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映画#126『AIR/エア』

『AIR/エア』(”Air”)

監督:ベン・アフレック
出演:マット・デイモン、ベン・アフレック、ジェイソン・ベイトマン、マーロン・ウェイアンズ、クリス・メッシーナ、クリス・タッカー、ヴィオラ・デイヴィス、他
製作会社:Amazonスタジオ、スカイダンス・スポーツ、アーティスツ・エクイティ、マンダレイ・ピクチャーズ
配給:Amazonスタジオ(米国)ワーナー・ブラザーズ(日本)
公開:2023年4月5日(米国)4月7日(日本)
上映時間:112分
製作国:アメリカ合衆国

Wikipediaより引用

【あらすじ】
1984年、ナイキ本社に勤めるソニー・ヴァッカロは、CEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門を立て直すよう命じられる。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高かった。そんな中、ソニーと上司ロブ・ストラッサーは、まだNBAデビューもしていない無名の新人選手マイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑む。

映画.comより抜粋

画像出典:映画.com

「アディダス」「プーマ」などに並ぶ超有名スポーツ企業「NIKE」。
バスケットボール界隈のみならず、全世界のスポーツ界において多大なる影響を与えた「マイケル・ジョーダン」。
その二つが奇跡のコラボを果たして生まれたのが、今も尚全世界にて親しまれる「エア・ジョーダン」。

世界に名を轟かせた「二つの伝説」は、如何にして交わったのか?正真正銘「伝説の誕生」その瞬間を、この『AIR/エア』が描く。

主演は『フォードvsフェラーリ』のマット・デイモン。『アルゴ』を手がけたベン・アフレックは、今作の監督を務めると共にNIKEの代表取締役として出演もしている。


舞台は80年代アメリカ。オープニングとなる映像では当時のトレンドになったものがムービーとして登場するのだが、このオサレ感がもう堪らん。

丁度マイケル・ジョーダンが歴史的快挙を成し遂げた瞬間でもあるのだが、映画・音楽・ファッションをはじめとする大衆文化に溢れていたこの時代に愛着が湧いてくる……と同時に、我々の関心もまたこの映画にもぐぐーんと引き込まれていく。

うーむ、もし可能であればこの頃にタイムリープしてみたいものだ。笑


同じくスポーツブランドであるアディダスや、当時栄華を誇っていたコンバースに押され、危機に陥っていたNIKE。この窮地から脱するためには、生ける伝説ことマイケル・ジョーダンと専属契約を結ぶ他ない。

NIKEのキャッチコピーである「JUST DO IT」を、読んで字の如く行動に移し実行する主人公らの姿は実に爽快。それだけでなく、そういった奔走劇の合間合間に80年代当時特有の小ネタだったりを挟んでくるもんだから、観ていて全くもって退屈しない。

「NIKEがエア・ジョーダンを生み出すまでの物語」とだけ聞くと少々退屈な印象を受けるかもしれないが、これは是非とも騙されたと思って劇場へ足を運んでみて欲しい。シューズ愛好家の方々、バスケLOVEな方々、或いは私みたく80年代大好き人間なら、今作を鑑賞して大満足すること間違いなしだ。


当の私は「マットデイモンとベンアフが共演するんや。へぇ観に行こ」ぐらいのノリであった為、この予想外の面白さにはまさにビックラポンといった感じだ。

いやぁこれ、シューズ好きな奴が観たら本当に堪らんだろーな。高校の同級生にそういう奴がいた為か尚更痛感する。それに、80年代の雰囲気だとか当時の情勢だとか、そういった細かい部分を抜きにしても十分楽しめる映画であるため、私としては是非とも強くオススメしたい。

それではまた、次の映画にて。
(映画レビュー記事の下書きが溜まりすぎている。丁重に書きつつ消化せねば。)

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