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【自分軸を取り戻す】覚醒したヒーローが唱える呪文

「自分軸」を持つって難しい

こんにちは、どうも僕です。

人間たるもの、周りに流されないのが大事ってことは、
「寒い冬は鍋が一番!」と同じぐらい、分かり切った話よね?
YESでオーケー?

だけど、実際はどうかって言うと、結構むずかしいよね?
いや、まあそういう僕だってそうだし、、

「自分」ってものが、港にくくり付ける錨(いかり)のように揺るがないものであれば、
台風が来ても大丈夫だし、苦労はないけど、

実際の人生ってどうかと言えば、
トラブルや予期せぬ出来事もあれば、
人間にはいろんな欲があるよね。

自分を揺るがす要因なんてたくさんあるし、
もうそれこそ、台風に津波のオンパレードじゃんね。。

その状況で、自分をしっかりと持つ、つまり「自分軸を持つ」ってのは至難の業(わざ)。

英雄メロスも誘惑に心が揺らいだ

あなたは「走れメロス」って小説、知ってる?
太宰治が書いた、学校の教科書にもよく載っている有名な短編小説なんだけどね。
暴君ディオニスのもと、磔(はりつけ)にされた親友セリヌンティウスを助けるために、数々の障害と誘惑を乗り越えて、命を顧みず昼夜走って駆け付けた英雄メロスの物語。

これ、メロスを「英雄の物語」って意図で学校で紹介されてると僕は思ってんだけど、読んだ人はわかると思うけど、メロスは暴君のもとにたどり着くまで結構紆余曲折があって、何度も誘惑に負けそうになってるのね。


そりゃ、メロスも人間。誘惑に負けそうになることだってあるよね。
メロス以外の英雄だって、みんな最初は弱かったのよ。
だけど、様々な誘惑や試練に打ち勝って、最終的には英雄や勇者になるわけ。

誘惑を断ち切って自分を取り戻す「英雄が唱える呪文」

さっきも言ったように、英雄全般、みんな最初は弱いし、頼りない。
ハリーポッターだってそうよね?

英雄や勇者って、そこまでたどり着く途中の有様ったら、みっともないし、醜態をさらすこともあるじゃんね。


でも、ひとたびヒーローとして暁には、もう強いのよ、人が変わったように。
悪魔だとか、妖怪が、やっぱり誘い文句を言ってくるわけさ、

「どうだ?ここで諦めたら、お前の命は助けてやろう!」
なんてね。

ところがどっこい、もう覚醒しちゃった英雄はそこでこう言うわけ。

「その手には乗らないぞ!!」

ってね。


そのフレーズを唱えることで、自分自身を揺るがす誘惑や邪念を取り除く、
「あるべき自分の姿」を取り戻すわけ。

覚醒しちゃうと、口にする言葉まで変わってくるから英雄ってニクいよね。

誰だって「英雄になる前のサナギ」だ

テレビや映画に出てくる英雄は、何度も言ってるけど、最初は弱い。
それが見ていくうちに、徐々に英雄へと脱皮するから面白いのよ。
それ、わかるよね?

どんなヒーローだって、ヒーローとして生まれたわけじゃない。
だとしたら、僕たち、普通の人間だって、ヒーローになれんじゃね?ってこと。

蝶がサナギから生まれ変わるように、
人も「変容」を経て英雄になるわけよ。

それは、その過程でいろんな障害はあるだろう。
でもそれは「ホントにこいつは英雄になれるだろうか?」っていう神様によって与えられた試練。
英雄になるにもテストがあるのよ。

ダイエットしたいのに、食べたくなったり、
人に優しくありたいと思ってるのに、誰かにツラく当たりそうになったり、
挑戦しないといけない場面で逃げ出しそうになった時、

途中で心がグラつく時があったら、
さっきの呪文を唱えりゃいい。

「その手には乗らないぞ!」

ってね。

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