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紅蓮までクリアしたので好きなキャラクター、お世話になったジョブと装備、好きなダンジョンなど語る

はい、定番です。
蒼天編はこっち。

ということでパッチとしては3つ目、紅蓮のリベレーターをちょうどプレイ開始1周年の節目にクリアした。
今思うとガッチガチ王道RPGだった蒼天のイシュガルドに比べて、めちゃくちゃガンダムっぽかった。絶対内部にガノタがいると改めて思った。
新生のころから思ってはいたけど、髪色が真っ黒になった直後のハウルがごとくガノタ成分をドロドロ出してる奴が開発チームにいる。

これまで頑なに顔を隠し続け、底抜けに明るい姿ばかり見ていたイダ(リセ)の振る舞いが成熟していく様は王道と呼べる流れだったと思う。新生~蒼天で冒険者が英雄として祭り上げられていく様子を周りで見ているとこんな感じだったのかな?と思ったり、アリゼーのあこがれのヒカセンにちゃんとなれてるかなぁとか、色々言いたいことはある。
あるのでこれを書いている。

なお紅蓮プレイ中に書いた記事はこのあたり。

全てのスクリーンショットの著作権は© SQUARE ENIXに帰属します。
この記事は9000字くらいあります。アホの記事です。


好きなキャラクターTOP3

ぶっちぎりで好きだったゼノスは死ぬほどこちらで語ってしまったので、それ以外のキャラクターに絞って語る。

3位:マグナイ

どうやらアウラは力があって強くて、賢くて、あと傲慢なのが男らしさの象徴と思ってる節がある。

余輩ちゃん幸せになれよ……しか頭に出てこない。早く良い嫁さんもらえるとイイネ…。

というのはさておき。
マグナイは惚れっぽくロマンチストだ。普通なら女性のキャラクターが担いそうな部分を、彼は強く持っているところがいい。しかも彼自身は肉体的にも強く、一族を率いる長。そういう反するところがあるのが可愛くて好きだ。
だからこそコミックリリーフ的存在でいじられてるキャラだけど、彼のナーマになれば一生幸せな結婚生活が送れそうな気がする。いい嫁さんをもらえるといいなとマジで思う。
素敵なナーマと出会えることを祈るばかりだし、次のファンフェスのときは余輩のナーマブースにナーマ候補がいっぱい並んで欲しい…。
真面目で屈強なマグナイという青年が伝説を盲目的に信じ、自分の理想のナーマが現れると願っている白馬に乗ったお姫様を待つ王子様なところが最高に好きだ。

マグナイは親しくなるまで時間がかなりかかりそうだが、親しくなってしまえば尊大な態度をとりつつもすごく気を遣って大切にしてくれる繊細さがありそうだ。そういうところも好き。
サドゥの方が心の距離を割合すぐにぐっと縮めるので、親しくなってもそれまでとの扱いの差が少なそう。そういう懐がどでかい女なのもいいのだが。
どっちも「そこがいいんだよな〜」と思いつつも、ここの二人が結婚はちょっと…無理だな…とも思う。黄金のレガシーではマグナイと一緒にトラルでナーマ探しができたらいいのになぁ。

2位:ヨツユ

気合い入れて顔グラ作ってるなぁって、わかるキャラが多いのが紅蓮だったな。

生まれから育ち、その後まで彼女の人生は悲惨さに満ちている。
でも全く同情できる気がしないし、本人も同情を求めてもいないところが好きだ。「八月の光」に登場するクリスマスみたいな感じ。

悪意ある人により負の感情のごみ箱とされた人間が、最終的に周囲に悪意を振りまく側に回ってしまう流れも現実でよくみられる。虐待された子が親になると、自らの子供に虐待を加えてしまうことがあるという話と同じだ。

フォルドラも似た境遇ではあったけれど、ヨツユの方がもっと振り切れてていい。同情も憐憫も、他者との相互理解も突っぱねて、祖国すら売り渡す…その目的が祖国への復讐であるが、それ以上に最初に憎んだのが兄弟であり、最期に遂げたかったのが復讐だというところも良かった。
呪いや恨みは遠く離れたところではなく、最も近い家族から発生する……これまでFF14に登場した家族観とは全く異なっていてハッとさせられた。

紅蓮では人との出会いのタイミングを考えさせられるが、ヨツユは最もそのことを感じる。人の運命は本人には左右できないものばかりだが、最期には自らの意思と自らの手で恨みを晴らせたのは良かった。
もっと早くゴウセツのような人に出会えていたら…とたらればを書くのは簡単だが、それでもそういう未来があったかもしれないと感じさせる最後は残酷で美しく、彼女にふさわしいものであったと思う。
やっぱり死ぬことでしか逃れられない呪縛があるのだ。そのことをありありと思い出させてくれるし、それでもいっとき皆に大切に扱われたことが、彼女の慰めになればいいのにな、と思う。

