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道具について

概要でお話しした「ご用意いただくもの」を、少し詳しくお話しします。
特に初めてつけペンを購入する方は、ぜひご覧になってください。

ペン先

つけペンはペン先とペン軸が分離します
画材店でもバラバラに販売してます

つけペンの先端です。適切なペン軸に突き刺して使用します。
「Gペン」「丸ペン」「かぶらペン(別名タマペン・さじペン)」など種類があり線のタイプが違いますし、メーカーによっても微妙に変わります。
どれでもお好きなものでOKですが、これから購入する場合、初心者の方には線が引きやすい「かぶらペン」をおすすめします。
または、幾つかの種類のペン先とペン軸が入った、お試しセットなどを購入するのも良いかもしれません。

ご参考:
メーカー別・種類別の特徴(立川ピン製作所)
【2022年】漫画用かぶらペンのおすすめ人気ランキング5選 
【2022年】漫画用Gペンのおすすめ人気ランキング6選(mybest)
デリーターお試しペンセット(amazon)


ペン軸

上が丸ペンのペン軸
下がGペン・かぶらペンのペン軸です
色々な長さや材質のものがあります

つけペンの軸です。ペン先を突き刺して使います。
ペンの種類によって使えないものもありますので、使用するペン先に合う形状のものを選ぶようご注意ください。

Gペン・かぶらペンなどのペン軸

差し込み口が金属のものです(木製のものもあります)
他には「スクールペン」「日本字ペン」などにも使えます
このタイプには丸ペンは刺さりません

丸ペン用のペン軸

差し込み口は木製です(ボロボロで申し訳ない…)
このタイプには丸ペンしか刺さりません


すべてのタイプに使えるペン軸

Gペン・丸ぺんタイプ、どちらも刺さり万能です
Gペンは外側の円に、丸ペンは中心の円に差し込みます


インク

こちらはパイロットの製図用インク
インクは色々試しますが、結局これを一番使ってます
(このインクは耐水性ではありません)

インクも様々なものがありますので、お好みの物を選びましょう。
もし、お習字の墨汁があればそれでもOK。
ただし、ペンで描いた後に絵の具など水性塗料で色を塗りたい場合は、耐水性のインクを使いましょう。

ご参考:
漫画インクのおすすめ人気ランキング9選(BestOne編集部)

スケッチブックなどでも良いですし、100均でもハガキサイズの紙が色々売っています
写真左上のエンボスペーパーはダイソーのもので、ペンとも相性が良かったです

出来れば2種類の紙をご用意頂けると便利です。
ひとつは、ペンに慣れるため試しに線を引いてみる時用に、ノートやお絵かき帳・コピー用紙など、気楽に描ける紙。
もうひとつは、実際に絵を描く為の紙で、あまり薄くない方が描きやすいです。ケント紙や漫画原稿用紙などは、つけペンに向いているのでお勧めです。
ハガキサイズのものを選べば、完成後、お友達に送ったり、フレームに入れて飾ったりしやすいので、楽しいですよ。

ティッシュペーパー

ペン先の汚れをふき取るのに使います。

水を入れたビンなど

ペン先のインクを落とす時、ちょっと濡らすために水を使います。
少量でOKなので、ジャムなどの小さなビンに入れ、フタを閉めておくとこぼれず便利ですよ。

筆記用具

つけペンで絵を描く時、下書きを描くのに使います。
シャープペンや鉛筆、消しゴムなどご用意下さい。

その他、あると便利な物

修正液
ミスノンなど。ちょっとミスした所の修正や、ハイライトを入れたりする時に使います。

サインペンや筆ペン
真っ黒に塗る(「ベタ入れ」などと言います)時に、あると便利です。
インクが水性や耐水性の物がありますが、油性やアルコール性のものは滲むので扱いにくいです。

お好きな飲み物など
お茶など飲みながらリラックスして描きましょう。
こぼさないように気をつけて。

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