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【標高1200m、パールブルーの秘湯宿で心と身体にご褒美を】オトナの贅沢、お篭もりステイ。福島県 野地温泉へ。【おひとり様女子旅記録】
「雲上の湯めぐりの宿 野地温泉ホテル」
ネーミングからして
期待値分度器になってしまうこのお宿。
JRの「地・温泉」シリーズに掲載されており、かなり昔から憧れていたお宿のひとつです。
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ワクワクします。
いつからだろう…
多分30年近く前から
「地・温泉」のパンフレットを眺めるのが
大好きでした。
最近ではデジタルパンフレットになってしまい寂しい限りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1683087229446-0qI4nMIPGZ.jpg?width=800)
吸い寄せられるように見に行ってしまいます。
今回は「自分へのご褒美」的な
ちょっとだけ奮発の温泉旅でした。
野地温泉は
標高1,200mにある秘湯ですが
非常に行きやすいです。
東京から福島まで高速バスか新幹線。
福島駅では送迎バスが待っていてくれています。
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ありがたい。
バスで山道を登ること50分。
下車した途端の強い硫黄臭に深呼吸。
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うやうやしい感じでお出迎えされ
チェックイン手続きをしました。
スタッフさんの福島訛りにほっこりします。
私は田舎が茨城県なので
南東北や北関東あたりのイントネーションは
耳にするだけで本当にキュンとしちゃう。
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浮ついた気持ちで
お風呂の時間や館内などの案内を聞いていました。
まぁ、なんとかなるでしょう。
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エレベーターの脇には
モモンガの「モモちゃん」が飼われているカゴがあり
中を覗くと小さなかたまりが丸くなって寝ていました(ほとんど眠っているそう)。
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客室は10畳のシンプルな和室です。
お部屋お任せプランということですが
バストイレ付き、充分すぎます。
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早速湯めぐり開始!
趣向を凝らしたお風呂はなんと6種類。
24時間入浴可能です。
①露天風呂 鬼面の湯
②おもしろ露天風呂 天狗の湯
③100年の伝統の檜風呂 千寿の湯
④男性大浴場 剣の湯
⑤女性大浴場 扇の湯
⑥女性専用露天風呂 羽衣の湯
①〜③は3時間毎に男女入替制です。
![](https://assets.st-note.com/img/1683088026216-aHxjuYXJrw.jpg?width=800)
入れ替えなしの大浴場があります。
これを見ながらお風呂めぐりをしました。
客室に置いてある温泉の時間割を見て、
まずは①の露天風呂「鬼面の湯」を攻める事に。
この日は晴天でしたが、夜から雨予報だったので青空露天のチャンス!
![](https://assets.st-note.com/img/1683088359714-JUDFEVbLnB.jpg?width=800)
ブルーがかった乳白色のお湯は
なんとも幻想的。
硫黄の香り濃く、柔らかな肌触りです。
お湯の温度はぬるめ、浴槽も浅め。
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陰になる場所がないので
陽射しを身体中に浴びながらの湯浴みを
愉しみました。
夏場は直射日光キツイかも…
聞く話によると
夏はブヨがすごいんですって。
程なくして「あと5分で男女入替ですよ」と
スタッフの方が声を掛けに来てくれました。
あぶないあぶない。
そそくさと上がり、
その足で男女入替したばかりの②「天狗の湯」へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1683088532703-YLMB6scqHU.jpg?width=800)
わかりやすく表示されていますが
インターバル無しに時間ジャストで
男女が変わるので
入替間際は要注意ですね。
天狗の湯は
内湯と露天がつながっていて、
しゃがんでお湯につかったまま
内湯と露天を行き来できます。
檜の湯船に
掛け流される硫黄臭のお湯は
不思議とふんわり肌触りが良いのです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1683088759234-KXdgOZIQgE.jpg?width=800)
寒い時期なんかは特に良いかも。
![](https://assets.st-note.com/img/1683088911469-v8GE2Bmwsa.jpg?width=800)
天狗の面がかけられています。
夕食は食事処へ。
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これでスタンダードプランなんです。
地元食材をふんだんに取り入れた食事は
評判通り満足度高いものでした。
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メイン料理は3か月ごとに変わるようで
3月~5月は
「福島県産黒毛和牛鍋」と「伊達鶏ふきのとう味噌焼き」です。
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お肉柔らかくて美味しかったです。
和牛肉食べたのいつぶりかしら…
お腹も満たされたところで③の「千寿の湯」へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1683089307842-X9oXQZTXX9.jpg?width=800)
この「千寿の湯」が野地温泉の原点とのこと。
奥から熱湯、普通、ぬる湯になっています。
一人きりの食事は
あっという間に終わってしまうのです(寂しい)
そのおかげで
いつも賑わうこちらの浴槽も独泉。
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お湯が湧出しているんです♨️
窓の外から
源泉の噴煙がもくもくと噴き出しているさまは
圧巻でした。
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ぬるめのお湯と
交互に浸かって
窓側のベンチで外を眺めて。
部屋に戻ったらお布団が敷いてありました。
お茶の急須も新しいものに変えられていたり
冷水ポットを置いてくれていたり…
旅館のごく普通のサービスかと思いますが
民宿慣れしてしまったわたし、
なんだか恐縮してしまいます。
お布団に入る前に
⑤⑥の女性専用浴場へ。
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サウナあり。
「扇の湯」という名前の通り
扇の形をしています。
奥のガラス扉から
そのまま露天風呂「羽衣の湯」に出られます。
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こちらは岩風呂。
予報通り雨が降り出しましたが
屋根部分もしっかりあるので
しっとりと濡れた大地から立ち昇る噴煙を
眺めながらの入浴は
なかなかの素敵時間でした。
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こんな眺めを楽しめます。
ホカホカに温まった身体のまま
お布団にダイブするしあわせ。
嬉しくて夜中に何度も起きて
その度に温泉に入る…生きてるって素晴らしい(単純)
朝食は焼き魚やお浸し、温泉卵など
温泉旅館定番の和定食です。
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異なる湯舟と景観で
館内で湯めぐりをするだけでも
実に楽しいお宿でした。
季節を変えてぜひまた再訪したい!
すぐ近くに「新野地温泉 相模屋」さんがありましたが
同じ系列なのかな。
(モモンガのモモちゃんの
正式名称が
そういえば「相模モモコ」だったので。)
バスの中から見える「鷲倉温泉」「幕川温泉」「赤湯温泉」の看板も気になりました。
あー
行きたい温泉いっぱいだわ!!!
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泉質:単純硫黄泉
入浴可能時間:24時間
プラン名: 雲上の秘湯・乳白色の温泉と旬の料理を満喫 ・お部屋おまかせ 1泊2食スタンダード
14,850円+入湯税150円
2023年4月27日(木)宿泊
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