彼女の盛大な復讐に巻き込まれた人々は気の毒としか言いようがない。その恨みを晴らす先もないというのが辛い。
だが晴らす先がなくて良かったのではないかとも思う。相手がいると、いつまでもその相手に執着して未来を見ることもできなくなってしまう。
もう復讐はできないのだ、諦めがつかないながらも諦めた方が、まだ前向きになれるかもしれない。

こういうやるせなさも、紅蓮の醍醐味だった。

同率2位:アリゼー

ツンデレはそんなに好きじゃないけど、アリゼーは好き。

やっぱりアリゼーは欠かせないよな~!と思ったのでここにランクイン。圧倒的に女性が多いなぁ紅蓮。ありとあらゆる女の妄執の話だったかぁ…。

アリゼーのテンプレツンデレなやり取りは可愛いし癒される。素直になれないけれど気づかいができるし、優秀な双子の兄への対抗意識を燃やしたり、ヒカセンのことを信頼してくれながらもたまに呆れたり怒ったり…。
ドマではリセとアリゼー、ヒカセンの3人で行動するシーンも多かったけれど、同じ赤いイメージカラーの女の子でありながら正反対の属性を持っていて、飽きることがなかった。

個人的にアリゼーが好きだな、と思うのは彼女自身自分に絶対の自信を持っているように見える。にもかかわらず、さらに貪欲に知識や力を吸収しようとし続けるところだ。底なしのエネルギーと探求心の塊で、動き続けないと死んじゃうのかな~という気持ちになる。

たまにアリゼータイプの人と現実で会うのだが、大体そういう人は高学歴バリキャリで、週5日めっちゃ残業します!!体力づくりのために業後にジム行ったり土日はマラソンしたりしてます!!的体力化け物な人が多い。
アリゼーも生命力が強そう。アルフィノは結構貧弱だと思うので、多分そういう体力とか生命力的部分はお母さんのおなかの中でアリゼーに全てもっていかれたんだろう。

今のうちにやっておいた方がいいよ!と「大迷宮バハムート」をおすすめしてくれた先輩には頭が上がらない。地面にめり込んでいる。
ここをやっていれば、アリゼーがどうしてこんなにヒカセンを信頼してくれるのか、よーく理解できていいというのは間違いじゃなかった。
また最後の最後で「ひとりにしないで」と訴える姿は、年相応の女の子なのだと改めて感じさせられる。そうだよな~ずっとアリゼーは強がっていたよなぁ

こういう部分を見ても、物語の上での魅力は主役のはずのリセを食ってるよな。

1位:リセ

自分でキャラクリするならこの顔にはしないけど、正面から見るとまんまるの目にちょっとぽてっとした鼻が可愛い。

もともとイダと名乗っていたころからずーっと好きだった。紅蓮はキャラクター紹介に書かれている通り、まさに彼女の成長物語であり、彼女の英雄譚でもある。
だからこそ、もっと深く切り込んで欲しかったと思う部分もあるので、個人的には不完全燃焼な扱いだったなとも思っている。
「イダは進撃の巨人のクリスタになりそこなった」と書いている人がどこかにいたんだけど(思い出せねぇ〜!)、個人的には同意見。
だけどキャラとして嫌いか?と言われると嫌いではない。ツレェ〜!!と泣きながらストーリーを進める私を励ましてくれたのは、他ならぬ彼女だったからだ。

だから底抜けに明るく、おっちょこちょいなところのあるイダとしての彼女が、いかにしてリセとなり祖国を救うことになるのか、ちゃんと最後まで追えてよかった。

ずっと陰惨で辛い展開が続く紅蓮の中において、リセが言い聞かせるように「大丈夫!」「やっちゃるよ!」と言ってくれたり、ちょっとのんきな発言をしてくれることが救いだった。
それに彼女がずっと何も考えなしに過ごしていたわけではないことも分かる。彼女は強く、賢い。何も知らない無知で弱い女の子ではなくなったのだ。
アタシには分かんないんだけどさ…なんて言いながら、まるでスポンジのように周囲の人々から知恵を学び、逞しくなっていくところが眩しかった。
同年代のヒエンの存在も、彼女にとってはすごくモチベーションになったと思う。あっちこっちに移動させられ続けた紅蓮だったけれど、ヒエンとリセの出会いは間違いなく大きな転換点だった。無駄な移動ではなかったし、無駄な展開でもなかったなと今なら思える。

