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花房観音さん著『京都に女王と呼ばれた作家がいた』を読んで京都・東山を散歩した

noteには着付けと音楽について書こうと思っていましたが、雑多になってきました、、ブログとの使い分けも分からないままに書きます、、おひとりでも読んで頂けたら嬉しいので^^それと自分の日記代わりでもあります。

京都にお住まいの小説家でバスガイドでもいらっしゃる花房観音さんの著書『京都に女王と呼ばれた作家がいた』を読みました。
ミステリー界の女王と呼ばれた小説家、山村美紗さんの生涯を取材に基づいて描かれた評伝です。



ミステリー小説はほとんど読んだことはなく、山村美紗さんのお名前はもちろん知っているものの著作も読んだことないしドラマも見たことはありませんでしたが、以前「角田龍平の蛤御門のヘン」というKBS京都のラジオ番組に花房さんがゲスト出演しお話されていた時にこの著書を知りました。
ガイドさんでもいらっしゃるからか、お話も楽しく声もとても聴きやすい方だなぁと。これがきっかけで著書を読み、読後は山村美紗さんのご自宅があった東山あたりを歩いてみたくなりました。(運動不足解消も兼ねて、、)

昨年末冬至のあたりに歩いたときの写真を貼ります。

京阪七条駅~清水寺に向かう
料亭を買い取ったという山村美紗さんの邸宅は詳しい場所は分かりませんが、産寧坂を逸れて続く維新の道沿いにあるということは分かったので
京阪電鉄の特急が止まる駅、七条駅からお散歩をスタート。
歩きやすいスニーカーを履いていましたのでもりもり歩きました。

まずは清水寺を目指します。細い通りの住宅街を抜けて五条坂へ。
途中から茶わん坂を通って仁王門に向かって。
コロナの影響もあって人はとても少なかったと思います。
それでも少し着物姿のお若いカップルもいて、寒いし慣れない草履で坂道は歩きづらいと思いますが着物を着たいと思ってくれたことが関係のない私でも嬉しく思いました。(^^

清水坂から産寧坂を下る

清水坂からは16時ちょうどに出発。空が綺麗ですが冬至の頃なので早くも夕方の雰囲気を感じます。

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産寧坂(三年坂)。多分通常はもっとたくさん人がいるのでしょう。

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ここで転ぶと三年後(三年以内?)に死ぬ、という伝承はいつ聞いても怖い(*_*;。転ばないように気をつけて歩きました。

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維新の道を通って霊山歴史館の方へ

維新の道、というのはここ?と確信ないまま進みましたが
どうやら間違いなかったようです。
人力車の車夫さんが待機してるあたりを右に曲がりました。
さざんかの垣根があります。人通りはぐっと少なくなります。

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この日この道ですれ違ったのはわんこのお散歩されている方ひとりのみ。
興正寺というお寺がありますが、このまま道なりに進むと。。。

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前方にネットで見た画像の邸宅が見えました。

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現在でもご自宅(事務所?)だそうなので、さすがに目の前で撮影するのは
憚られて通り過ぎて坂を上ってから振り返る。

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産寧坂からちょっと逸れるだけなのに、とても閑静で素敵なところにお住まいだったんですね。


そのまま霊山歴史館の方に抜けると、京都っぽい夕景(^^♪    塔がある風景好きです。

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横を向くと夕陽を受けた霊山観音。近くで見ると大きい。

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その後ねねの道から石塀小路に入ってうろうろ歩きました。やっぱり人は少なかったです。この辺は写真撮影禁止になっているようです。


安井金毘羅宮や建仁寺の方を通って祇園四条駅方面に到着
なんとなく年末感ある南座。

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だいぶ歩いたなぁと思いましたが清水坂からここまで40分程度。
京都は狭い範囲でもたくさんの観光地がつまっていますね。
今回は人が集まる場所は避けたコースですが楽しかったです。

山村さんを知らなくても興味深くすいすい読み進められて山村さんの作品も読んでみたくなる、という一冊でした^_^ 機会がらあれば是非手に取ってください。読後はきっと東山を歩きたくなるはずですよ。



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