漬物という同業種内でタッグを組む。
漬物業界にとって大きな出来事がありました。
同業種のライバル企業同士がタッグを組んで商品開発をして
地域を盛り上げるというニュースです。
以前もお伝えしましたが、漬物の原料となる野菜は生産者さんの高齢化や
後継者不足、天候不良などの影響でとても不安定な状況です。
このような環境の中で、
「競争」よりも「協力」することの方が互いにメリットがあると思います。
ただ、「協力」するためにはお互いの信頼関係があってこそ。
腹を割って、どこまで話し合いができるか、
がとても大事だと思います。
宮崎県産天日干し大根の場合、一級品は重さや長さなどによって
5種類に分けられています。
ある企業にとっては、SサイズやMサイズを好み、
またある企業はLサイズ以上を好みます。
言い換えれば、ある企業にとって苦手なサイズを
互いに融通し合うことができれば、
自身の必要なサイズの原料をよりたくさん確保することができ、
安定供給することが可能になります。
安定供給が可能になることで、私たちは積極的に販路拡大に
より努力する子ができ、市場シェアの拡大、
そして、
生産者さんたちにも安心して天日干し大根の生産が
可能になると考えています。
実は昨年、台風の影響や天候不良により
大変厳しい原料事情であり、お得意先さまからの
要望に十分応えられていないという現状があります。
その経験からこうした同業種での協力、
とても素晴らしいと思います!
今年こそは天気が安定して
たくさんの良質な天日干し大根が入荷してくることを期待しています。
どうぞ、引き続きの応援をよろしくお願いします!
※あくまでも私の持論です。
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