もう頑張りすぎない
こんにちは、Beauty Japan BAY globalエリアのファイナリスト関友里華(せきゆりか)です。
Beauty Japanについてはこちらをご覧ください。
Beauty Japan(以下BJ)では自分の殻を破って自分本来の美しさを競います。
代表からの一言で大泣きした
いきなりですが、BJの課題や点数獲得を進めていく上で、頑張りが足りないと代表と統括に判定されました。
こんなストレートではないですが、俗に言う1軍から2軍に落ちたような出来事があったんですね。
その際に私は代表と統括に聞きました。
「自分の殻とはなんでしょうか?」
その答えに大泣きしました。
仕事中なのにね、事務所誰もいなくてよかったよ、本当に(笑)
答えとは…
「シャチ(私のあだ名)、あなたは人生を無理してる感じがする」
「もっと、自分はこうしたいって出したらいいのに」
この一言がチャットで飛んできた瞬間、ブワッと涙が溢れました。
いや、そんなドラマチックじゃない。
なんなら、声上げて泣いた。
言語化は得意だけど、この時の感情ばっかりは何にもかけない。
本当に、抑え込んでいた蓋が壊れたみたいに、めっちゃ泣いたんです。
ワンワン泣いた。
その時思ったんですけど…
「あれ?わたし、実は病んでた…?」
代表の言葉で泣いていることをチャットに書いたら、すかさず代表は…
「そう、泣きなさい、あなたには必要。無理しすぎてるの。」
と。
それみてさらに大泣きです。
なんでなのかは本当に分かりませんでした。
ずっと、頑張ってきていた
私がどうして「無理しすぎ」と言われて泣いたのだろうか。
この大泣き事件から丸1日経ったいま、少し思い当たるエピソードがありました。
「頑張ったね」の子ども時代
私は家族が大好きで、両親が大好き、金銭的にも困っていませんでした。
いわゆる親ガチャはハズレではありません。
とくに母親は仕事をバリバリこなしつつ、行事や誕生日などは豪華な料理を作るハイパーママでした。
忙しいだろうに、試験や部活、行事が終わるといつも土日に「ゆりかちゃん頑張ったから豪華なご飯だよ!」と。
そんな日はとても幸せでした。
ちなみに、そんな子ども時代は私は成績も優秀。
中学では学年トップを争い、高校は偏差値68、全国模試は最高4位を獲得した過去の栄光もあります(笑)
母親は、結果の有無に関わらず「頑張ったね」と褒めてくれていたのです。
私の価値観を変えた妊娠と出産
順風満帆な人生でした。
でも大人になって初めて超挫折を味わったんですよね。
それは子供を産んだ時です。
長男を出産した際には難産で緊急帝王切開になりました。
命が助かったので良いのですが、私はショックでした。
「下から産みたかったな」
そして昔ながらの母子別室の病院なので、他のお母さんたちと定期的に授乳室に行ってみんなで授乳します。
ワイワイ合宿みたいで楽しいのですが、私は下から産めなかったことが悲しすぎて、人目につかず泣いていたときもありました。
「命が助かったし、産み方なんてどうでもいいじゃないか」
そう頭ではわかっています。
しかし、私は自分で頑張って産みたかった。
痛みを乗り越えて、下から産みたかった。
ちなみにもう長男を産んで7年ほど経ちますが、この思いは消えません。
まだ癒えていない傷ですね。
先生の腕はめちゃくちゃ良いので、傷は超綺麗ですけど(笑)
そして次男を妊娠した時。
病院によっては一人目が帝王切開でも自然分娩ができます。
でも長男を産んだ病院では、リスクがあるため推奨していませんでした。
すごく悩んだけど、長男がいるのにあえてリスクを取るのはやめた方が良いと考えて、次男は計画的に帝王切開をすることに。
妊娠中はもちろん命の大切さや妊娠出産の奇跡を感じて幸せでした。
そして予定帝王切開の日。
陣痛は来ていませんがお腹を切って次男が生まれました。
そしてこの時はコロナの真っ只中。
夫は県外のため、仕事柄移動が禁止されており面会にはこれませんでした。
周りのお母さんが旦那さんの面会で幸せそうにしている姿が目に入り、泣きました。
そして産んだ後、やっぱり下から産みたいなと思っていたのも事実です。
でも、母子ともに健康なんだから、これ以上のことはないんだと言い聞かせていたのです。
一気にやられた助産師さんの言葉
次男の授乳中に、あるお母さんに向かって助産師さんがこう言いました。
「あ!一昨日の夜きたお母さん!すごく頑張ったね!本当によく頑張ったね!私あの日以来、今日が初めての勤務だからどうなったかなって思ってたの!いやー、本当によく頑張ったよ!」
この言葉が授乳室のカーテン越しに聞こえた時、ついに我慢できずに泣きました。
私は長男も次男も産んだ後に誰も「頑張ったね」とは言ってくれなかったのです。
当然、おめでとうはたくさん言ってもらえました。
しかし、10ヶ月の妊娠から、お腹を切った後に関しても「頑張ったね」は誰も言ってくれない。
そうか、私は頑張ってないんだ
