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想い出のゲームヒロイン。リノアに恋をした夏。

アニメやマンガのキャラに恋をするとはどんな感覚なんだろう。お気に入りの女の子キャラがいた時期はあったけど、それが恋だったのかとなると違った気がする。

いちばん古い記憶によると、『Final Fantasy 8』のリノアが最初のそれに近い感覚だったかもしれない。

学生の夏休みは毎年、Final Fnatsyシリーズをやり込む事が恒例で、その第一弾が8だった。ヒロインのリノアが魔女の力を継承して色々大変になる中、主人公スコールと仲間達が彼女を助けるストーリー。

リノアは序盤からスコールにアタック気味で、その持ち前の明るい性格でスコールを変えていく。

人に自分の胸の内を知られるのが恐かったり、仲間を失うのが嫌で孤独を選んでいるスコール。リノアと関わるうちに、そういった感情を超えて成長していく。

フィッシャーマンズ・ホライズンからエスタまで、昏睡状態のリノアを背負い助ける旅へ出るシーンでスコールは、初めて自分の弱さを人(リノア)に語る。

不器用で、一見クールな臆病者のスコールが物語を進めるにつれ、熱い男に変わっていく。そんなスコールの成長と、それを変えたリノアの存在、2人の恋と愛。そういった要素が、思春期真っただ中の学生時代にいた僕にはとてもキュンとするものがあったような気がする。


もしかしたらスコールを通じて、リノアにちょっとだけ恋をしていたのかもしれない。そんな事を思い出していたら、なんだか恋したい気分。久しぶりに8プレイしようかな?

読んで頂き、あらいがとうございました。
素敵な夜を。

かずと


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