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道に迷ったら

迷って、悩んで、考えて、動けなくなってしまった時に
自分が今なにに迷っているのか、どう抜け出せばいいか
確認するためのnoteです。

自分用メモとして書いたものですが、
もし同じように迷う時があれば参考にしてみてください。


使い方

まず、1〜3のどのゾーンにいるのかを把握する必要があるため、
モヤモヤや気持ちを紙に書き出すなどして整理します。
そして解決策をとってみます。

1〜3は地続きになっています
1が解決したら2へ進んでみてください
2が解決したら3へ
3で解決しない場合は、1に戻り、また繰り返しです

現状がどれにも当てはまらない場合は4です

では行ってみましょう


1.ここがどこだかわからない

ここは暗い森の中
霧がかっていて周りがよくみえません
自分が今どこにいる状態なのかわからず、一歩も動けずにいます
目的地はおろか、そもそも自分がいる場所がわからない状態です

解決策:指針を見つける

まずは自分と向き合うことが大切
本来の自分、ありのままの姿を確認します
ここでは他人と比べることはしません。だって周りには誰もいないのだから。
自分が今、どんな服を着ていて、カバンの中には何が入っているのかを確認します。
ないものではなく、あるものに目を向けます
カバンの中には何が入っていますか?それは本当に必要なものですか?
一つ一つ手に取って、じっくり観察してみましょう
不要なものがあれば、感謝してその場へ置いていきましょう
そうすると、だんだん、本当に大切にしたいことが見えてきます

気をつけることは、「自分が何をしたいか」「どこへ行きたいか」ではなく「どうありたいか」「どんな気持ちでいたいか」に注目してください
それが指針(ナビゲーション)になります
道筋を示してくれるものではなく、進んだ時にピコピコと反応します
あなたが大切にしたい価値観をまず見つけましょう

次に、現在地を確認します
どんな場所にいるのか、どんな状況に置かれているのか、客観的に見てみてください
その状況が「良い」とか「悪い」とか判断するのではなく、ありのままの場所を地図に記してください
客観的に見るのがどうしても難しい場合は、他人に相談しても良いですが、「意見」を言う人はやめておきましょう
「事実」を教えてくれる人が良いです
もしかすると、自分と近しい人よりも、遠い誰かに聞いてみるのがいいしれません

指針は外の世界ではなく、必ず自分の中にあります
落ち着いて心の目で内省する時間を取りましょう
自分が本当に大切にしていることがなんなのか、
そして現状がどんな状態なのかがわかると、
自分の望みや求めている景色が自然と浮かんできます


2.どこへ向かったらいいかわからない

霧が晴れて周りの景色が見えてきます
向こうには川が流れ、こっちには大きな木が立っていて、空には鳥が飛んでいます
しかしこの広い森の中、どこに向かって進めばいいかわかりません

解決策:とりあえず動き出す

向かう場所が一つしかないなら、迷わずそこへ歩き出すでしょう
しかし周りには色んな景色があり、「これがしたいな」「ここへ行ってみたいな」という行動の選択肢が複数ある状態です
もしくは、「ここにとどまっていた方が安全かな…」なんて思っているのかもしれません
せっかく自分が求めているものが見えたってのに、それをただ眺めているだけの状態です

この場合は、ここから動き出すエネルギーが少しだけ必要になります
不安があったり、リスクを恐れて、行動が抑制されているのかもしれませんが、それでも喉は乾くしお腹は空きます
この場にいては、何一つ欲求は満たせず、ずっとモヤモヤを抱えるだけです
川の水を飲みたいから音がする方に行ってみようとか、
ちょっと気になるから木の実に手を伸ばしてみようとか、
「とりあえずあっちに」と、感性を研ぎ澄ませて、自然と導かれる方に行ってみましょう
ステップ1で指針を見つけたはずなので、それが狂っていない限りは命取りになるような崖の方には行かないから大丈夫
ちょっとくらい擦りむいても、木の実に手を伸ばした方が喜びは大きいです

