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ドラマ『ミステリと言う勿れ』第1話感想

こんばんは。きなこもちです。

昨日書いたとおり、ドラマ『ミステリと言う勿れ』の第1話を見ました。今日はその感想を書こうと思います。

なお、私はマンガは最新の10巻まで読了済みで、このドラマを見ながら、ちょいちょい原作と比較して見ておりました。

ほぼ原作通り

今後どうなるかわかりませんが、少なくとも初回はほぼ原作通りでした。セリフも場面もほとんどそのままで、キャラクターの名前と役職のカットインも含めて再現されてました。

マンガもページ数の制限がありますが、ドラマも尺の制限があるので、どこまでやれるもんなんだろうと思ってました。俳優さんが生身の体で演じる分、こちらの感じ方受け取り方も変わりますし、マンガのまま表現するより俳優が出せる味わいみたいなものを期待していました。

しかし、初回はたぶん、原作ファンが多く見ることを予想して、まずはソフトランディングを狙った、というところでしょうか。次回のバスジャック編でガロくんも出てきますし、舞台が広がってきてからが本番かなと思っております。

菅田将暉が意外と合ってた

個人的に菅田将暉の顔が主人公の久能整のわたしの中のイメージと比べるとだいぶ濃いので、PV見たときはちょっと不安でした。でも、実際に見てみるとさすがに天才と言われるだけあって、完コピに近い仕上がりで驚きました。

もっと淡々と話す、ちょっと機械に近い無機質な感じで話すイメージだったのが、人間の肉声になるとどうしても感情がのってくる分、より整くんの人間味が増してました。何となく、ASDぎみな人物像だったので、ここはドラマならではでしたね。

遠藤憲一のすごさ

これは素晴らしかったですね!ここは原作に失礼なんですが、私、正直に言うと藪さんのことをほとんど覚えてなかったんですよね。犯人だってことは覚えてたんですが、どんな人だったかとか全然覚えてなかった。なので、遠藤憲一の演技を素で見る感じになったのですが、緩急が自在なのと、整くんとのジェネレーションギャップを感じさせる振る舞いもとてもよかったです。

特に、藪さんの動機がわかってからの、動機の元となった事故の犯人がわかった件で、片目から涙が流れるシーンは口から「すげぇ…」と思わず声が漏れました。あそこは原作よりよかったです。マンガを読み返すと泣きそうな顔はずっとしてるんですけどね、呆然と涙を流す方が現実っぽいなと思うんです。

ちょっとなー…と思ったところ

池本の顔がうるさすぎますw 刑事の中ではチャラさが目立つ役ではあるんですが、顔がピクピクしすぎです!

おわりに

というわけで、簡単な感想でした。いやー、遠藤憲一が第1話でリタイヤしちゃうのはもったいねーと思う一方で、今どきの古畑任三郎と思えば犯人が豪華なのは必然。俄然次回も気になります(原作読んでるんで、もうわかってるんですが…)。

今回は見る時間が作れましたが、次回は見れるか…。子どもの寝かしつけチャレンジ次第ですね!

サムネはここから引用しました。

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