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ぬか床を育てていく上でのタブー。

ぬか床は生き物なので、あえて「育てていく」と
書いてみました。

そのぬか床がダメにしてしまうタブーとは。

1.ぬか床が水っぽいまま放置する

何度も使っているうちに野菜の水分がぬか床に出て
水っぽくなってきます。
そうするとぬか床内の空気のバランスが悪くなり
ぬか床内の菌のバランスを崩します。

2.気温の高いところに保管した

室温が30度を超えてくると菌の活動が活発になり
過剰発酵をおこしやすくなります。
そのまま放置しておくとアルコール臭や
セメダインのような匂いなどが発生します。

3.塩分濃度が低すぎる

使い続けていくとぬか床に含まれる塩が野菜に浸透していき、
必然的にそのままでは薄くなっていきます。
すると、雑菌の繁殖を起こすことになります。

4.ぬか床を「長期間」混ぜずに放置する

あえて、「長期間」という文字を入れました。
毎日混ぜないといけないというイメージをお持ちの方も
いらっしゃると思いますが、
状態さえ良くて冷蔵庫を利用することで
数日もしくは1週間程度混ぜなくても
ぬか床がダメになることはありません。

ただし、ずっとそのまま混ぜないと言うのは
酸素を好む菌と好まない菌とのバランスが悪くなります。



ひとまず、思い浮かんだタブーを描いてみました。
共通して言えることは、
ぬか床の様子をよくみてあげることです。

水分については混ぜる時に分かりますし、
気温については冷蔵庫に入れることでクリアできます。

塩分についてはぬか床自体をほんの少しそのまま
味見することで状態がわかります。
ちょっと塩味がする程度がちょうどいいです。

「混ぜる」と言うことに関してはみなさんきっと
気をつけているから問題ないと思います。


ポイントを抑えてぬか漬けライフを楽しみましょう。

では、また明日。


※今回の記事はぬか床1kg程度のものを想定しています。
10kgや20kgと言う大量のぬか床の場合は除きます。

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