この日から、そう思って生きてきたんだと思います。
それ以来頑張ったねを聞かなくなった
子育てが大変なのは夫もわかっているし、何より実家も遠いワンオペ。
その中で夫から「いつもありがとう」と言ってもらうことも多くあります。
しかし、ありがとうと言ってはくれるけれど、自分を認めてもらえていない気がしていました。
どんなに頑張って子供を見ていても、誰にも評価されない。
それなら仕事を始めた方が、私の頑張りを認めてもらえるのではないか。
仕事に関しても打ちのめされる
しかし、働こうとしてもさまざまなハードルがありました。
それは記事にまとめてあります。
ぜひお時間ある時にお読みください。
まぁ。簡単にまとめたのがこちらのツイートです。
つまり、女性であったり子供がいたりすると、買い叩かれたのです。
安い給料やハラスメント。
かなり悩みましたね。
しかし自分が頑張っていることを証明するには働かなければならない。
何より、ワンオペ育児を続けていたら自分が壊れてしまう。
そう思って、ブラック企業に勤め始めたのです。
思ったのと違う
でも、一生懸命仕事をしていたら「頑張ってるね」って誰か言ってくれるんじゃないか。
フルタイムで働いたし、使えるサービスは全て使って仕事に穴を開けないようにしました。
そして副業でブログを始めて半年で月5桁に到達。
そこからライターを始めて同じく半年で文字単価2円(単価としては悪くない方)
しかし、思いのほか「頑張ってますね」とは言ってくれません。
「すごいですね」
「ゆりかさんだからできるんですね」
いやいや、私だって最初からできたわけじゃない。
かなり打ちのめされながらスキルを身につけて働いています。
でも誰も「頑張ったね」とは言ってくれないのです。
まぁ。言葉にすると上からのようでなかなか大人には言い難い言葉ですよね。
悪循環
「頑張ったね」と言ってもらえないのは、まだ頑張りが足りないからじゃないか。
そう考えてしまっていた気がします。
どんどん案件を受け、お金を稼いで、忙しくしていれば「頑張ったね」って言われるかもしれない。
文字通りスケジュールは分刻み、納期に追われ続ける毎日。
それでも「ここまでやっても褒められない!もっと頑張らなくちゃ!」と考えていました。
忙しくなっていけばなっていくほど、ゆっくり家族などと話す時間がなくなります。
「あ。もっと頑張らなくちゃ」
ライフワークバランスは自分以外の人でやって
今はよくきくライフワークバランス。
私はずっと「そんなの私以外でやってよ」と思っていました。
私は「満足いく結果が出るまでは走り続ける」と思っていました。
そしてさらにどんどん仕事を入れ、一人でゆっくりなどする時間はありません。
でも「忙しいうちが華だよ」
そう思っていました。
考え方が変わった日
そして冒頭の2軍落ちの日。
「無理しすぎ」との言葉で泣きました
夫も時たま「無理すんなよ」とは言ってくれます。
しかし数回しか会ったことのない方に見抜かれていたのは驚きでした。
安定感のある方。
「無理せず自分らしくするにはどうしたら良いのだろう」
まだ何が自分らしいかはわかりませんが、今のままでは自分の思いを押し殺しているし、周りの人にもわかってしまう。
「頑張ったね」って言ってくれる人を見つけよう。
そうしなきゃ私はずっと、働きまくっても満足のいかない人になってしまう。
だからこそ。
自分で自分に「頑張ったね!」って言えるようにしよう。
自分が1番自分と長く一緒にいるんだから、「頑張ってたら自分を褒めようよ」
決めたこと
この経験から思ったことは…
自分で自分に「頑張ったね」って言ってあげること。
やりたいこととか自分らしさはまだ探すけど、まずは頑張ったねって自分を認めたい。
成果や結果を求めすぎていて、自分を1番蔑ろにしていた。
そんな自分の殻を破りたいと思います。
ひとつ目のBJで破るもの
私は今回のBJで私が受けた理不尽な女性差別を変えるために、影響力を身に付けたくて出場しました。
自分に殻なんてないと思ってた。
しかし、めっちゃ硬いめっちゃ強い、めっちゃ厄介な心の棘があった。
まずは自分が心地よいと思う場所や時間を定期的に取る。
やりたいことを自分らしくやれるようにする。
あれ?2つある😂
でもそのくらいカルチャーショックでした。
今でも涙が止まらないまま描いています。
殴り書きに近いので、読み難い箇所があったら申し訳ないです。
また、noteでまとめると思いますが、このひと言で大きな決断をしました。
BJに出てよかった。
私はこのまま謎の人のままになる可能性もあったかな?
とりあえずよかった。
ということで、
私は自分の頑張りを自分でめいっぱい褒めるようにします!
長男も次男も、下から産んでないけど、とってもいい子。
生まれてきてくれてありがとう。
ママは、自分で自分を褒めながら、日本大会を目指していきます。
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