現実で隣にいたらすげーうるさくて大変だろうな~。パパリモ、うるせ~って思ってただろうなぁなんて、グリダニアのころをぼんやり思い出して悲しい気持ちにもなったり。
でも今は一番隣にいてほしいキャラクターNo.1になった。
辛い経験を乗り越え、酸いも甘いも味わったリセの「大丈夫!」は心強すぎる。燦然と輝く太陽のようにアラミゴを導いてほしい。
最後の最後に気弱になっても、それでも自分がやるんだという責任感から逃げない。子供のころはただ逃げるしかできなかった彼女の、最大の成長ポイントはここだったと思う。

ちなみにリセの顔も好き。
バイオシリーズのジルに通ずるたぬき顔で、お鼻の形が特徴的だな〜と思う。目もくりっとしているし真っ青で、アリゼーよりもあどけなく感じる瞬間すらある。
暁の女性NPCの中では一番顔の造形が好きだ。

お世話になったジョブTOP3

3位:リーパー

暁月ジョブだけどしーらね。やりたかったんだもん。
ということで紅蓮突入前にナイトがレベル70まで到達したのをきっかけに、リーパーを開放した。

ジョブクエに登場するイケイケババアがかっこよすぎて惚れた。
ほぼDPSの中ではメインに使っていて、今後メインとして遊んでいくならリーパーか竜騎士だなと思っている。
まだまだ新しいジョブなので、装備類が高額なのが玉に瑕だけどとりあえずマケボに出ているものを集めつつ進める予定。

2位:モンク

どうしてもメインクエをモンクで進めたくて、頑張ってレベリングしてから紅蓮に突入したんだぞ。なのに2位。

個人的に近接DPSが一番向いているな~と思う。遠隔とかヒーラー系はマジで無理。苦手過ぎるので絶対マルチでは出せない。
割と考えずにぽちぽちしてもなんとかなるので、私向きだな~~と思う。ぼんやりしてても死なないで済むが、手元がえらく忙しいのでひーひー言いながら遊んでいる。

1位:ガンブレイカー

またしてもタンク。しかも漆黒ジョブ。
でも楽しいし初期装備可愛いのでずっとやってられる。割と手元が忙しいのも自分に向いているかも、と思った。
61レべの状態からストーリーでメインで使用するようになったので、蒼天でのレベル上げを兼ねて使っていた竜騎士ポジションになったと思う。

コツコツ使っている間に70レベルに到達し、タンクで遊ぶときはナイトかガンブレであることが多い。そろそろ真面目に暗黒騎士を育てたいとも思っているので(次のパッチは「漆黒のヴィランズ」だし名前的にも親和性がある)、次はそっちかなぁなんて思っている。

好きorお世話になった装備TOP3

結局メインクエストはアダマン装備で進めていた。あれが一番無難で、どこで来ていても自機の服だなと思える。
だがそれ以外はダンジョンでドロップする装備など、揃えるのを頑張ってSSをとったりその格好でイベントを味わったりもしてみた。

3位:フィアスタイラント装備

本当にかっこいい。

これが欲しくてPvPを最低限デイリーくらいはやろうと思い、コツコツ進めていた。いやいやながらやっていたのだが、だんだんと対人戦績があふれるようになってきて成長を感じている。
なおそのいやいや精神をどうにかしたくて書いた記事はこちら
もっと早く取得できる人もいると思うけど、気分のムラがありつつもコツコツやって何とかなった象徴のような装備。

意外と脚装備(パンツ部分)が秀逸なデザインになっていて、それだけでもいろいろなミラプリに生かせそうだ。赤魔とか似合うと思う。
またごつい鎧の全身装備でありながら、キャスターやヒーラーに着せても意外と似合う。タンク職で着たいと思っていたけれど、今は賢者で着せている。

布部分ではなく、鎧の金属部分の染色を行うスタイルになっているのだが、金ではなく銀にしたり、黒にしたり、赤にしたりで印象がかなり変わる。
長く着ていけたらいいな~と思うかっこいい装備だし、着ている人がいると「おっ」と思うおしゃれな装備で好きだ。

2位:ノマド装備

色使いが実は鮮やかなところも好き。

アジムステップに入って、一番最初に感じたこと。それはみんなおそろいの装備がかわいいこと!
モデルとなったモンゴルの遊牧民族が着ているデールっぽい。

……と、勝手に思っていたのだが、見比べてみると全然違った。ただの印象とデザインっていうのが全然が違うのだなと思い知らされた気がする。
チベット近辺で着られているものとも違う。モデルはこのあたりだと思うのだが、馬の代わりにヨルに乗るからか、足元にはスリットが存在していない。
また寒冷地帯に適した詰襟ではない装備もあるし…と思いながら改めて見ると、どこがモデルなんだろう?いっそトルキスタン地域の女性衣装のほうが近くすら感じる。

