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野菜【ネギ】の英単語・漢字・特徴の紹介

野菜のネギってカタカナで表されることが多いから、「ネギ」が英語で通じそうですが、ちゃんと英単語があるんですよ。その英単語について知りたくないですか。

この記事では野菜のネギに関する英単語、漢字、特徴などを紹介していきます。

ネギに関する情報

ネギはユリ科の多年草に分類される野菜になります。

ネギと言えば日本でもいろんな料理に使われるから、日本での歴史が長いと思われるかもしれませんね。しかし、ネギの原産は日本ではないんですよ。

ネギの原産は中国の西部と言われています。ただし、原生種は見つかっていないので、はっきりしたことはわかっていないのが現状です。
その中国では4世紀頃には栽培されていたとされています。

日本には8世紀頃に渡来したとされていて、日本書紀などにネギの名前が残っています。

ネギの由来

ネギは中国名の葱(ツォン)を取り入れて葱(キ)の名前で親しまれていました。
ネギは根を野菜として食べることから、「根葱(ネキ)」と呼ばれるようになりました。

その後、「根」の漢字が抜けて「キ」が濁る音で発音されるようになって「ネギ」となったんですね。

ネギの漢字

ここまで書いた経緯をたどっていくと、ネギの漢字は「」になります。

ネギの英単語

ネギを表す英単語としていろいろあるんですが、その中の2つを紹介します。

green onion(グリーンオニオン)

ある意味では一番わかりやすい英語表現になります。この英単語としては、生で食べられる長いネギのことを指しています。

ネットの英英辞典では、green onion は次のように表されています。

an onion with a small white round part and a long green stem, usually eaten raw
「白く丸い部分と長い緑色の幹を持つタマネギで、生でも食べられる」
引用元:green onion(ロングマン英英辞典)

② scallion(スカーリオン)

この単語は少しニュアンスが違って、小さな玉ねぎのようなものにあたります。分葱(わけぎ)にあたるものになります。

ネギと玉ねぎの雑種なのですが、玉ねぎと同じく球根で育つことが特徴です。

ネットの英英辞典では、scallion は次のように表されています。ほとんどgreen onion と同じ意味を示しているんですね。

a type of young onion with a small round end and a long green stem
「根っこが小さく丸まっていて、長い緑色の幹がある若いタマネギの一種」
引用元:scallion(ロングマン英英辞典)

ここまで読んでいただくとタマネギのことが気になりませんか。世界の歴史で見るとネギよりもタマネギの方が野菜として取り入れられていた説があるくらいだから、このネギの語源のルーツにも結び付いているんですよ。

ネギのことを深めていただくためにも、タマネギのことをまとめた記事も御覧いただければ嬉しいです。


まとめ

ネギは鍋料理や麺類の薬味としてよく使われていることから日本で育てられているイメージでしたが、中国から伝わってきて、比較的歴史が長い野菜になるんですね。

次回も野菜の英単語を元に深堀した記事をアップしたいと思います。

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