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きものお手入れ上手への道①

前回はコチラ

さてさて、のんびりマイペースに着物生活を始めた私ですが
いくら木綿とはいえ日常生活の中で着物を汚すのは気が引ける…(家で洗えるとはいえなるべく手間は省きたいのだ)

という思いもあり
立振る舞いや洗濯の仕方が変わるようになります

一番変わったのはそもそも汚さないように家の掃除をマメにするようになった(当社比)が正しいかも

幼子のいる家庭なので、床にものを置かなくなった
机が汚れたらすぐ拭くようになった
着物で家事をする時にちゃんとエプロン(上っ張り)をするようになった

こんな変化が見られました
その他、以前お手入れ関係をまとめていたのでここに引用します

着物を着ると、どうやっても避けては通れない、『お手入れ』
洗いやほつれ直し
自分でもするんだけどそれだって回数を減らしたい
私は主に三つに絞って気をつけてます

それはシワと汚れ・シミとヤケを防ぐ事

シワをつけない為の工夫
・着物のシワをなくしながら着付
余計なシワをつけないように襦袢と着物の間に空気をいれないように着る事
それでもシワって出来る物なんですが、
着物を着る時に許容できるシワと許容できないシワを分けています
許容範囲なのは着付ける上でどうしてもついてしまう脇と腰紐部分のシワ

着付けると見えない部分なので許容範囲
大抵のものは吊ったあときちんと畳めば直ります

許容出来ないシワ
左前の裾のシワ、袖のシワ、衿胸周りのきついシワ

着方や動作が悪かった、着た後ほっぽらかしだったのがバレるシワです
これを見つけた時
自分の行動を思い返して「ああ~~~~」とうなだれますorz

なのでこういうシワは証拠隠滅w
木綿なら自分でアイロン掛け、
絹は織り方と仕立てによって自分でやるかプロ行き

着物屋ヨメのゆらり生活日誌2015.1より


ここのシワは絶対ついちゃいますよね、干してリセット
上前のシワは木綿ならアイロンかけします

濃い色や縞、格子、絣といった柄付けのものはシワが目立ちにくいの普段着向き。無地場の多いものほどシワが目立ちやすいもんですよね。


汚さない工夫
・着る前には手洗い(汚れた手で触らない)
・半衿を多めに出す・衣紋をぬく
 これはファンデ汚れ防止の為。ファンデ汚れは顔や髪が衿にこすれるから出来る汚れなのでちゃんと衣紋を抜くことと、着物の衿につかないように普段着の場合は半衿を気持ち多めに出してます

 半衿は汚れたら交換します

・外出の時は塵よけ(コートや羽織)を着用
満員電車とか、変なところで汚れが付く事って多いんですよね。なのでいい帯の時は特に帯付き姿では出ませんー

・汚れるのがわかってる時はたすき掛け、上っ張り、割烹着を着る
汚れる時にはエプロンです

・袖とお太鼓と裾を意識して動く
着物に着なれてくると自然とオートで出来るようになります。
が、誰もが一度は袖ぽっちゃんや衿飛び散りなどを一度は経験します。
失敗って大事ですよね。。。。

着物屋ヨメのゆらり生活日誌2015・1より


半衿を多めに出す着方、10年前は批判する人もいた着方ですが、
最近はちらほら見つけるので普通になってきている?かな?

ヤケを防ぐ工夫
・紫外線をあてない
保存場所は光あたらなくて湿度の低いところ
しばらく置いておく時には風呂敷などでカバー
というわえけで我が家には大判の風呂敷が何枚も何枚もあります

着物屋ヨメのゆらり生活日誌2015,1より


よもや風呂敷がこんなに生活の一部となってしまうとは…
ってぐらい風呂敷のある生活になっています

田舎のタンスから出てくる引き出物の大判風呂敷、めっちゃ使いやすい
いる?って言われたら速攻でもらっていきます(笑)
うちでは現役選手です(常に募集中)

次回
管理の仕方も変わってきます


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