「ことば」を超える何か。
人と人のコミュニケーションに、「ことば」は欠かせない。
だけど、ときどきすごくもどかしく感じる。
ことばでは言い表せないような気持ちを伝えたいとき、
ことばという枠に当てはめてしまうと、言いたいことがまっすぐ伝わらないような気がする。
便利だけど、とっても不便。
だから私は、ことば以外の全てを使ってお話しするようにしている。
それは、表情だったり声の高さだったり、まとっている空気だったり。
全身から、目には見えないエネルギーのようなもので、相手を包むような。
たとえば、すっごく好きな人に、「好きだよ」って伝えたい時。
好きっていう気持ちで相手を包み込むようなイメージをして、それを全身で表現する。
気持ちが「ことば」の枠からあふれだす。
文字として受け取られなくても、
なんだかあったかい気持ちになるなぁ、とか
なんだか安心する、とか
そういうふわっとしたものを感じてくれると嬉しい。
「想い」に重さはない。大きさもない。
だから、どんなものにも乗せられると思う。
「ことば」じゃなくても、伝える方法はたくさんある。
これが、コミュニケーションなんだと思う。
「ことば」を超えて、空気であなたとお話したい。
言葉を綴ることで生きていきたいと思っています。 サポートしていただいた分は、お出かけしたり本を読んで感性を広げるのに使います。 私の言葉が誰かに届きますように。