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無事息子が退院できそうだと分かったら安心して私がやられた。

息子に退院許可がでて、退院することができました。


いえ、正確に言うと、退院許可が出たのではないのですが・・・


木曜日に退院しましたが、緊急退院でした。

本当は金曜日に症状がなければ退院できるということで先生から話がありました。
どんどん元気になっていく息子。
症状も出ず、元気に看護師さんとの時間が残りわずかであることを悟ったかのように愛想を振りまいてはちやほやされる息子に安堵の母。


その予兆はあったのです。

入院して3日目くらいに、めまいというかふらつきというか・・・

「あーこりゃ退院したら私しばらくダウンするかもなー」


でも、それは仮眠で耐えました。


そしていよいよやってきた退院できるかもしれない日の前日。

朝起きたら、体がなんか変。


この感じ知っている。
熱が出そうな感じ。


食事摂らないと元気でないから買いに行ってとるけど、進まない。
椅子に座っていることがしんどい・・・


恐る恐る夕方熱を測ってみると、あった。熱が。

最初は37.8度だったので、なんとかいけないかと気合を入れてみたけど、あの時の私の気合なんてしれてて、そのあと一気にあがり、38.5度。

ここまでくると、結構しんどい。


でも、明日退院やし何とか耐えるか。でも付き添いの人の健康チェックもしてるから、伝えないのはまずいかな。

ということをまわらない頭で考えていたとき、今までに見た中で一番優しそうな看護師さん(あの時弱っていた私にはどの方もそう見えたかもしれないけど)が、息子の体調チェックに来てくれた。

しんどくて弱気になっていた私は、発熱していることと、しんどいから解熱剤もらえないか(もらえるわけないですよねスタンス)を申し訳ないと何度も言いながら伝えました。


看護師さんは、私をたいそう心配してくれ、薬のこと聞いてくるし、氷枕もってくるよって言ってくれた。


結局は薬は診察しないといけない、今は時間外だから救急になる。
氷枕はタオルないけど自分のあるか。

と言って息子の主治医にも相談してくると言って、本来やることで忙しいはずやのに、患者ではない私のために時間を割いてくれた。感謝です。


そして、小児科の先生が来て奇跡のようなことをおっしゃった。

「本当は明日熱が上がらないことを確認できたら退院ってことだったんですが・・・(ここまで聞いて、私の熱のせいで退院が遅れてしまうのではなんて根拠のない不安に一瞬でかられる)このあと検査があるわけでもないですので、今日退院しましょう」



嬉しすぎた。女神に見えた。熱が下がった気がした。

実際夜間救急にかかってそのまま入院となり、細長いベッドで斜めに陣取って眠る息子を踏んづけないように体を細くして眠り、病院のコンビニや食堂の弁当で可能な限り栄養がとれるように食事を選んで冷めたご飯を食べて、となんだかんだで相当に参っていました。


息子に症状がある間は気を張っていましたが、元気になってきたら安心して気がぬけ、また退院が見えると安心して気が抜け、気が抜けまくって残された抜け殻が熱をもってしまいました。


病院のみなさんには、バタバタと手続きしていただいたり、発熱の人間が病室にいることで色々とその後の処理などご迷惑をおかけしたと思います。

本当にありがとうございました。気を抜いてしまってすみませんでした。



夫が泊まりの仕事でもともと母が退院時に迎えにきてくれ、そのまま実家で泊まることになっていました。

1日早くなったけど、母は迎えに来てくれ、熱の私に代わって、しばらく蒸しタオル入浴だった息子を風呂に入れてくれました。


そんな助けがあり、病院じゃないところにいる安心感があり、1人分の寝るスペースがあり、温かいご飯があり・・・私はすでに解熱し元気もりもりです!


看病疲れかなと看護師さんにも言われたけど、本当にそうだったみたいです。

息子と一緒に元気になって、一緒に遊べて本当に幸せです。


今回の事から、やはり元気の源はこれやなと思いました。

睡眠(元気のために絶対に外せない)
・食事(温かいものは最高!)
・空気(外の空気を感じられない。気温が分からないから肌がおかしい)
・気分(心配や悩みは尽きないけど、できれば気分をよくしていきたい)





退院までにまとめたかった「息子とのであい」はまたぼちぼちしていきたいと思います。


みなさん、雨大丈夫でしょうか。心配な夜だと思いますが、安全を確保してしっかり睡眠時間も確保してくださいね。



では、また。



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