寄り添うということ④「ちゃんと」ってどういうこと?

「ちゃんと前向いて座って!」 「ちゃんと歩いて!」 「ちゃんと話して!」 「ちゃんと見て!…

認知と行動を変えて困り感の早期発見を!

多数派優位の学級経営をしている先生は、 と解釈します。 この認知と行動を変えることができ…

特別支援教育の「特別」ってどういう意味なのか?

日本の教育システムは、明治時代に制定された学制以降ほとんど変わることなく一斉指導を貫いて…

特性なのか障害なのか

障害と特性は、よく混同されやすい言葉です。しかし、両者には明確な違いがあります。 障害と…

自主学習という宿題その③

学校の先生は、自主学習という宿題をやらせたがります。 それは、おそらく、子ども達に自ら主…

「ずるいってどういうこと?」合理的配慮を通して考える多数派優位の学級経営の限界~…

合理的配慮についてのふりかえりです。 下のイラストは合理的配慮を説明さる際よく使われる資…

「ずるいってどういこと?」合理的配慮を通して考える多数派優位の学級経営

合理的配慮とは何か?のふりかえりです。 下のイラストは合理的配慮を説明さる際よく使われる資料です。 まずは左のイラストから。 一番背が高い子をA,真ん中をB,一番背が低い子をCとします。 3人が野球を観戦してます。 この3人の目的は野球の試合観戦です。 3人とも同じ高さの台に乗り観戦しようとしているのがわかります。 AとBは野球を観戦できますが、Cはこの台1つでは、まだ観ることができません。 Aは台がなくても、背が高いため観戦できます。 そこで、Aの台をCに渡します。 す

ずるいってどういこと?「equality(平等性)とeqity(公平性)」について考える

下のイラストは合理的配慮を説明さる際よく使われる資料です。 まずは左のイラストから。 一…

118よい先生悪い先生ふつうの先生:教師の言動が子どもを変える

リエゾン学級経営を実践する上で大切になってくるのは教師の言動となります。 学校生活や、授…

「障害」の語源とその歴史:なぜ「害」から「がい」に変わったのか

「障害」という言葉は、もともとは「障碍」でした。この「碍が」常用漢字でないために、便宜上…

安易な多数決の危険性に迫る「多数決って何を決めるの?」

中教審答申「令和の日本型学校教育」実現への課題 令和の日本型学校教育は、2020年代を通じて…

主体性を阻む指示命令「ハンドサインの危険性」

中教審答申「令和の日本型学校教育」実現への課題 令和の日本型学校教育は、2020年代を通じて…

リエゾン学級経営 指導者心構え①おなじで~~すをやめる

中教審答申「令和の日本型学校教育」実現への課題 令和の日本型学校教育は、2020年代を通じて…

教室が変わる、子どもたちが変わる「リエゾン学級経営」の提唱

今日は、学校教育に新しい風を吹かせる教育アプローチ 「リエゾン学級経営」 についてお話ししようと思います。 リエゾン学級経営とは、 「少数派と多数派が互いに寄り添い合い、共に学び、クラス全員が成長するための教育的なアプローチのことです。」 ※少数派とは学級で個別の支援を要する児童 ※多数派とは個別の支援を必要としない児童 全員が多様性を尊重し、誰にとっても居心地のよい場、楽しく学びながら互いを認め合う学習環境を築き、目標に向かって努力しながら成長できることを目指します。