タイキ・ノカミ

自称タフでグローバルな人材のnote。現在地は東南アジアのどこか。 現地で起業、一児の…

タイキ・ノカミ

自称タフでグローバルな人材のnote。現在地は東南アジアのどこか。 現地で起業、一児のパパ

最近の記事

ベトナムに見切りをつけて出ていく外国人たち

「東南アジアは経済成長がすごい」と思うだろう。実際に住んでていても、毎年家賃や物価がガンガン上がっているし、現地の人の給料も右肩上がりだし、街を行き交う人の平均年齢も若く、勢いを肌で感じる。その中でも、ベトナムは伸びしろの大きい国の一つだ。特にベトナムのホーチミンに至っては人口も1000万人近く、外国人も非常に多い都市だ。 ところが、意外にも最近ベトナムに見切りをつけて国を去っていく外国人のことをちらほら聞くようになった。FDI(Foreign Direct Investm

    • 子供と過ごして感じる「幸福」はスゴイ

      最近は土日の朝8時に、マンションのプールに娘と遊びに行くのが習慣となっている。プールの中で水に浸かりながら、娘と外の景色を眺めるのが幸せのひとときなのだ。 以前は幸福を感じるタイミングと言えば、仕事で何かを成し遂げたり、新しいスキルを獲得したり、周りから良い評価を受けたり、と達成感を感じるタイミングとほぼ同義だったと思う。なので、勉強したり仕事に浸ることが幸福を感じることに繋がっていた。 ところが、最近は娘とゆっくり過ごす中で、全く異なるタイプの幸福を感じるようになった。

      • ほとんどの人は呼吸が下手なことに気づいていない

        鬼滅の刃の炭治郎やキングダムの羌瘣たちは呼吸法の達人である。漫画の中で呼吸をコントロールすることで超人的な力を発揮するシーンが見受けられるが本当に可能なのだろうか。 先日ふと手にとった「Breath」という本が、呼吸の仕組みや呼吸を駆使して現実離れしたことを行う人達について科学的に説明していた。ちなみにその本によれば、多くの人は呼吸の仕方が下手くそだそうだ。呼吸を上手に行えるようになると頭痛や不眠症、パニック障害といったさまざまな病気に効果があるとも述べられている。また、体

        • 原始的な生活を実践すると人生の豊かさを取り戻せる!

          最近気を付けていることがある。原始的な生活を心がけるということだ。もちろん、火を自分で起こしたり洗濯は手洗いというわけではない。具体的には、走る・泳ぐ・散歩といった運動を毎日する、イヤホンは使わない(というか音楽をほとんど聞かない)、テレビは見ない、携帯やパソコンは仕事の時間以外極力触らない(週末にいたってはiPhoneのDon't Disturbモードで通知が来ないようにしている)、椅子に座る時間を減らしてなるべく立って作業する、といったあたりだ。 以前はジムで音楽を聞き

        ベトナムに見切りをつけて出ていく外国人たち

          仕事とプライベート、どっちで刺激を得るのか

          人によってリスクを取る場所はさまざまだ。それは仕事かもしれないし、プライベートかもしれない。24時間すべての部分でリスクや刺激を求めるのはかなりレアだ。というかそれは身が持たない。一般的に人生におけるリスクを相当取っているように見える起業家でさえも、実は起業以外の分野ではすごい保守的だったりもする。成功している起業家は、仕事以外ではリスクを最小限にして、仕事で目一杯リスクを取りに行っている傾向があるという調査結果もあるようだ(以下の本で紹介されている)。 自分は仕事で刺激を

          仕事とプライベート、どっちで刺激を得るのか

          生産性オタクを卒業した

          僕は高校時代から生産性を高めることに尽力してきた。大学卒業時には相当の生産性オタク(悪く言えば効率厨)に成長していたと思う。何事も決め手は効率が良いかどうかであった。 例えば、学びのなさそうな小説や映画は見ない、読書は基本ビジネス書とか何か情報を仕入れるため、みんなで駄弁りながらごはんを食べるよりは一人でサク飯、スキマ時間は常に携帯で調べごとか読書、歩いている時は何かを考えたり、スマホで調べごと、などなど。 効率が悪いこと、もしくは合理的ではないことはしないことを徹底して

          生産性オタクを卒業した

          東南アジアからこんにちは

          僕は2018年に東京での住まいを解約してから、1年ほどスーツケースひとつで中国やシンガポール、ベトナムを中心にフラフラする旅をしていた。そのまま仕事や住まいの中心も完全に移して、今は家族とともに東南アジア(くくりが広いが)で生活している。 ベトナムやインドネシアに初めて行った時の第一印象は、「これが経済成長か…!」ということだった。とにかく、街中にいる人が若く、給料は高いわけでもないのに結構お金を使う(新卒の月収は300ドル程度)。そして何より、活気があってみんな楽しそうな

          東南アジアからこんにちは