今日の生産者さんの言葉。
「守りきれなかった。」
契約生産者さんが今日天日干し大根を
持ち込んでくれたときの最初の言葉です。
この言葉の意味は、
「昨夜は夕方から気温がどんどん下がり始めるものの、
強風のため、保温用のシートをあげることができず、
一部の大根を守りきれず、凍らせてしまった。残念。」
ということです。
これまで大切に育て、櫓にかけて、
ストーブを炊いて凍るのを
必死に防ごうとしたけれど
自然には敵わなかった。
本当に残念です。
しかし、その後には、
「それでも、やれるべきことは全てやったから仕方ない。」
と言われてました。
大根を我が子のように育てている「愛」が
詰まってるからこそ出せる言葉だと思います。
私たちはこうした想いの詰まった大根を
さらに
愛情込めて大切に漬け込み、
米ぬかパワーで熟成発酵してもらっています。
今週いっぱいは氷点下の日が続きます。
どうか、みなさん、生産者の方へ
熱いエールをお願いします!
ちなみに、このように雨の日や寒波の際は
大根櫓をすっぽりとシートで覆ってるんです。
これはシートをおろす貴重な風景です。
生産者さんと私たちの想いがいっぱい詰まった
天日干し沢庵、お届けします。
今日もありがとうございました。