私が初めて頭髪を染めた日。〜恥ずべき青春の日々〜
先月初め「1200円カット」屋へ行ってきた。肩まで伸びた頭髪をなんとか整えてもらおうと、1200払ってチケットを買い、店員に渡した。椅子に座り鏡の前で己の顔を見るなり
「嗚呼〜老けちまったなァ…😅」
と嘆息。
担当する店員さんは明らかに70歳以上はいってそうなベテランの方だ。
その方が今回の、私の調髪を担当されるのだ。
「これこれこんなふうに伸びたので、短くしてほしい」とその方に言ったら・・・。
なんと❗😳。出来上がったスタイルがどう見ても「坊主」に近いのだ💦。
その方が出来上がりが気に入ったかどうかを込めて「如何ですか?」。
出来上がりを見て「こんなに短くしてくれと言った覚えはない!」といえない小心者の私は「ああコレでいいですね」と言ってしまった。
家に帰り改めて鏡を見て、再び嘆息したのが己の記憶にいまだ新しい。
・・・前説が長くなりました。
私が初めて染髪料で頭を染めた日は、まだ20代の頃。後半なのか前半なのかは、今だに記憶的にはっきりしない。
その頃ある意味 ”イキっていた”(?)私は、結構代金が高い美容室に通ったりしていた(それも「飛び入り」で💦)。
都内のとある小洒落まくった美容室に入ったときに、その初めての染髪をしてもらった。
染髪料が地肌にふれた時、冷たいのか熱いのかわからない液体が頭皮の表面を流れ出すのが感じられた。しばらくすると熱くなり、上からビニールを被せられると、しばらくは本を読む。
よくリーズナブルな美容室へ行くと、ヘアスタイルの本の他に女性週刊誌とかが置いてあるのだが、そこにはそんな週刊誌は置いてなく、最新モードやコスメ情報の充実したファッション誌だけが置いてあった。
当時の私は女性週刊誌もよく読むクチだったが、ファッション誌はその頃から読むのが好きだった。
それらを複数、色々読みながら「最近の流行は恐ろしいほどに私達の想像を超えているというか、時代の先端を走りに走っているなぁ」と感心したりしていた。
そうこうしているうちに、店員さんが私の頭にかけていたビニールを外して、シャンプー台のほうに案内した。
台の上にグーと傾けられて、首のあたりが少々痛かった。店員さんが頭に染髪料を落とすためにシャンプーをかけ、マッサージするように丁寧に頭を洗う。その指の動きの所為か、首の痛みが気にならないほどに心地いい。
シャンプーが完了し、タオルドライのあと、ドライヤーを掛けてもらう。暖かい風が気持ちよかったりして😙。
んで、染め上がった頭をみて、いい仕上がりです、と店員さんに告げた。その言葉通り、とても自然なブラウンの発色だった。
こころなしかサッパリした気分で、店を後にした。
それ以来、何度か先発したが、今は自分の家で母親に、ドラッグストアで買ってきた染髪料を使って、頭髪を染めてもらっている。
染めてもらうのはいいんだけれど…もうそろそろ、自分の手で頭を染めたいなぁ😳。美容室へ行く暇も、今はないしね。
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