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なぜ人と喋ると日記が書けないのか。

いつもはこのタイミングで1週間書きためた日記を掲載するんですけど、今週は1日も書いておらず。

時間もたっぷりあるし、書くことがないわけでもないけれど・・です。

振り返ると、この2週間は人に会ったりzoomで話したりする機会が多くありました。わたしにしては、の話です。ほぼ家にいるもんだから、家族以外話さないことはざらな身ですので。

けれどこの14日間で5日、家族以外の友人や打ち合わせなどで会話をしたわけです。

これは、日記を書かなかったことと関係してるんじゃないかな~と思ってます。

人と喋った5日間、普段よりも心が振動する時間が長いもんだから、その分身体的な疲れもあるし、精神的に満たされた部分もあったんでしょう。


おもしろいもんです。

日記以外のデイリーの記事はコンスタントに投稿できていたので、そこはいい感じ。日記よりもデイリーやマガジンの記事は、書きたいんでしょうね。


人との時間を得ると、日記は書かない(書かなくてもいい)。ひとつ得ると、ひとつ失う。そんな現象なのかな。


書く、読む、話す、聞く・・この両立というか、自分のいい塩梅で循環させていきたいなぁ。


最近この本がおもしろくって、手元に置いてぺらぺらめくっています。


わたしは、前職の心理の仕事で多くの人の話に耳を傾けてきました。そして、時間を共有したクライアントたちのことばを飲み込んできました。

守秘義務があるので、口外は出来ません。スーパーバイザーと呼ばれる指導者に話すことはあります。あとは、事例として論文を書いたり、事例検討の資料に使うことはありますが、どれもプライバシーの侵害にならないように、が前提です。


振り返ると、クライアントたちのことばの取り扱いがうまくいかなかったのです。ことばを飲み込むとお腹がいっぱいになってきて、消化不良を起こしだします。ほんとうに身体がそういうふうになってきます。


さっきの本の話に戻りますが、大平一枝さんと13人の方々が一対一でお話をされていることが収録されています。結構深い話をされていて、それぞれが孤独や葛藤に向き合ってことばにされていく様子が描かれています。


深い話、わたし大好きなんです。それが本という(もちろん秘密の話もたくさんあるのでしょうが)体裁をとっていることに、新鮮さを感じています。多くの人の目にさらされても大丈夫というのが、魅力的。


その人から生まれたことばって、おもしろいです。


会いたい人や会いたいと言ってくれる人たちとの会話を、記事にするというのもおもしろいのかもな~なんて思いながら・・6月が終わろうとしています。



すてきな1週間を!



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