【体験記】試行錯誤しながらDTM④ 打ち込み実践編【楽器未経験】
音楽経験も楽器経験もなかった初心者がDTMを始めて悪戦苦闘した記憶を思い出しながら、学んできた体験を書いていきます
DTMに興味を持ったきっかけから実際に勉強し始めてから当時思っていたことなどを紹介
なるべくDTMをしていない人でもわかるような説明を心がけています
現在DTMに興味がある人、DTMを勉強している人などの役に立てたら幸いです
前回の【体験記】試行錯誤しながらDTM③ 音が出ない編【楽器未経験】の記事の続きを書いていきます
さて、無事に音も鳴るようになったということで……
今回からいよいよMIDIシーケンサーDominoに楽曲を打ち込んでいきます
前回の音が出ない編の反省を生かし、今回はきちんと操作説明書を最初から最後まで読むことに
(さすがに説明書読まないとどこをどう触っていいのかわからない)
知らないことだらけだったので専門用語を調べながら読み進めて、全て読み終わるのにたしか1週間くらいかかったと思います
ただ読み終わってみればそんなに難しいこともなく、
この鉛筆を選択した状態でこのエリアに音符を入力して
楽器はここで変更
ここでトラックを変更
といった感じで後の細かいところは使っていれば大体わかってくる感じ
トラックとは楽器の入れ物みたいなもので、各楽器ごとの楽譜みたいなものです
ピアノトラックの中に音符を打ち込めばピアノで再生されて、
ギタートラックの中に音符を打ち込めばギターで再生される
ドラムトラックの中に音符を打ち込めば…etc
といった感じです
ドラムだけは他の楽器と違って例外的に10番目のトラックに入力します
各楽器それぞれのトラックの中でボリュームやパン(定位:音が右から出るか左から出るか)を調整したり、リバーブなどのエフェクトをかけたりすることなんかもできちゃいます
というわけで基本の操作方法も大体理解したところで、
さっそくまずは練習だ!と思い簡単な楽曲を打ち込んでみました
そうして出来上がったものがこちら
↓
となりのトトロ主題歌:さんぽ
これが僕の記念すべき初めての楽曲
楽譜を用意してそのまま入力するだけ。所要時間は約2時間程度
お手持ちのパソコンの中に入っているwindowsメディアプレイヤーなどで再生して聞いてもらえればと思います
ちなみにパソコンからファイルを掘り起こしたときは作成日時が2009年3月となっていました
当時メロだけをボカロに置き換えたものもありましたので一緒にのせておきます
かなり簡素な出来ですが、実際に自分で作ったと思うとそれなりに達成感がありました
さて、無事に一曲出来上がったわけですが、ただ、作っている中でやっぱりというかどうしても気になる点が一つ……
音がなんというか……スーパーファミコンの音みたい
そう、音源自体の悪さです
初心者DTMerならだれでもぶち当たる壁ですね
(今後もいくつも壁があります)
Dominoで使用している音源は前の記事で紹介した通り、
音源はMicrosoft GS Wavetable SW Synth(マイクロソフト ジーエス ウェーブテーブル ソフトウェア シンセサイザー)
windowsの中に最初から入っている標準音源です
いろいろと楽器を変更して再生してみればわかるのですが、着メロみたいな音というか……
ピアノはまだいいにしてもギターやバイオリン、ドラムの音はリアルの音とはかなり程遠い
よく耳にするJ-POP、バンドサウンドとはあまりにもかけはなれている感じ
ゲームBGMやファミコンサウンドみたいなそういう曲をつくる目的ならいいだろうけど、ボカロを歌わせる目的だとこの音じゃ全然物足りない!
ギターはもっとBzみたいにぎゅいんぎゅいん鳴ってほしいし、ドラムもズンズンと体に響くような音が欲しい
打ち込んでいる音数が少ないということを加味しても、そもそもの音がよくなければどうにもならない……
まぁフリーソフトだし、音が物足りないのは仕方がない…
やっぱりちゃんとした有料のDAWを早く触りたい!
と、当時の僕はそう思い、いよいよDAWの購入を決意します
そんなこんなでフリーソフトはこのへんで卒業。
一応Dominoの他にもフリーソフトのDAWがあるということでMusic studio producerやオーディオ編集に強いAudacityなどもダウンロードしてさわったりしてましたが
Music studio Producerの方はMIDIシーケンサーとの違いが当時あんまり体感できず、
”オーディオを一緒に再生できるMIDIシーケンサーだな~”
といった印象でそんなにしっかり触りませんでした
ある程度打ち込みにも慣れたところで、いよいよDAWを購入してみようと意気込む自分
次回は僕が初めて購入したDAWについて紹介したいと思います
続きはまた次の記事でお会いしましょう
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