だがそれはさておき装備はかわいい!
どうしても余輩ちゃんセットが欲しくて、一人でぐるぐるしばらく回っていた。足元はほとんど見えないが、ちゃんと揃えて、メインクエストでアジムステップをうろうろしている最中はずっと着ていた。

もらえる武器の名前もみんなかっこいい。
「支配すべき大地」「峻厳なる山」「燃え盛る太陽」…白魔と黒魔の武器が「沈黙する月」「雄弁なる月」と対になっているところも非常に詩的。
すべてアジムステップを表現する景色になっていて最高。

1位:ボーン装備

これが欲しくてフォロワーさんと3時間くらいガンエン廟にこもった。本当に申し訳ないことをした。でもせっかくだったので全ロール分揃えました。

頭装備もいいのだけれど、足装備がとにかくいい!
ロールごとにヒールの形が異なっていて、衣装デザイン担当のこだわりを感じる。これからももっとこういう、性別を問わずはけるヒールを作ってほしい…。

ほかの装備と合わせて頭装備を生かせたらいいな~と思っているが今のところ持て余している。そのためフルセットでリーパーや竜騎士で着ている状況。
足装備に限らずうまく着ていけたらいいな~と思っていながら、タンクのミラプリに組み込んでいる。

好きなダンジョンTOP3

3位:バルダム覇道

アジムステップといえばこの青空!

急に謎のクイズ出してくるのやめろ!!と思いながらも楽しくやっていた。
ノマド装備が欲しくてかなり周回したので、それもあって思い出深い。
アジムステップにいるNPCとお揃いになれてうれしい。

バルダム覇道が好きだと思うのは、そのステージの構成だ。
最初は草原の中を走り、やがて川を下って洞窟に入る。薄暗い中を進むと、その先に壁画が描かれた広場があって、そこにヨルが待ち構えている。

ぐるぐる回ってみると、どこか人が住んでいたのでは?と思わされる遺構があったり、そもそもどの部族が手入れしているんだ?というくらいギミックがあったり、意外と謎が尽きないところもいい。
道の途中、カラフルな旗が掲げられているところはチベットの5色の旗であるタルチョをほうふつとさせる。

再会の市を管理しているのがケスティル族、ヤンサに続く道を封鎖していたのはドタール族…とそれぞれ得意分野があるっぽいので、どこかの部族がちゃんと手入れしているんだろうなぁと思った。
文化を大切にしているキャラクターが多かったのが、アジムステップの特徴だったなぁと思う。

2位:永久焦土 ザ・バーン

宇宙が手の届くところにありそうな、深いブルーから白へと移行するグラデが好き。

正直1位にするかかなり迷った。
真っ白い砂と黒い大地のコントラストに、吹き荒ぶ風や転がってくる巨大な落石。どれもこれもが人の手の入っていない、枯れ果てた大地を彷彿とさせる。
この土地を見た初代ガレマール皇帝のソルが、蛮神が降ろされたためにエーテルが枯渇したこの地を見て、蛮神を許さぬと決めたというのも納得できる不毛の大地がどこまでも続いている。

何かに似ている…と思っていたけれど、ニーアレプリカント・ゲシュタルトのオープニングに雰囲気が似ているんだな。あれも人間が滅んでいく世界の話だった。

どこまで行っても真っ白なのかと思いきや、アラグの遺跡が姿を現してくることでその後の展開にも繋がっているメリハリの利いた構成も好き。

BGMも好き。
よく聞くとAnswersのアレンジ部分もあり、まさにこの土地がハイデリンの成れの果ての姿なのだと思わされる(私は勝手にAnswersをハイデリンがヒカセンに語り掛ける曲だと思っているので)。
またバグパイプ調の曲といえば、クリスタルタワーでお世話になったドーガとウネの曲にも使われている。古代アラグ文明の遺産と遭遇する構成にもマッチしていたな~

そういえばハイデリン、ミリも連絡がないけど今大丈夫なんだろうか。

1位:紅蓮決戦 アラミゴ

カットシーンで見ていた場所に到達できる喜び。

事前に「初見は呼んでね」とフォロワーさんに言われていたため、唯一コンサポではない状態で遊んだID。

その後の神龍討滅戦も8人集めて遊ぶことになった関係で、このダンジョンを爆速でプレイする羽目になり、結果強烈なまとめ進行でDPSが一人落ちたという爆笑すぎて締まらない案件を経験したため、印象深いなんてもんではない。
めちゃくちゃ慌てた。

