見出し画像

3度目のチャレンジ

一番はじめに着付けを習ったのは、今から10年程前でした。
友人から着付けを習っていることを聞き、
着物を着られるってかっこいいな、素敵だな、
と思ったことがきっかけでした。

祝い事などで、祖母や母、叔母が着物を着ていても
特に何も思わなかったのですが、
同年代の友人が習っていることにとても良い刺激を受けました。

習い始めて、ある程度は着られるようになりましたが、
コースが終わると着物を着る機会もなく、
せっかく覚えたこともあっという間に忘れてしまいました。
そして当時はまだ若かったせいか、
揃えるものが多かったり、準備に時間かかることを面倒に感じてしまい、
着物からは疎遠になっていきました。

その後、数年経つと、再び興味が湧き、
いち瑠の別の教室に通い始めたのですが、引っ越しを機に通えなくなり、
また忘れ…そんなことを繰り返していましたので、
次こそは、という思いでもう一度、
初級コースから習い始めることにしました。

だんだんと着物が着られるようになることがとても楽しく、
また着物や小物類を眺めることもまた、とてもワクワクしました。
以前から日本の伝統文化に興味があり、
日本刺繍を習っていたこともありましたので、
小物類や着物、帯の柄を眺めることはとても楽しい時間でもありました。

お出掛け講座やイベントへの参加では、
きちんと着られるか、自分で髪をまとめられるか、着崩れは大丈夫かな、
などなど、たくさんの不安と緊張がつきまといましたが、
自分で着物を着て出掛けると少しずつ自信もついてきました。

着物の楽しさは、着る前の準備の時間の中にもあります。
若い時には面倒と感じていたことも、10年経ち大きく変化しました。
着物は洋服と違い、簡単にぱっと着て出掛けられるものではありません。
しかし、前日から準備しどんな小物を合わせようかと考える時間も、
楽しいものです。いつもより時間がゆっくり流れるような気もします。

気がつけば、あっという間に極みコースまできてしまいました。
着物へのハードルは今ではとても低くなりました。

出掛けると、まだまだすぐに疲れてしまいますが、
どんどん着物を着てお出掛けし、
着物の楽しさをもっと追求していきたいと思っています。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!