ぬか床は人間と一緒。
朝晩が冷えて、過ごしやすい日が増えてきました。
いつも冷蔵庫に大事にしまっているぬか床をたまには室温に出してみませんか?
暑い夏は気温が高く、長時間の炎天下では人間が夏バテしてしまうのと一緒で、菌たちも必要以上に活発に活動してつい過剰発酵を起こしたりします。
今の時期、人間にとって過ごしやすいということはぬか床の菌たちも同じなんです。
適度な運動をすることでぬか床の香りも旨味も増していきます。もし、今、ぬか床の香りや味が薄くなったかな?と思われている方はぜひ2〜3日くらい室温で保管してみてはいかがでしょうか?
表面が少し白くなっても大丈夫です。
ぬかがガスを発生してふかふかになっても大丈夫です。
人間だって多少調子が言い悪いはあって当たり前ですから。少々のことでは菌も死にませんし、強いんです。
※但し、その時のぬか床の低塩度、においが悪いなどの場合は大きく影響を受ける場合があります。室温で管理される場合はぬか床の状態を毎日確認お願いします。
ただ、塩が少ないと雑菌が沸いてしまいますのでぬか床をほんの少しそのまま食べてみて酸味と塩味が感じられれば大丈夫ですが、塩気がないときは塩を追加しておきましょう。
また、ぬか床をかき混ぜたあとは優しくぬか床の表面を平らにならして軽く中の空気を抜くように「ポン、ポン」としてあげてください。
まるで体のなかのガスを抜くみたいですね。
つやつやお肌の美人糠床の出来上がり!ぬか床は生き物なので人間と一緒。
しっかり可愛がってあげてください。
今日もありがとうございました。
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