とはいえ無事クリアできたし、その後の神龍討滅戦も声をかけてくれた人たちと一緒にばっちりフルパーティで挑めた。ありがとうございました。

ある意味では「MMOだもん、こういう楽しみ方も印象に残ってよかったわ」という気持ちと、じっくりあとから一人で遊んだ時の気持ちが二つとも味わえて贅沢だったかもしれない。

さてステージの構成としては、そんなに印象深くはない。ただ城の一番奥で待っているゼノスに会いに行き、その先でムービーを見て、神龍討滅戦に挑むための前座…という印象だ。その先の屋上庭園とかのほうがよほど思い入れがある。

だがいつも向こうがやってくるのを待つばかりだったゼノスを、自分から追い詰めるところが良かった。彼の術中に見事にハマっている気もするが。
そういう意味で4.0の最後を飾るにふさわしいIDでもあったのかなと思っている。

好きだったエーテライトポイントTOP3

3位:クガネ 転魂塔広場

転魂塔と呼ばれて、エオルゼアのエーテライトとちょっとフォルムが違う。あと装飾がついていたりするし、ベースとなる形は近いけど全然違うものとしてデザインされているのがすごく好きだ。

漠然と違う世界にやってきたな~と思わせてくれる、物語が「転」に入ったなと感じさせてくれるデザインで好きだった。
奥にお城や街並みが見えたり、川があったり、太鼓橋がすぐそばにあったり日本っぽくてよい。

2位:再会の市

アジムステップの景色いいとこどり。

初めて到達したときは深い霧に包まれていて、風情も減ったくれもなかった。だがきれいに晴れた日には、青々した草原とどこまでも続くような空、その奥に峻厳な山々が望める。

ずっと平坦な場所が続くアジムステップにおいて、一番最初に目に入る象徴的なものの近くにあるという意味でもベストポジション。
初めてヒエンに出会った小高い丘の上から眺めた景色も好きだ。

1位:ポルタ・プレトリア

赤い煉瓦の高い壁と山々…ギラバニアはもともと恵まれた土地ではないところもヨルダンあたりを連想させる。

ポルタ・プレトリアを見ているとヨルダンにあるペトラ遺跡を思い出す。
ペトラももともとはナバテア人たちが暮らす巨大な街であり、キャラバン隊の重要な補給地点でもあった。

ペトラは行けていないのでいつか行きたいな~とずっと思っている。
今こそ!と思ったのにまたチャンスを逃したので、来年あたり行きたいよなぁ

まとめ:ファンタジーを名乗ってよかったのか?

ということで、いよいよFF14のメインパッチも折り返し!
次は漆黒のヴィランズへと突入することになり、みんなが大好きらしいエメおじとか、導入部分ですでにどうしてクリスタルタワーが攻略必須になったのかが理解できてしまって正体がすでに読めた気がするフード男とか、なんかやばそうな面々と遭遇し始めている。

……と、前向きな締めにしようかと思ったけれど、やはりその根底にあるのは「紅蓮はきつい物語だったな」という感想ばかりだった。
避けられない帝国からの侵略、同族に牙をむく人々、考えの相違から一枚岩になれない組織、退けたはずが再び戦いに飲まれる国々…ファイナルファンタジーって名乗って平気?と思うくらい、戦記物の要素が詰まった物語だ。
メインクエスト攻略中に投げ出しかけた人がいるのもわかる。ぶっちゃけファンタジーものだと思って遊ぶと、ゴリゴリSAN値が削られる。それが紅蓮のリベレーターだった。
こういう生々しい話を、まさに今起こっている話なのだと体感するような世界情勢の中で遊べたのは、ある意味で幸運だったのかもしれない。

ところで大丈夫?ファイナルファンタジー14じゃなくて、エオルゼア戦記とかに平気しなくて平気?あ、平気…そう…。

漆黒はどんな話だろう?
いよいよガレマール帝国との全面戦争?ていうか最後の最後でそもそも「ゼノスの肉体」のみならず「ゼノスの魂」までも未だ存在していることが分かっている。
となるとアシエン、アシエンの手先であることを良しとしないヴァリス、父なるものの呪縛からほぼ逃れたゼノスと帝国内は大分裂。民衆派の人々に生きてたガイウス、さらにまだ味方か分からないフード男、昏睡状態から目覚めぬ賢者たちに残されたヒカセン。どう考えてもいい方向に物語が転がる予感がしないし、カオス極まっている。

きなくせぇなぁと思いながら、今後もマイペースに進めようと思う。

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