原始的な生活を実践すると人生の豊かさを取り戻せる!
最近気を付けていることがある。原始的な生活を心がけるということだ。もちろん、火を自分で起こしたり洗濯は手洗いというわけではない。具体的には、走る・泳ぐ・散歩といった運動を毎日する、イヤホンは使わない(というか音楽をほとんど聞かない)、テレビは見ない、携帯やパソコンは仕事の時間以外極力触らない(週末にいたってはiPhoneのDon't Disturbモードで通知が来ないようにしている)、椅子に座る時間を減らしてなるべく立って作業する、といったあたりだ。
以前はジムで音楽を聞きながらトレッドミルで走っていたが、あまりに人工的すぎることに気づいて、家の近所を音楽も聞かずに走るようになった。制御された環境で走るのとは違って、外は暑いし、周りを見て危険回避する必要があったりと結構消耗する。消費カロリーも実際増えるらしい。疲れる分達成感がトレッドミルの時より大きいしスッキリする。ジムには大学時代から今に至るまで通い続けているが、ウェイトトレーニング重視からランニングや水泳にシフトしてきて筋トレの頻度は下がってきた。
毎朝子供と30分程度ベビーカーを押しながら散歩するが、その時も携帯を持たず、周りの音や風景を楽しむようにしている。意外と細部に注目すると、それまで気づかなかった部分がいい意味で目に入るようになった。朝早くに散歩するので、道路の騒がしい音が聞こえず、鳥のさえずりやプールの水の音が聞こえてきてとても落ち着くのだ。
仕事柄、パソコンを触る時間が非常に長いが、ずっと座っての作業だったので腰痛が気になるようになってきていた。家には昇降式のデスクを導入してなるべく立ちながら作業するようになった。週末も仕事する必要があったりするが、そういう場合以外なるべくインターネットから離れて生活している。携帯に関してはプライベートではほとんど必要なくなってきた。
こういった生活を2023年から実践しているがすごく良い。何より生活していてストレスレベルがめちゃくちゃ下がるのを感じる。「運動脳」という本でも科学的に説明されているが、実際に運動(特にランニング)を実践することで海馬や前頭前皮質等々脳の様々な部分に良い影響を与える。
考えてみれば人間の脳や体の構造は100万年前の人間とほぼ同じであるにも関わらず、ここ数百年で著しく生活スタイルが変わってしまい、脳や体が対応しきれいていない。原始人みたいな生活をすると脳が安心するのは当たり前のことなようだ。想像以上に効果があるのでぜひ試してみてほしい。
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