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あの人に宛てた文章、ほんとうの宛先は・・
そうそう、友達が海外旅行行ってて。
現地からポストカード送ってくれたんです。旅先で思い出してハガキ送ってくれるなんて・・喜ばしい。なかなか行動までうつすのって大変だと思うんだ。
「カードだけ買って帰国してからでもいっか~」って、なるくない?
旅行中って何かと疲れもたまりやすいしさ、色々と感じることも多いしね~。身体もこころもよく動くから。そんななかペンを走らせてくれて、ありがたいことです。
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たった一人にむけて書いた文章っておもしろいし嬉しい。
これわたししか読めないんだよな~ってシークレット感もある。
読みながら、聞きたいことが溢れてくるって感じ。
けれども、そこをあえて聞いたりしないと思うんだよね。
「ねぇ、ポストカードにこんなこと書いてあったけど、あれってどういう感じなの~?」
とか聞きます?お礼のメールや会ったときに、聞くかな・・?
わたしは、聞かない。きっともうその流れの瞬間じゃない気がする。
書き手は書いた時点で完結してるっていうか・・。
先日読んだ記事に、こんなことが書いてあって。
たった一人って、つまり、目の前にいるその人は他人であるようでいて、過去や記憶を投影した自分自身、でしかないのでしょう。
なんだろう、この感じ。すごく「わかりそう」。
昔さ、人が亡くなるってことを初めて経験した中一のとき。亡くなったのは祖母だったんだけれど、ものすごーーーくどうしようもなくなって、怖くって。
目についたキティちゃんのメモ帳に亡くなった祖母宛てにしばらく手紙を書いてたことがあって。
内容は「骨になっちゃうけど、熱くないよ」とかだったと思う。
当時は祖母宛てで書いてるつもりなんだけど、これって自分に書いてるよなーって。いまならわかる気がする。
書くことで、こころを保ってたんだろうな。「大丈夫だから」と・・伝えたかったみたい。亡くなった祖母を通して、自分に。
そんなことをなんとなーく思い出しました。
言葉にするって自分を大切にする、ともいえるのかも。
おしまい。
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