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家電【空気清浄機】の英単語・歴史|意外な家電との共通点も紹介

きむっちです。

家電の空気清浄機は意外な家電と共通点があります。
どんな家電と共通点があるのか、知りたくないですか。

この記事では
家電の空気清浄機についての
英単語・雑学について紹介していきます。

この記事を読むことで
家電の空気清浄機と意外な家電との結びつきを知ることができますよ。

空気清浄機の歴史

【空気清浄機はイギリスから誕生した】

空気清浄機の発祥はいろいろな説がありますが、
19世紀初めにイギリスで誕生したのが有力とされています。

当時のイギリスでは、石炭が主要エネルギーでした。
その石炭を燃やすことで発声する「すす」や煙の影響で空気がすごく汚れていたんですね。

換気扇はあったと言われていますが、空気そのものが汚染されていたからあまり意味がありませんでした。

このような流れから、空気そのものからすすなどを取り除くための空気清浄機の開発につながったのです。

ここで出てきた換気扇は
ある意味では扇風機と同じように室内の空気を循環させるものですよね。

扇風機についてもっと詳しく知りたくないですか。

扇風機の記事はこちら

【日本でも空気清浄機が登場】

1960年代になると日本でも空気清浄機が取り入れられるようになりました。

この頃には日本での大きなイベントが注目されていたこともあり、急加速することにつながったんですね。

それだけではなく、公害も問題視されるようになりました。

イギリスと同じように空気汚染などが問題になったことから、空気清浄機の開発へとつながったのです。

【1980年代には家庭用にも普及】

産業での空気清浄機の広まりがあったものの、
家庭内ではそれほど広まっていませんでした。

しかし、家庭内でも喫煙での臭いや花粉症などのアレルギーが問題として挙がってくることになったんですね。

このようなことから、家庭でも使えるような小型の空気清浄機が普及することになりました。

【黄砂PM2.5に伴いさらに普及】

2013年になると、一般家庭での空気清浄機の普及率が43.5%まで増えました。

前年の2012年は40%だったので、この1年間で大きく増えたことがわかりますよね。

このように普及率が上昇した理由として、黄砂PM2.5の流行が挙げられます。

この原因としては中国から黄砂を含む排ガスが排出されることになってしまいました。粒子が2.5μm(マイクロメートル)だから、呼吸するだけで体の中に入ってしまいます。

特に、粒子が小さいものほど肺に直接入るため、人体に及ぼす悪影響が大きくなってしまうわけです。

そのようなことから、PM2.5を取り除くための対応で空気清浄機が流行るようになったんですね。

【マイクロメートルってどれくらいの大きさ?】

ここから
マイクロメートルってどのくらいの大きさなのか、説明していきますね。

1μmは
1mm(ミリメートル)の1/1000倍の大きさになります。

文房具で扱われるほとんどの ものさし は
一番短く測れる長さが1mmです。

1mmの幅を1000等分した大きさが
1μmということになります。

参考として、
食卓の食塩の一粒の大きさが0.2~0.8mmくらいです。

なので、PM2.5(2.5μm)が
いかに小さいものか、よくわかりますよね。

ここで出てきた
文房具のものさしについてもう少し詳しく知りたくないですか。

文房具のものさしの記事はこちら

空気清浄機の英単語

空気清浄機は
英語で”air purifier"です。

日本語ぽく表すと
「エアピューリファイアー」です。

ここで、
”purifier"は
動詞”purify”の名詞形になります。

”purify"は
清浄する」、「浄化する」の意味合いがあります。

掃除機に似た意味にも捉えられますね。
しかし、実は少し違います。

ここで出てきた掃除機について詳しく知りたくないですか。

掃除機の記事はこちら

【purifyの語源】

ここからは
purify”の語源を解説していきますね。

”purify”の語源として
次のようになっています。

purus(純粋) + facere(する)

この”purus"は
”pure(純粋)”にあたります。

”purify”は
水道水に含まれる塩素成分を取り除いて、水を浄化する効果があります。

この意味合いとして、
空気清浄機も含まれています。

【"air purifier"の英英の意味】

ネットの英英辞典では、
”air purifier"は次のように表されています。

something used to remove dirty or harmful substances from air
「空気中の汚いもしくは有害な物質を取り除くために使うもの」
参考元:purifier(ロングマン英英辞典)

ここで、
この英英に出てきた”remove"は
家電のリモコンと深い関係があるんですよ。

どのように関係があるのか、知りたくないですか。

リモコンの記事はこちら

さいごに

空気汚染の問題から生まれた空気清浄機。
今では産業だけではなく家庭にも幅広がっていますね。

空気清浄機は製薬企業の工場ではクリーンルームなどでも幅広く使われています。

クリーンルームの場合は一般的な空気清浄機よりもさらに精度の高いものがもとめられます。

花粉の時期には空気清浄機などを使っていきたいところです。

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