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rumaru
My homies
《あらすじ》
神原善次(しんばらよしつぐ)と蒲生雄輔(がもうゆうすけ)は今年で30歳になった。小学校の頃からの付き合いで、喧嘩の数だけ仲直りもしてきた腐れ縁だ。地元で共に過ごした旧友達は、出世や結婚、子育てで忙しい毎日を過ごす様になり、徐々に疎遠になっていった。今でもよく遊んでいるのはいつしか、神原と蒲生のニ人になった。でもそれで良かった。いつも同じ場所、同じ様な会話。ニ人の関係が変わらなければそれで良かった。ある日、二人で食事をした帰りに蒲生がふと「花火がやりたい」と言った。あの頃「毎年やろう」と約束をした花火。あれから何年経っただろう。小さな町で、大きな変化が起き始める……。
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