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【基礎英文法】(10)助動詞 can

きむっちです。

今回は基礎英文法として
助動詞の”can”を解説していきます。

今回の中で初めて「助動詞」って言葉が
出てきましたね。

助動詞とは?

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そもそも「助動詞」ってなんだんだというと、
言葉のとおりで動詞を助ける役割をします。

もうちょっとわかりやすく例えると、
~することができる」や
~してもよい」といったニュアンスのときに
使われるんですよ。

canはいろんな場面で使うことが多いので、
canを使えると英語の幅が広がりますよ。

助動詞canの意味と使い方

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まずは助動詞canの意味ですが、
いろんな使い方があります。

① ~することができる(能力)
② ~してもよい(許可)
③ ~してもらえませんか(相手への依頼)

まずは①だけでも押さえておきましょう。

では、ここから解説していきます。

① ~することができる(能力)

canには「~することができる」という
意味があります。

ここでの「できる」ってのは
[能力的に可能]ってことです。

「できあがる」って意味合いだと
canを使わなくても表現できたります。

「完成する」って言葉も
「できあがる」って捉えられますよね。

ここで、
助動詞のcanを使うときには
動詞は原形になります。

be動詞の場合には
beの形にすることになります。

主語が3人称単数などは
関係ないんですね。

例文としては次のようなものになります。

He can swim well.
「彼は上手に泳ぐことができる」

【疑問文の作り方】

助動詞のcanを使うときには
助動詞のcanを文頭に出します。

一般動詞を使っているから
doを使うと思われたかもしれないですが、
そうじゃないんですよ。

助動詞を使った場合には
助動詞を文の最初に出すことで
疑問文にできるんですよ。

さっきの例文を疑問文にすると
次のようになります。

Can he swim well ?
「彼は上手に泳げるんですか?」

答えるときには
次のようになります。

まずはYesの場合

Yes, he can.
「はい、彼はできます」

Noの場合には
can notと答えることになるんですが、
省略した形が二つあるんですね。

No, he can't.
もしくは
No, he cannot.

canの場合には
cannotという形で
そのまま続けて書くことができます。

面倒なら
can'tって書く方が楽だったりします。

実際、日常での会話では
can'tが使われることが多いです。

cannotは文章を書く場面で
使われることが多いようです。

まだ紹介していない助動詞でも
cannotのような省略をする単語は
僕は知らないですね。

知っている方は
教えていただけたら嬉しいです。

ここで、
助動詞を使ったときのwh疑問文は
助動詞の前にwhを付けることになります。

例えば次のような例文です。

What sport can he do well ?
「彼はどんなスポーツを得意にできますか」

ここで、ちょっとブレイクしますね。

「泳ぐ」と言えば水泳ですが、
水泳が競技となった歴史を知りたくないですか。

水泳の記事を読んでいただければ
嬉しいです。

② ~してもよい(許可)

このcanは
「~してもよい」って意味でも使います。

この意味では
次のように使いますよ。

You can eat foods in this area.
「このエリアでは食事を食べても大丈夫です」

「食べることができます」でも
伝わるニュアンスなんですが、
能力的な捉え方ではないんですよ。

許可を取るときにも
否定の表現があります。

次のような使い方になりますよ。

You can't eat foods in this area.
「このエリアでは食事を取ってはいけません」

このニュアンスだと
他の助動詞の方が
意味が通りやすいこともあります。

その助動詞をここで解説するとややこしくなるので、
別の機会にさせていだきますね。

【許可の場合の疑問文】

自分が相手に許可を取るときには
次のように使います。

Can I open the window ?
「窓を開いてもいいですか?」

ここまでの英文法の中で
はじめて主語が”I”のときの
疑問文が出てきました。

”I”を使った疑問文があるってことを
覚えておいてもよいですよ。

この疑問文に対して答えるときには
次のようになります。

まずはYesの場合。
ここではじめてYes以外の表現も出てきます。

● Sure.
「いいです」

● Of course.
「もちろんです」

Noの場合には
次のように答えます。

● I'm sorry, you can't.
「申し訳ないけど、閉めないでください」

許可を取るときには会話になるので、
can'tを使った方がよいでしょう。

また、①のときのように”no”と伝えると
少しキツい答え方になってしまうことがあります。

なので、
”I'm sorry,”で返した方が柔らかく伝わりますよ。

③ ~してもらえませんか(相手への依頼)

canは相手にお願いするときにも
使うことができるんですよ。

②で解説した[依頼]の
逆バージョンです。

お願いするってことは
命令よりも柔らかいニュアンスになります。

ここで、
命令を伝えるときの表現は
命令文のところで解説しましたよね。

命令文を思い出せないって方は
こちらの記事で確認してくださいね。

依頼のときに
canを使った例文として
次のようなものになります。

Can you open the window ?
「窓を開けていただけませんか?」

ちなみに
命令文だと次のようになります。

● Open the door.
● Please open the door.

canを使った文章と比べても
明らかにニュアンスが違いますよね。

ここからは
お願いのときに聞かれたときの
答え方を解説していきますね。

まずはYesの場合。
ここではじめてYes以外の表現も出てきます。

● Sure.
「いいです」

● OK.
「大丈夫です」

Noの場合には
次のように答えます。

頼まれているので、
”no”と直接伝えるよりは、
このようなニュアンスの方が
丁寧に伝わるんですね。

I'm sorry, I can't.
「申し訳ないけど、できません」

canと近い意味を示す”be able to”

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助動詞canでは「~できる」って意味だと
”can”の代わりに”be able to"を使うこともできます。

使い方としては
次の例文のようになります。

ここで、
”be able to” の後ろは
動詞の原形が続くことになりますよ。

He is able to swim well.
「彼は上手に泳ぐことができる」

この”be able to"の場合には
過去形でも使いやすくなるんですね。

一方のcanの過去形では
少し違う意味で使われることが多いんですね。

このあたりはちょっとややこしいので、
別の機会に解説しますね。

まとめ

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今回は助動詞のcanについて
解説してきました。

助動詞のcanには
次のような意味があります。

① ~できる(能力)
② ~してもよい(許可)
③ ~してもらえませんか(依頼)

①のニュアンスを元に
②や③の使い方があると思うと
理解しやすくなりますよ。

①の場合で、
canを使った英文の作り方を復習していきますね。

まずは助動詞canを使った文章の作り方です。

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助動詞canを使った疑問文の作り方・答え方はこちら

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次回のお知らせ

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次回は名詞の複数形について
解説していきます。

今までの中でも出てきてますが、
名詞の複数形は-sが付くだけじゃないんですね。

どんな名詞の複数形があるのか?

できる限り丁寧に解説しますので、
それまでお待ちくださいね。

それでは次回まで
楽しみにしていてください(^▽^)/

See you again!

≪きむっちの自己紹介はこちら≫


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