何かの反動やはずみを使っても良いと思います
人に、背中をポンと押してもらえることもあるでしょう
ただし気をつけなければいけないのは、他人に決定を委ねないことです
「絶対こっちがいいよ!」とか「これはやめときなよ!」と言われたら、鵜呑みにしてはいけません
きっとすぐUターンしてくるか、またモヤモヤするだけです
結局、最終的には、自分が主体性を持って決めなければなりません
でも、大袈裟な準備なんて要りません
実験だと思ってやってみればいいんです
最初から自信満々な人なんていません

最初の一歩は、頭で考えるのではなく、人に決めてもらうのでもなく、自分の直感を頼りにしてください
頭で考えるのは、自分で足枷をはめてるのと一緒
どんどん重たくなってしまいます
せっかくカバンの中を整理したんだから、身軽なまま歩き出しましょう
一歩でも動き出せれば、ナビがピコピコと反応してくれます
勢いがついて、自然と次の目的地が見えてきます
きっとだんだん楽しくなってきます


3.この方向で合っているのかわからない

あなたは道を歩き始めました
しかし、いつまでたっても景色が変わらず
だんだんこの道で合っているのかが不安になってきます

解決策:目的地の再確認

目的地が見えてこない状態です
あまりに遠すぎるゴールを設定してしまったのか、そもそも最初からゴールを定めていないのかもしれません

まずは、また地図を開いて現在地を確認してください
ここではステップ1の最初の位置とは違い、今まで歩いてきた道ができているはずです
やってきたこと、できるようになったこと、成長したことを、過大評価・過小評価せずに見つめてみましょう
このときも、他人と比べてはいけません
そもそも他人とは、スタート地点も目的地も違うかもしれませんし、
自分には自分のペースがあり、自分に合った歩き方があります

そしてまた指針を思い出してください
本当に大切にしていること、求めていることから外れていないか、確認しましょう
意外と忘れがちなんです

現在地と指針を確認して、ゴールが遠すぎるなと思ったら、もう少し近い場所に設定しましょう
大きなゴールの前に、いくつか小ゴールを設定するんです
SMARTの法則を活用してもいいかもしれません
目的地はなるべく明確に、そうすれば迷うことはあまりないです

進みながら、あっちもこっちも気になって迷う時もあります
寄り道するなとは言いませんが、ちゃんと元の道に戻ってきてください
色んな場所に印をつけてしまいがちな人は、目的地は、まず一番近い場所、目の前に一つだけにしておきましょう

それでも方向性が不安なら、少し先を行く人に道を尋ねましょう
「こっちの方向で合ってますか?」
「このやり方で進んで大丈夫ですか?」
軌道修正が必要な場合もあるでしょう

もし、ゴールを定めずに歩き出しているのだとしたら、
そろそろ目的地を決めなければなりません
「毎日一生懸命やってるから、いつかは〇〇になりたいな〜」ではなく、
「自分は〇〇になりたい」と思って日々の行動に落とし込んでいきましょう

「あれ…?〇〇になりたいと思えない…」と感じるなら、指針自体を見直す時期かもしれません
人は、動き出せば、変化するものです
新しい出会いや刺激を受けて価値観が変わっているなら、指針もより自分にフィットするものにアップグレードしていけばいいのです


4.それでも悩みが消えないなら

解決策:感謝を忘れない

現在地と目的地がわかって行動できている状態は、少なからず前進しています
それでも考えて動けなくなってしまうなら、
それはもしかしたら悩みや不安ではなく、"不満"を抱えた状態なのかもしれません

「何かが足りない」と感じているのかもしれませんが、
その不満は、他人が満たしてくれることはありません

日々の出来事、周りの人々、与えられている環境、そして自分自身に感謝を忘れないでいましょう
自分の心を満たしてあげてください

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