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奥多摩きよかわゲストハウス

お盆で混む前に奥多摩へちょこっと旅

目的地はきよかわゲストハウス

今週と来週は予定を入れてなかったから、先日手に入れた青春18きっぷで長めにどこか行こうと考えていたのが数日前。そこではたと気づいた。山の日で11日は休み。その後はお盆で世の中的には夏休みをとる人が多いはず。会社員時代だったら旅行の計画立てどきだったけど、無職の今は避けるべきなのでは。フリーな毎日すぎて完全にお盆を忘れていた。せっかく時間はあるのに大失敗。

でも沸き立つ旅欲が治らなくて、本格的なお盆休みに突入する前に行けるところはないかとGoogle mapとにらめっこ。ふっと目に入ったのは奥多摩。数年前にクラファン支援した宿泊券がコロナ禍で使えてなくて眠ってることを思い出す。きよかわゲストハウスのサイトを開いて空室状況を確認したら10日は空いている。よし行こう。前日に決めてメールで予約したら、その日のうちに無事に返信が来た。後は明日に備えるのみ。

朝はゆっくり起きて準備しても、お昼過ぎには来られる近さが良いところ。

奥多摩行きの電車の座席シートは、モモンガやリスなどが描かれていてとても可愛い。東京アドベンチャーラインの車体ラッピングも動物達がいて見るだけでも乗ってもテンションが上がる。

電車から降りると、ギラギラした日差しが肌に刺さる。奥多摩の夏だ。

時間があるので駅からお散歩がてら奥多摩湖へ。片道1時間30分くらい。整備された車道を歩くのでわりと気軽に行けるけど、数カ所あるトンネルは少し心細い。一本道なので迷うことはありませんが、歩きはじめて30分ほどすると圏外になるのでご注意を。晴れ渡る空と湖がキレイだった。もっと体力がある方は山道を歩くコースもあるみたい。

夕方になって、きよかわゲストハウスに到着。

数年前にクラファン支援した宿泊券がやっと使える時がきた。

奥氷川神社の横にある細い坂道を下ってくと、ひっそりと佇んでいる。中に入ると目の前にリビングやバーカウンターがあり、オーナーさん達が迎えてくれた。開放的でゆるーい空気がとてもいい感じ。

2階にある女子ドミトリーは静かで涼しく、川のせせらぎが聞こえてくる。2段ベッドは広くて、奥にかかっているウォールポケットがさりげなく便利。全体的にカーテンできちんと仕切られるので、寝る時は人の目が気にならず安心して眠れそう。

シンプルで使い勝手のいいキッチン。コーヒーと紅茶がフリーで飲めるのがありがたい。

お風呂は脱衣所が広く、ちゃんと鍵がかかります。化粧水・乳液・洗顔料などが備え付けになっている気配りあり。シャンプーとリンスの香りが良いのもさりげなく嬉しい。

ひょこっと登場する猫のまるちゃん。9才のメスだそう。美人さんだし靴下にゃんこなのも可愛すぎる。カメラを向けても逃げないから、見かけるたびについつい写真を撮っちゃう。もう一匹たまちゃんもいるそうだが、半野良猫状態だから会えたらラッキーらしい。

宿泊するといただける、きよかわゲストハウスオリジナルの奥多摩まち歩きマップ。観光からお食事まで、これ一枚あれば楽しめちゃう。

晩ごはんの時はオーナーさんとスタッフさんと、少しだけ他のお客さんとお話しさせてもらった。水曜日は定休日のお店が多いんだそう。リビングでダラダラする時間があって、ゲストハウスにきたなと久しぶりに思った。最近もたまに泊まってはいたけど、宿としての意味合いが強かった気がする。その日の気持ち次第で全く交流をしたくない時もあるんだけど、ゲストハウスにおいての大きなコタツ机は妙な魅力があるから困る。

きよかわゲストハウスがなかったら、奥多摩に来ることはなかったかもしれない。泊まりに来れたのも良かったし、奥多摩の自然を見られたのも良かった。免許がない人にとって、電車のみで気軽に来られる山や湖は貴重な存在だもの。アクセスが良くてお出かけハードルが低いのが素晴らしすぎる。

奥多摩は自然が好きな人・ゲストハウスが好きな人・旅が好きな人・猫カフェが好きな人などなどいろんな人が、いろんな初めてを楽しめる場所だと思った。

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