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20歳になった時の着物への気持ち

実は私は20歳の頃全く着物に興味なかった。

みんなと同じ格好で1日だけのために高い着物に金かけて意味わかんない。と振袖を着る意味も買う意味もわからず、全く着たいとも思わず、そのお金を両親からもらって イギリスに留学していた。成人式当日も式に出たくないと理由で凍えるような寒さのロンドンから家族のいる日本へ帰ることはしなかった。
だからそういう子たちの気持ちはすごいよく分かる。

今回着物写真を撮りたいと依頼してくださった彼女もその1人だったかも。そんな彼女が縁あって「私のスタイリングだったら着物が着たい」って 言ってくれたなんて本当に光栄だし私の仕事を認めてもらえた最高の瞬間。

そしてそれを理解して影で頑張ってくれた彼女のお母さんも素晴らしい。

私の20歳の頃は着物は「保守的に着る」か「着ない」の2択だけだったけど、江戸時代は「着物を保守的に着る」か「着物を好きなように着る」の2択だったわけだ。2択という意味では同じだね。

この時代は「着物を自分の好きなように着る」という3択になって来たね。 ただそれに今は洋服が入って「洋服を保守的に着る」と「洋服を好きなように着る」が入ったわけだな。 選択肢が増えてワクワクするね。

着物だからとかでなく、なんでも好きなように着られる時は着たらいいね。だいたい大きくなったらみんなマナーは守る分別はついてるんだから、そんな時だけ服装のマナーを守る時だけ洋服でも和服でも守ったらいいよ。わかんなかったら聞けばいいだけ。あとは楽しもう。

photo: rinasmilephotography Stylist: kimono_salaokabe HMUA: yumi_mua

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