死にたいと思ったとき

何もかも嫌になったとき
消えたいと思ったとき
死にたいと思ったとき

『思ったとき』はまだ大丈夫だった

「今死んだら家族が悲しむな」
「もう友だちと会えないのか」
「まだ行きたい場所あったな」

ちゃんと考えられた
死ぬのはまだやめとこうと自分を止められた

今から消えよう
今から死なないと
今から死のう

そう思ったときは誰のことも自分のことも考えられなかった
ただ、死ぬための行動をした

死ねなかったけど

本当に死にたいとき感情とかも無くなった
無だったと思う
「死」で頭がいっぱいだったとかそういうことではないと思う
何も感じなかった

またいつこうなるか分からないけど今は会いたい人もいるし、行きたい場所もある、食べたいものもたくさんある

当分は生きる